公明が「大量落選」、全国で過去最悪の12人 立憲、補選全敗の1人負けでも岡田幹事長「非常にいい戦い」 維新の地方議員、首都圏でも急増

衆院千葉5区補欠選挙で街頭演説をする岡田克也幹事長 政治・経済

公明が「大量落選」 全国で過去最悪の12人、東京23区で8人落選

公明・山口代表が反省「厳しく自らに問いかけ」 統一選で12人落選
(朝日新聞 2023年4月24日 19時53分)

公明党の山口那津男代表は24日の記者会見で、統一地方選で擁立した候補が過去最悪の12人落選となったことについて、「私自身の力の及ばなかったことを厳しく自分自身に問いかけなければならない」と語った。

公明は計1555人を擁立。前半戦で2人、後半戦で10人が落選した。12人落選は1998年に現在の公明になってからは過去最悪。山口氏は、日本維新の会の伸長を理由にあげ「あおりを受けて全体の順位も下がり、惜しくも届かなかった候補も出てしまった。こうしたことをしっかりと読み切った上で、戦略戦術を立てていく必要がある」と語った。

公明は統一選を国政選挙並みに重視。「全員当選」を目標に掲げて党幹部らが連日各選挙区に応援に入っただけに、「かなりの衝撃だ」(党関係者)と危機感が広がっている。

全員当選は07年統一選を最後に遠ざかっているが、落選者は11年2人、15年4人、19年2人にとどまっていた。

東京・練馬区議選で4人、全区議選では擁立152人中8人 その理由は?
(東京新聞 2023年4月24日 22時25分)

23日に投票された東京特別区の区議選で、公明党の公認候補152人のうち8人が落選した。前回は擁立した150人が全員当選。一昨年の都議選でも23人全員が当選するなど高い当選率を誇っていただけに、「考えられない状況だ」(党都本部関係者)と動揺が広がっている。

◆山口代表「新規参入の陣営が高得票した分、届かず」

港、目黒、杉並、大田区で各1人が落選し、練馬区は11人中、現職4人が届かなかった。定数50の練馬区は48位(2991票)から54位(2878票)までの7人が公明候補。50番目の最下位当選と次点の差は30票だった。

山口那津男代表は24日の記者会見で、全国的に躍進した日本維新の会が東京23区内でも議席を伸ばしたことに触れ、「新規参入の陣営が高得票した分、わずかに当選ラインに届かない人が出てしまった。教訓を今後にいかしたい」と述べた。練馬区で維新は公認候補3人が当選した。

公明党は今回、統一地方選前半戦の愛知県議選や大阪市議選などでも落選者を出した。

立憲、補選全敗の1人負けでも岡田幹事長「非常にいい戦い」…SNSで高まる責任論「執行部は退陣しろ」

立憲、補選全敗の1人負けでも岡田幹事長「非常にいい戦い」…SNSで高まる責任論「執行部は退陣しろ」(FLASH編集部 2023.04.24 17:30)

4月23日に投開票された衆参5補欠選挙で、立憲民主党は公認候補を出した衆院千葉5区、山口4区、参院大分選挙区で「全敗」。参院大分選挙区では、比例で当選していた吉田忠智氏が議員を辞職したうえで出馬しており、立憲は補選前より1議席減となった。

自民党は衆院の千葉5区、山口2区、同4区、参院大分選挙区を制し4勝。補選前より1議席増となった。日本維新の会は衆院和歌山1区で自民に勝利。大阪府、兵庫県以外で初の衆院小選挙区での議席獲得となった。

「千葉5区では野党候補が乱立し、無党派層の支持を獲得しきれず敗北。逆に、野党統一候補を擁立した大分選挙区では、わずか341票差で敗北。どちらも泉健太代表ら党幹部が連日、選挙応援に入ったにもかかわらず、勝ちきれませんでした。

山口2区では、無所属で出馬した平岡秀夫氏を菅直人元首相ら有志グループが支援したものの、党本部は及び腰で敗北。和歌山1区では候補を擁立せず、維新に議席を奪われることとなりました。

立憲は泉健太代表が就任以降、2022年7月の参院選で敗北。さらに、岡田克也幹事長、安住淳国対委員長と新執行部体制で挑んだ今回の補選でも敗北となりました。

統一地方選では、維新が目標に掲げた『地方議員600人以上』を達成しており、次期衆院選で野党第一党の座を奪われかねません」(政治担当記者)

岡田克也幹事長は、24日未明、党本部で記者団の取材に応じ、3候補が全敗したことについて「特に足らなかったところは思い当たらない。非常にいい戦いができていた」と悔しさをにじませた。

泉代表ら執行部の責任については「代表は補選で責任をとるとかいう話ではない。私も代表から言われない限りは幹事長を続ける。次の衆院選でしっかり結果を出したい」と否定した。

だが、SNSでは、泉代表ら立憲執行部の責任を問う声が拡がっている。

《立憲全敗。立憲は泉岡田執行部の責任問題にならなきゃ党が潰れる》

《衆参補選で、立民全敗。自民党が強いんじゃなくて、立憲民主党が弱いってことにいい加減気づけよ。昔は応援してたのに、今は全然応援できません》

《泉代表ら立憲現執行部は退陣しろ。選挙に全く勝てない。補選では自民の圧勝、維新も1議席、立憲は全敗。千葉も落として良いところがひとつもない。維新と連携したところで立憲には全く利がない》

泉健太代表は、24日未明、自身のTwitterにこう書き込んだ。

《衆参補欠選挙、そして全国の統一地方選挙。立憲民主党の候補者への、皆様の力強いご支援に心より感謝申し上げます。激戦の選挙区もあり、一歩及ばす無念でなりません。まずは党でこの結果の分析・総括を行ってまいります。全国の皆様のご支援、本当に有難うございました》

連敗を分析・総括しなければ、党勢の退潮は止められそうもない。立憲はこのまま、維新に野党第一党の座を奪われてしまうのだろうか。

( SmartFLASH )

維新の地方議員、首都圏でも急増 トップ当選続出、他党に広がる動揺

維新の地方議員、首都圏でも急増 トップ当選続出、他党に広がる動揺(朝日新聞 2023年4月24日 20時00分)

日本維新の会が首都圏でも勢いを見せた。23日に投票された市区町村議選の結果、維新は東京都内の地方議員数を従来の22人から73人に急増させた。統一地方選では神奈川県などでも勢力が大きく伸びた。争った他党からは「大阪の党だと思っていたが……」と伸長ぶりに驚きの声が漏れた。

維新によると、都内では70人の候補を擁立し、67人が当選。さらに、上位当選の多さが目立った。朝日新聞の集計では、都内の当選者のうち49人が上位3分の1以内の得票順。議員選があった都内41市区のうち、新宿区や世田谷区、武蔵野市など11市区で1位当選し、江戸川区では維新の新顔が1位と2位を占めた。

9日投開票の県と政令指定市の議員選でも、維新は神奈川県内で改選前の2議席が25議席に、埼玉県内でゼロから5議席に増加。今回も同県川口市や千葉県浦安市で1位当選したほか、同県市川市や神奈川県藤沢市など東京に近い市で2議席を獲得した。

維新、地方議員ら774人に 統一選目標達成、衆院選準備急ぐ
(JIJI.COM 2023年04月24日18時36分)

日本維新の会の馬場伸幸代表は24日の記者会見で、統一地方選の結果、現職を含めて首長・地方議員が774人に達したと発表した。維新が掲げた地方議員ら600人の目標を達成。次期衆院選に向け「全選挙区に候補者を立てることを目標にやっていく」と述べ、野党第1党を目指して擁立作業を急ぐ考えを示した。

馬場氏はこれまで「600人」目標に届かなければ辞任する意向を示していた。馬場氏は「気力としてはまだまだやる」と続投を宣言した。