米中首脳が会談 習氏「共に繁栄を」と歓迎―「素晴らしい未来」とトランプ氏
米中首脳が会談 習氏「共に繁栄を」と歓迎―「素晴らしい未来」とトランプ氏
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は14日午前、北京の人民大会堂で会談した。米国との戦闘終結に向けた交渉が行き詰まるイランを巡る情勢のほか、中国が「核心的利益」と位置付ける台湾の問題を議論。
習氏は会談冒頭、国際情勢が変化する中、「中米関係の安定化は世界にとって利益だ」と語り、「2026年は中米関係の過去を受け継ぎ未来を切り開く節目になる」と指摘した。その上で「ライバルではなくパートナーとして共に繁栄すべきだ」と呼び掛けた。
これに対し、トランプ氏は「われわれは共に素晴らしい未来を築いていく」と応じ、習氏を「偉大な指導者だ」と持ち上げた。さらに、米企業家らが対中貿易の推進を「期待している」と述べ、「米中関係はこれまで以上に良くなっていく」と関係深化に前向きな姿勢を打ち出した。

ホルムズ海峡開放で一致 イラン核兵器保有は容認せず―米中首脳
ホルムズ海峡開放で一致 イラン核兵器保有は容認せず―米中首脳
米ホワイトハウスによると、トランプ大統領と中国の習近平国家主席は14日、ホルムズ海峡について開放された状態であるべきだとの認識で一致した。習氏は同海峡の通航料徴収に反対する姿勢を表明したという。両国はイランの核兵器保有を容認しないことでも一致した。米側の発表では、台湾問題への言及はなかった。
ドイツ名門大、中国向け就活中止 「スパイ温床」懸念か―報道
ドイツ名門のアーヘン工科大学が、構内で予定されていた中国企業への就職をあっせんするイベントに会場を提供することを取りやめた。経済紙ハンデルスブラットが13日報じた。ドイツでは学術分野における中国との接近が「スパイの温床」になると問題視され始め、こうした懸念を踏まえた対応だとみられる。
主催したアーヘン中国研究者・学生協会の告知には、華為技術(ファーウェイ)や中国石油天然ガス集団(CNPC)、中国銀行、吉利汽車など各業界大手を含む約30の企業ロゴが並んでいる。協会は「不可解な圧力」を受けて会場変更を余儀なくされたが、18日に予定通り開催すると公表した。イベントは国籍にかかわらず、「全ての学生や卒業生に開かれている」と反発している。
長期金利上昇29年ぶり水準 利上げ観測で2・635%
14日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債(382回債、表面利率2・4%)の利回りが上昇し、一時2・635%を付けた。日本相互証券によると、1997年5月以来、約29年ぶりの高水準となった。日銀審議委員の14日の発言で利上げ観測が高まった。終値利回りは前日より0・045%高い2・630%。終値では日本相互証券の記録が残る98年12月以降で最高を更新した。

自転車青切符、初月2147件 違反検挙減、指導警告は1.5倍に―警察庁
自転車青切符、初月2147件 違反検挙減、指導警告は1.5倍に―警察庁
4月に始まった自転車の交通反則金制度(青切符)について、警察庁は14日、開始1カ月間の交付が全国で2147件(暫定値)だったと発表した。より悪質な違反に対する交通切符(赤切符)を含めた検挙数は計2980件と前年同月(赤切符のみ)の約6割で、慎重な運用がうかがえた。一方、違反に注意を促す指導警告票は前年の月平均の1.5倍となる13万5855件だった。

妻と死別の高齢男性、認知症倍増 死亡リスクも、千葉大研究
妻と死別した高齢の男性は認知症や死亡のリスクが倍増する―。千葉大が、こうした研究結果をまとめた。一方、夫と死別した女性は健康への悪影響が見られにくく、生きがいのある人が増えるなど対照的な結果となった。調査した研究者は、高齢男性は仕事中心の生活を送ってきたケースが多く、心身のサポートを配偶者に依存している傾向にあるのではないかと指摘する。
妻を亡くした男性は、認知症になった割合が4~6年後に2・3倍になり、認知症のリスクが高くなっている。死亡リスクも3~4年後に1・9倍となった。一方、夫を亡くした女性は認知症リスクが上昇する可能性が示唆されたが、断定はできず、死亡リスクとの関連も見られなかった。
誕生直後の極小銀河を観測 宇宙初期、130億年前
約138億年前の宇宙誕生から約8億年後に生まれたばかりの極小銀河「LAP1―B」の観測に成功したと、金沢大などの国際研究チームが13日付英科学誌ネイチャーに発表した。銀河に含まれる酸素の量がこれまで見つかった銀河の中で最も少なく、重い元素もほとんどない成長初期の状態とみており、銀河誕生の解明につながると期待している。

