2025年11月9日 今日の出来事

クマ被害相次ぐ 青森・秋田・新潟

クマ被害相次ぎ4人けが 青森、秋田の店舗や住宅

青森、秋田両県の店舗や住宅敷地内で9日、男女計4人がクマに襲われけがをした。いずれも意識はあり、命に別条はない。

クマに襲われ60代男性けが 自宅敷地、新潟・新発田

9日午前7時20分ごろ、新潟県新発田市で、60代の男性から「自宅敷地内で1メートルぐらいの成獣のクマに脇腹を爪で引っかかれた」と110番があった。新発田署によると、病院に搬送されたが、命に別条はない。

命がけでも日当9000円 ガソリン代などで赤字に それでも「誰かがやらねば」

命がけでも日当9000円 ガソリン代などで赤字に それでも「誰かがやらねば」

北海道猟友会 堀江篤会長
「自分たちは命を懸けてやっている。それなのにこれですかと。なかには行政とうまくいかない支部部会があります。一番少ないところで9000円前後、1回の出動すべてで」

「1万円前後なら低い。弾代も1発につき1000円前後かかる。今は燃料代も高いし、(仕事を)休んで、有休を取ってまで出る人もいる。本来ならば足りない」

実質ボランティア状態で、猟友会のハンターたちの犠牲の精神に頼っているのが現状です。

クマ被害急増のルーマニア、駆除ルールを緩和 直ちに射殺可能に

クマ被害急増のルーマニア、駆除ルールを緩和 直ちに射殺可能に

ルーマニア政府は6日、クマの駆除に関して「まずは脅かして追い払う」などと規定していた法律を改正し、人間に危害を与えそうな場合、速やかに射殺できるようにする案をまとめた。日本ではクマによる被害が増えているが、ヒグマの生息数が欧州で最も多いとされるルーマニアでも、人里にクマが出没して人間を襲うケースが増加している。

ルーマニア環境省によると、ルーマニアでは過去20年間でクマに襲われて26人が死亡し、274人が重傷を負った。昨年には登山中だった19歳の男性が死亡する事案があり、対策を求める声が高まっていた。

岩手、宮城で震度4 M6・7、津波観測

岩手、宮城で震度4 M6・7、津波観測

9日午後5時3分ごろ、岩手、宮城両県で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は三陸沖で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・7と推定される。

気象庁は岩手県に津波注意報を発表。久慈港と大船渡で20センチ、宮古と釜石で10センチの津波を観測した。JR東日本によると、東北新幹線は仙台―新青森間で停電が発生し、運転を一時見合わせた。

日曜日夜にかけて東~北日本は本降りの雨 月曜日は冬型に 晴れる太平洋側も冷たい北風強まる 北海道は再び雪に

日曜日夜にかけて東~北日本は本降りの雨 月曜日は冬型に 晴れる太平洋側も冷たい北風強まる 北海道は再び雪に

きょう(日)は、低気圧や前線の影響で、午後は東日本や北日本を中心に本降りの雨となる所が多くなりそうだ。北陸や北日本の日本海側では、夜になると雨脚の強まる所もある見込み。あす(月)は冬型の気圧配置となり、北陸や北日本では雨や雪が降りやすく、北日本は平地でも雪の降る所がありそうだ。太平洋側は晴れ間が戻っても、全国的に北風が強まる見通し。日中は気温が上がる所も、午後は一気に冷えてくる。関東などは気温の変化が大きくなるため、服装などに気をつけたい。

高支持率の高市内閣 自民内に早期解散論「来年1月ベスト」 公明離脱で慎重論も

高支持率の高市内閣 自民内に早期解散論「来年1月ベスト」 公明離脱で慎重論も

高市早苗内閣の支持率が報道各社の世論調査で60~70%台の高水準となったことを受け、自民党内で衆院の早期解散論が出始めている。閣外協力の日本維新の会と合わせても衆参両院で少数与党という状況の中、世論を追い風に衆院だけでも過半数を回復し、政権運営を安定させたい狙い。ただ「ロケットスタート」の勢いがどこまで続くかは不透明で「まずは実績づくりが先だ」と冷ややかな声も上がる。

首相は5日の衆院代表質問で早期の解散・総選挙について「今は考える余裕はない」と否定的な意向を改めて強調した。

NHK党の立花党首を逮捕 元県議の名誉毀損容疑…兵庫県警

NHK党の立花党首を逮捕 元県議の名誉毀損容疑―兵庫県警

兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題で県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務め、1月に死亡した竹内英明元県議=当時(50)=に関する虚偽情報を発信したとして、県警は9日、名誉毀損(きそん)容疑で、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)=東京都港区六本木=を逮捕した。認否を明らかにしていない。

同時通訳ソフト、近く公開 AIで「人類の夢」実現へ…独DeepL

同時通訳ソフト、近く公開 AIで「人類の夢」実現へ―独DeepL

人工知能(AI)による自動翻訳ソフトを手掛けるドイツIT企業DeepL(ディープエル)のクテロフスキー創業者兼最高経営責任者(CEO)は9日までに、時事通信など一部メディアのインタビューに応じ、現在開発中の同時通訳ソフトを「近いうちに」公開すると明らかにした。言語の壁を越えるという「人類の夢」を実現すると強調した。日本語への対応も目指している。

既に実用化されている音声認識と自動翻訳を組み合わせた技術で、5日にベルリンで行われた同社のイベントで実演された。マイクで拾ったドイツ語を数秒遅れで、話者の声色に近づけた流ちょうな英語に変換した。クテロフスキー氏は「技術的な基礎は整っており、磨きを掛けているところだ」と述べた。