「日本維新の会」また炎上! 新マスコットに「歴史を知らんのか」とツッコミ殺到(日刊ゲンダイ 公開日:2023/08/20 06:00 更新日:2023/08/20 06:00)
また「日本維新の会」が炎上している。今回は「マスコットキャラクター」にツッコミが殺到している。
維新が発表した新キャラクター「いしんのしし」は、イノシシをモチーフにしたもの。改革に猪突猛進する行動力、清廉潔白を示したという。応募作品400点のなかから最終候補4点に絞り、馬場代表が採用作品を選んだ。
ところが「維新の志士」という響きなのに、キャラクターは維新の志士を弾圧した「新選組」そっくりの羽織をまとい、ハチマキを締めているため、ネット上で「歴史を知らないのか」といった書き込みが相次いでいるのだ。
《こら、維新、もっと歴史を勉強しろ。新選組は志士を倒す側や》
《維新の議員に歴史的教養がないのが明らかになった。新選組は佐幕派なのにねぇ》
《安心の維新クオリティ》
恐らく、馬場代表は日本の歴史にまったく興味がなく無知なのだろうが、それにしても周囲もチェックしなかったのだろうか。
ネット民が呆れているのは、「日本維新の会」は、つい最近、国際情勢についても、不勉強をさらけだしていることだ。
日経新聞が、建設が遅れている大阪万博のパビリオン建設について、「チェコが着工に必要な申請手続きを行った」と報じると、維新の幹部である東徹参院国対委員長が、旧ツイッターに<チェコスロバキアの申請手続きを歓迎します>と書き込んだのだ。しかし、チェコスロバキアという国は、1993年にとっくになくなっている。
SNSには
<世界情勢に興味がないとこうなります>
<万博開催国でこれはマズい>
<国際情勢も知らないで万博だって>
と批判が殺到した。
維新の政党支持率は、3カ月連続で下落している。これ以上、失態をさらすと、さらに支持率が下がる可能性がある。
「もともと、精緻な政策というより、イケイケでやってきたのが維新です。議員の質が悪いのか、スキャンダルも多い。最近は、馬場代表のスキャンダルも週刊誌に報じられています。いわゆる<維新クオリティー>のままだと、いずれ限界がくるでしょう」(政界関係者)
日本維新の会は、次期衆院選の候補予定者に徹底的に「政策」を勉強させているそうだが、まず代表に勉強させた方がいいのではないか。