石破・自民党大敗で選対委員長を辞任の小泉進次郎に「逃げ足が早い」「弁当食べてただけ」政治家の“スキル”を問う声(週刊女性PRIME 2024/10/28)
「選挙対策委員長の私の責任。まだ結果は出ていませんが、私の力不足で申し訳ない。全て私の責任」
10月27日の投開票を受けて、NHKのインタビューに無念の表情を見せた自民党「選挙対策委員長」小泉進次郎氏。党単体としても、自公としても議席が過半数割れとなった衆議院議員選挙を受けて、翌28日に責任をとって辞任した。
石破茂内閣の“広報部長”として、各区で苦戦が伝えられた“負のイメージ”を払拭すべく尽力してきた進次郎氏。それでも結果を出せなかったことに対し、自ら潔く身を引いてみせた格好に。
「石破首相、そしてナンバー2の森山裕幹事長は進次郎氏を慰留する方針でしたが、意思は固かった。人気者が故に、彼だけに責任を押し付けたと見られてしまったことで党のイメージ悪化が懸念されます。
自身の責任問題にも発展しかねないわけで、石破首相としては“辞めさせるわけにはいかない”のが本音だったことでしょう」
全国紙政治部記者が党内のドタバタを明かす一方で、有権者である国民が進次郎氏を見る目はもっとシビアだ。辞任意向のニュースを受けてSNS上では、
早々に石破泥船から降りた
《進次郎は責任取る発言か。 周りがよく見えているというか、嗅覚が鋭いというか、逃げ足が早いというか。もう次を見据えてるのね。 そこは流石だわ》
《進次郎氏としては、責任云々以上にここで早々に石破泥船から降りないと、自分に負けイメージが張り付いてしまうから、早く石破政権と縁を切りたいって意図もあるんだろうな》
《進次郎めっちゃ要領いいと思いますよ。責任取って潔く辞任っていうイメージと同情を得れるし、グダグダな石破執行部からは距離を置けるし。流石機を見るに敏だなって思いました》
選挙で大敗した石破内閣を“泥舟”と見做し、自身も沈む前に“脱出”するための辞任と見る向きも上がっていた。
「政権発足後から、一部の世論調査では支持率28%と“危険水域”からのスタートとなった石破内閣。そもそも党内でも解散総選挙のための内閣であって、“短命”政権であることは想定済みだと見る向きも。
案の定、“やはり石破さんでは戦えない”と、党内では来年7月の参院選を見据えた退陣論も浮上しています。総裁選で石破首相を推した議員からも、これから“手のひら返し”が始まるかもしれません」(前出・記者、以下同)
「弁当食べてばかり」の選対委員長
一方、進次郎氏のそもそもの選対委員長としての“手腕”を疑う声もーー。
《進次郎さん、責任取って辞意!みたいなちょっとカッコ良い感じになってるけど、選挙期間中、選対委員長って何かしてたの?弁当食べてる写真しか印象残ってないけど。。外向きには何もしちゃいけないポストなの?》
《進次郎って選挙期間弁当の写真しかイメージが無いwwポンコツだろw》
全国を飛び回って各候補の応援に出向いていたはずの進次郎だが、選挙期間中に自身のXに投稿されるのは《今日のお昼》との、移動中にお弁当を食べる姿ばかり。肝心の演説内容がほとんど投稿されていたいことで、選対委員長としての“仕事ぶり”を問われたわけだ。
「いわゆる“裏金議員”の選挙での処遇について、当初は“原則公認”、比例代表での重複を認めていた石破首相でしたが、世論から批判の声が上がると覆して非公認としました。この対応を強く進言したのが進次郎氏だといいます。
つまりは彼の“判断”が大敗要因の一つになったのも否めないわけで、責任を取ったことは筋が通っているとも言えます。ただ、目の先にあるのは総理の椅子。辞任することが“けじめ”なのか、それとも次のステップを見極めてなのか、進次郎氏は世間が思っているよりも“政治家”なのは間違いないと思います」
はたして進次郎氏の胸の内はーー。