- 「悲惨さ、悲しみ詰まっている」短歌を式典で2度読み上げ 石破首相
- 「各国首脳は広島を訪れ被爆の実相確かめて」 市長が平和宣言で訴え
- 米軍、広島原爆投下2日後の分析で「死者10万人」 米シンクタンク
- 静岡市で41.4度観測 国内史上2位に並ぶ…気象庁
- 東北と北陸中心に大雨警戒 気象庁
- 仙台七夕まつりが開幕 色鮮やかな吹き流し街彩り
- 日本人、過去最大の90万人減 外国人人口は最多367万人…総務省
- 「1票の格差」衆院最大2.103倍 アダムズ方式でも拡大継続…時事通信試算
- 新築分譲マンション価格 千葉・市川は「億」目前に 25年1~5月
- マハティール氏が九州大で講演 世界情勢に危機感…福岡
- mRNAワクチンへの投資中止 「予防効果なし」と主張…米厚生長官
- インド北部で豪雨災害、約100人不明か 4人死亡、家屋も多数被害
「悲惨さ、悲しみ詰まっている」短歌を式典で2度読み上げ 石破首相
「悲惨さ、悲しみ詰まっている」短歌を式典で2度読み上げ 石破首相
広島市で6日にあった平和記念式典のあいさつで、石破茂首相は被爆した歌人の短歌を引用し、2度にわたって読み上げた。
「太き骨は先生ならむ そのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」
原爆の猛火に襲われて教師を頼って死んでいった子どもたちと、最後まで教え子を守りながら命を落とした教師の無念を伝えている。歌人は正田篠枝(1910~65年)で、爆心地の南東1・7キロの自宅で被爆した。正田は戦後、自らが目の当たりにした情景や知人らの体験を歌に詠んだ。この1首を含む100首を収録した歌集「さんげ」を47年に作った。
「各国首脳は広島を訪れ被爆の実相確かめて」 市長が平和宣言で訴え
「各国首脳は広島を訪れ被爆の実相確かめて」 市長が平和宣言で訴え
米国による原爆投下から80回目の「原爆の日」を迎えた6日、広島市中区の平和記念公園で平和記念式典が開かれた。松井一実市長は平和宣言で、軍備増強の動きが世界中で加速し、核兵器の保有を肯定する考え方が強まりつつある現状に懸念を示した。その上で、「核兵器廃絶への思いを市民社会の総意にしていかなければならない」と訴えた。
米軍、広島原爆投下2日後の分析で「死者10万人」 米シンクタンク
米軍、広島原爆投下2日後の分析で「死者10万人」 米シンクタンク
米ジョージ・ワシントン大のシンクタンク、国家安全保障公文書館は5日、米軍が1945年の広島への原爆投下2日後に、初期分析として「少なくとも死者10万人」と推計した文書を新たに公開した。「ヒロシマ・ミッション」との題名で、「広島はもはや存在しない」と記録されていた。
文書では「市の中心部から半径1万8000フィート(約5500メートル)の地域はきれいに消し去られた」「建物のがれきさえ残されていない」などと被害の甚大さを指摘。「控えめに見積もっても最低10万人の広島の住民が、日本軍指導者たちにより不必要に犠牲となった」とした。広島市は45年12月末までに約14万人が死亡したと推計している。
静岡市で41.4度観測 国内史上2位に並ぶ…気象庁
東・西日本は6日も太平洋側を中心に晴れ、最高気温35度以上の猛暑日になる所が多かった。気象庁によると、静岡市駿河区(静岡地方気象台)で41.4度を観測した。全国で40度以上になったのは今夏7日目、12都府県計23地点(重複含まず)に上った。
5日に国内史上最高41.8度になった群馬県伊勢崎市は、6日は39.2度だった。同県桐生市は39.7度、徳島県美馬市は39.5度、東京都八王子市は39.3度を観測した。神奈川県では小田原市が39.2度、横浜市中区(横浜地方気象台)が38.1度となり、いずれも地点ごとの過去最高を更新した。
東北と北陸中心に大雨警戒 気象庁
日本海から東北地方に延びる前線の影響で、東北や北陸は6日、激しい雨が降る所があった。7日は前線上の低気圧が北海道付近へ進むほか、前線が南下する見込み。気象庁は東北や北陸を中心に大雨に警戒するよう呼び掛けた。
新潟、富山、石川の各県は7日朝にかけ、線状降水帯が発生する恐れがある。日本列島の広い範囲で大気の状態が不安定になり、落雷や突風、ひょうにも注意が必要という。
仙台七夕まつりが開幕 色鮮やかな吹き流し街彩り
東北三大祭りの一つで、華やかな吹き流しが街を彩る東北の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が6日、仙台市で開幕した。8日まで。小雨の中、見物客は色とりどりのささ飾りを見上げ、手を伸ばしたり写真を撮ったりして楽しんだ。
メイン会場となった市中心部のアーケード街には、約1・7キロにわたって大型の吹き流しが所狭しと並んだ。大きいものは4メートルを超え、繊細な和紙が重なり合って風にそよぐ姿が楽しめる。

日本人、過去最大の90万人減 外国人人口は最多367万人…総務省
日本人、過去最大の90万人減 外国人人口は最多367万人―総務省
総務省は6日、住民基本台帳に基づく今年1月1日現在の人口を発表した。日本人は1億2065万3227人で、前年より90万8574人(0.75%)減った。16年連続の減少で、減少数・率ともに過去最大。外国人は前年比35万4089人(10.65%)増の367万7463人で、外国人の集計を始めた2013年以降最多を更新した。

「1票の格差」衆院最大2.103倍 アダムズ方式でも拡大継続…時事通信試算
「1票の格差」衆院最大2.103倍 アダムズ方式でも拡大継続―時事通信試算
総務省が6日に公表した住民基本台帳人口(1月1日現在)を基に、議員1人当たりの人口格差(1票の格差)を時事通信が試算したところ、衆院小選挙区では最大2.103倍となり、昨年の2.080倍から拡大した。違憲判断の目安とされる2倍以上の開きがあった選挙区は12に上った。
新築分譲マンション価格 千葉・市川は「億」目前に 25年1~5月
新築分譲マンション価格 千葉・市川は「億」目前に 25年1~5月
不動産情報サイトを運営するライフルは、東京都と周辺3県の新築分譲マンションの価格動向(2025年1~5月)をまとめた。平均価格が千葉県市川市で9000万円に達し、県内で初の1億円が見えてきた。都心のマンション価格高騰が周辺に波及しており、同社の専門家は「当面はこの上昇傾向が続く」と分析している。
マハティール氏が九州大で講演 世界情勢に危機感…福岡
日本などを経済発展の手本とする「ルックイースト(東方)政策」で知られるマレーシアのマハティール元首相(100)が6日、福岡市の九州大で講演した。分断の進む世界情勢に触れ、「世界は間違った方向に向かっている」と危機感を示した。
マハティール氏はトランプ政権下の米国を例に挙げ「昨今のリーダーは自国の利益のみを追求している」と指摘。「本来は国連が機能し、貿易の問題などは解決されなければならない」と訴えた。
mRNAワクチンへの投資中止 「予防効果なし」と主張…米厚生長官
mRNAワクチンへの投資中止 「予防効果なし」と主張―米厚生長官
米厚生省は5日、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの開発計画への投資を中止すると発表した。ワクチン懐疑論者のケネディ長官は保健政策の方向転換を進めており、今回の発表もその一環となる。
ケネディ氏は声明で「これらのワクチンは新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症に対して予防効果はないことが明らかになった」と一方的に主張した。約5億ドル(約740億円)に上る計22件の開発計画に対する連邦政府の資金提供を打ち切る考えを示した。
インド北部で豪雨災害、約100人不明か 4人死亡、家屋も多数被害
インド北部で豪雨災害、約100人不明か 4人死亡、家屋も多数被害
インド北部ウッタラカンド州で5日、集中豪雨により鉄砲水や土石流が発生し、少なくとも4人が死亡した。同州の村で約100人が行方不明になっているとの情報もあり、当局が捜索活動を続けている。地元メディアが伝えた。