2025年8月3日 今日の出来事

気候変動で食料高騰 世界各地、日本のコメも…22~24年調査

気候変動で食料高騰 世界各地、日本のコメも―22~24年調査

気候変動を背景とした極端な高温などが原因で、2022~24年にかけて世界各地の食料品価格が高騰したとの分析を欧州の研究チームがまとめた。日本のコメや欧州のオリーブオイル、ブラジルとベトナムのコーヒー豆といった幅広い商品に影響し、インフレ深刻化や格差拡大といった社会問題にもつながっていると警鐘を鳴らした。

分析では、過去に記録がないほどの極端な高温や干ばつ、豪雨が価格急騰の要因になったとみられる18カ国の16事例を特定。日本では24年8月の猛暑の後、9月にコメの価格が前年同月比48%上昇したケースを挙げた。

5日火曜は関東中心に40℃以上続出か 過去経験した事がない酷暑の原因は元台風8号

5日火曜は関東中心に40℃以上続出か 過去経験した事がない酷暑の原因は元台風8号

連日、危険な暑さが続いていますが、今週前半が酷暑のピークとなりそうです。特に、5日(火)は関東を中心に40℃以上が続出する予想。過去、一日に40℃以上観測地点の最多は6地点ですが、これを上回る可能性があります。暑さも災害です。過去経験した事がない酷暑となるおそれがあるため、熱中症など一層の警戒が必要です。

選挙介入、監視・規制を強化 政府、偽情報対策で法整備も

情報戦、日本は無防備 斎藤孝道・明大教授

介入の意図や背景、対策の必要性について、明治大サイバーセキュリティー研究所の斎藤孝道教授に聞いた。

対策には各国が苦労している。根拠法がなければ取り締まりや捜査ができないため、まずは法整備が必要になる。今の日本は無防備で、狙い撃ち状態だ。

日本は国際秩序の中でメインプレーヤーとみなされておらず、第一の標的ではない。ただ、ロシアは日本に影響工作を仕掛けて同盟国・米国と引き離し、米国の弱体化を図ろうとしている。現在ロシアによるウクライナ侵攻はこう着状態にあり、選挙介入を含めた情報戦は今後も展開されるだろう。

選挙介入、監視・規制を強化 政府、偽情報対策で法整備も

サイバー攻撃被害も「災害」…停電や断水、通信障害などインフラ障害を自然災害と同様の位置づけに

サイバー攻撃被害も「災害」…停電や断水、通信障害などインフラ障害を自然災害と同様の位置づけに

対応方針は、関係省庁による連絡会議で6月末にまとめた。サイバー攻撃が巧妙化する中、甚大な社会的影響に的確に対処するためのもので、大規模インフラ障害として、人為的ミスを含むシステム障害で引き起こされた大規模停電、通信障害などを想定している。

「新総裁で連立追求ベスト」 自民・斎藤前経産相

「新総裁で連立追求ベスト」 自民・斎藤前経産相

自民党の斎藤健前経済産業相は3日、フジテレビ番組に出演し、石破茂首相(自民総裁)が辞任した上で、野党の一部を加えた連立政権を模索するのが望ましいとの認識を示した。「新しい総裁の下で、新しい連立を追求することが日本のためにはベストだ」と強調した。「安定した政権ができなければ、下野するとの覚悟を持って取り組むべきだ」とも述べた。

米労働市場、悪化鮮明に トランプ政策の影響じわり…雇用統計

米労働市場、悪化鮮明に トランプ政策の影響じわり―雇用統計

1日公表の7月の米雇用統計では、5、6月分の非農業部門就業者数が大きく下方修正され、堅調だと思われていた米労働市場が急激な鈍化に見舞われたことが鮮明となった。統計の結果に不満なトランプ大統領は責任者を解任したが、大統領が推し進める高関税政策や移民規制強化の影響が出始めており、雇用悪化は覆い隠せそうにない。

大幅な修正の結果、5月の就業者数は前月比1万9000人増、6月が1万4000人増と、低い伸びにとどまった。7月も市場予想を下回る7万3000人増となった。アトランタ連邦準備銀行のボスティック総裁は米テレビで「雇用が大きく鈍化している明白な兆候だ」と、警戒感をあらわにした。

マンホール転落、硫化水素を検出 埼玉・行田、基準値の約8倍

マンホール転落、硫化水素を検出 埼玉・行田、基準値の約8倍

埼玉県行田市でマンホールに男性作業員4人が転落し死亡した事故で、行田署は3日、亡くなったのは同市の本間洋行さん(53)らで、いずれもさいたま市の下水道調査会社の社員だと明らかにした。地元消防や市によると、事故後に下水道管内を測定した結果、国の基準値(10ppm以下)の約8倍の濃度の硫化水素が検出された。署は同日にも4人を司法解剖して死因の特定を進め、業務上過失致死の疑いも含め捜査する。

新潟長岡の花火大会開幕 戦後80年、慰霊の白菊

新潟長岡の花火大会開幕 戦後80年、慰霊の白菊

日本三大花火大会の一つとされる「長岡まつり大花火大会」が2日夜、新潟県長岡市の信濃川河川敷で始まった。戦後80年となる太平洋戦争の戦没者への慰霊を込めた「白菊」を3発打ち上げて開幕。3日も開かれる。

2日間で34万席のチケットが完売した。1879年に地元の神社の祭りで花火を打ち上げたことが起源とされる。戦時中の中断期間を経て、戦後の1947年に再開した。