蓮舫氏、都知事選へ出馬表明 「小池都政をリセット」 〝女傑が激突〟

小池百合子氏と蓮舫氏〝女傑が激突〟7・7、都知事選 政治・経済

蓮舫氏、都知事選へ出馬表明 「小池都政をリセット」

蓮舫氏、都知事選へ出馬表明 「小池都政をリセット」(共同通信 2024/05/27)

立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が27日、党本部で記者会見し、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に無所属で立候補すると表明した。「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットする先頭に立つ。古い政治と決別し、本当に必要な政策に予算を振り向ける」と動機を述べた。小池百合子知事(71)が無所属で3選出馬の意向を固めており、知名度が高い2人による激戦の構図が見込まれる。

蓮舫氏は会見で、派閥の政治資金パーティー裏金事件など自民の「政治とカネ」問題を批判。かつて都議会自民を「ブラックボックス」と評した小池氏が、自民と二人三脚になっているとして「小池氏では改革はできない」と主張した。

また、小池氏の公約達成度を疑問視し、18歳以下の子どもへの月5千円給付など最近の施策について「公金を使った事前の選挙運動と思えてしまう」と述べた。議員辞職するかどうかは「党執行部と相談する」とした。

都知事選には広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)ら20人以上が立候補の意向を表明している。

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小池百合子氏と蓮舫氏〝女傑が激突〟7・7、都知事選 石丸伸二氏も参戦で大混戦へ「いい勝負になる」「カギは無党派層」

小池百合子氏と蓮舫氏〝女傑が激突〟7・7、都知事選 石丸伸二氏も参戦で大混戦へ「いい勝負になる」「カギは無党派層」(zakzak by 夕刊フジ 2024.5/27 11:41)

東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)は大混戦の様相だ。立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が立候補の意向を固めたことが分かった。27日午後に記者会見を開いて表明する。現職の小池百合子知事(71)が3選を目指して無所属で出馬する意向を固めており、自民党や公明党が支援する方向だ。日本維新の会も対抗馬を立てる方針のほか、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)ら20人以上が出馬表明している。

大混戦の様相

自民党が政治資金パーティーの裏金問題などで支持が低迷するなか、立憲民主党は4月の衆院3補選で全勝した勢いに乗り、知名度の高い蓮舫氏を共産党などとの統一候補として都知事選に臨むとみられる。

蓮舫氏は東京都出身で、青山学院大学在学中に芸能界デビュー、1988年に「クラリオンガール」に選ばれた。タレント活動やキャスターを経て北京大学に留学。2004年の参院選で初当選し、現在4期目を務める。

民主党政権では「事業仕分け」で注目を集め、行政刷新担当相などを務めた。16年に民進党(当時)の代表選に出馬する際、日本と台湾の「二重国籍」が問題となった。蓮舫氏は17歳の時に日本国籍を取得していたが、台湾籍を離脱したのは16年9月だった。

一方、小池氏は29日開会の都議会定例会で立候補を表明する方向で、支援団体などとの調整も始めている。少子高齢化対策や東京の国際競争力強化、脱炭素などの政策を訴えるとみられる。

小池氏は2016年、女性では初めて首都のトップに就き、20年に再選を果たした。2期目は新型コロナウイルスや東京五輪・パラリンピック開催などの対応に当たった。

4月には「学歴詐称問題」も報じられたが、小池氏は疑惑を否定している。

自民党は独自候補を見送り、小池氏を応援する見通し。1期目から良好な関係が続く公明党も支援に回るとみられ、小池氏が特別顧問を務める地域政党、都民ファーストの会も全面的に支える。

有馬晴海氏「いい勝負になる」鈴木哲夫氏「カギは無党派層」

政治評論家の有馬晴海氏は「小池氏の3選へ無風だと思われたが、蓮舫氏の出馬で面白い展開になる。小池氏の方が実績やメッセージの発信力は数段上だが、今回は自民党も支持基盤が干上がり、小池氏も神通力の低下が指摘されており、蓮舫氏が勝てる要素はある。いい勝負になるのではないか」とみる。

ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「組織では都民ファースト、自民、公明がつく小池氏が有利だが、蓮舫氏は立民、共産に加え国民民主党がどう動くかも注目される。小池氏、蓮舫氏とも固定ファンに人気だが、カギを握るのは東京で圧倒的に多い無党派層だ」と指摘した。