2025年9月13日 今日の出来事

車のスマホ「ながら運転」 死亡事故率3.7倍 被害家族、厳罰化訴え

車のスマホ「ながら運転」 死亡事故率3.7倍 被害家族、厳罰化訴え

運転中に携帯電話で通話したり、スマートフォンを注視したりする自動車の「ながら運転」(ながらスマホ)を巡り、被害者やその家族からは厳罰化を求める声が上がっている。

警察庁の統計によると、自動車のながらスマホは2019年12月に罰則が強化され、死亡・重傷事故は19年の105件から20年は66件に減少した。しかし、23年は厳罰化前を上回る122件となり、24年は136件とさらに増えている。スマホのアプリがより便利になっていることが一因と考えられている。

死亡事故の発生率は携帯電話などを使っていない時より約3・7倍高く、危険性が浮き彫りになっている。

「飛鳥・藤原の宮都」を調査 世界遺産候補、ユネスコ諮問機関…奈良

「飛鳥・藤原の宮都」を調査 世界遺産候補、ユネスコ諮問機関―奈良

2026年の世界文化遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」(奈良県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査が終わった。文化庁などは13日、奈良県橿原市内で記者会見し、同庁文化遺産国際協力室の則本浩佑室長は「一定の理解は得られたと感じている」と述べた。

調査は5日間にわたり非公開で行われ、世界遺産の評価基準を満たしているかや保全管理の状況などについて確認があったという。イコモスは調査結果を踏まえ、来年春ごろに登録の可否をユネスコに勧告する。

北海道から九州北部、大雨警戒 低気圧や前線で…気象庁

北海道から九州北部、大雨警戒 低気圧や前線で―気象庁

北海道南西部や東北北部、東海、九州北部では13日、日本海に延びる前線や前線上の低気圧の影響で雨が強まった。14日朝にかけて低気圧は北海道を通過し、前線が南下する見込み。気象庁は大雨に警戒し、落雷や突風、ひょうに注意するよう呼び掛けた。

北海道の渡島・檜山地方は14日未明まで、石狩・空知・後志地方と胆振・日高地方は13日夜遅くから14日明け方まで、線状降水帯が発生する恐れがある。

三重県四日市市では13日午前7時10分までの12時間雨量が250.5ミリに上り、この地点の観測史上最多記録を更新。北海道登別市では午後5時までの6時間雨量が86.0ミリとなった。

岸和田だんじり祭、豪快に駆ける 名物「やりまわし」に歓声

岸和田だんじり祭、豪快に駆ける 名物「やりまわし」に歓声

大阪府岸和田市の伝統行事「岸和田だんじり祭」が13日始まり、だんじりが南海電鉄岸和田駅前の商店街や岸和田城など、市内名所を豪快に駆け巡った。商店街のアーケード前には重さ約4トン、高さ約4メートルのだんじりが「ソーリャ、ソーリャ」と威勢の良いかけ声とともに次々登場。法被を着た「大工方」がうちわを手に屋根で舞った。

だんじり祭は、五穀豊穣を願う行事として、約300年前に始まったとされる。海側に位置する22町でそれぞれ管理するだんじりが参加し、14日まで開かれる。

市場が4年で5倍「クエン酸飲料」 「疲労感軽減」「血圧下げる」酸っぱい効果

市場が4年で5倍「クエン酸飲料」 「疲労感軽減」「血圧下げる」酸っぱい効果

9月に入っても続く猛暑、目もくらむような疲れや息切れ…。対策として売り上げを伸ばしているのがクエン酸含有食品だ。昔から、梅干しやレモンの輪切りなどの酸味に疲労回復効果を体感することはあったが、「クエン酸」が意識されることはあまりなく、むしろ重曹などと並ぶ汚れ落とし剤の印象の方が強いかも? しかし、最近は健康面での研究が進み「疲労感軽減」や「血圧を下げる」とうたう機能性表示食品が目立ってきた。

イスラエル・パレスチナ共存支持 ハマス奇襲を非難、国連総会が宣言…日英仏など142カ国賛成、米は反対

イスラエル・パレスチナ共存支持 ハマス奇襲を非難、国連総会が宣言―日英仏など142カ国賛成、米は反対

国連総会は12日、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を支持する「ニューヨーク宣言」を日本や英仏など142カ国の賛成多数で採択した。イスラエルや米国など10カ国が反対し、12カ国が棄権した。