ロシアで内紛勃発! プーチン大統領「黄金の豪邸与えた“愛人”カバエワ」に娘たちが猛反発する特殊事情

プーチン大統領が抱える3つの大きな問題 国際

ロシアで内紛勃発!プーチン大統領「黄金の豪邸与えた”愛人”カバエワ」に娘たちが猛反発する特殊事情(FRIDAY 2023年3月16日)

湖を臨む広大な森の中に、その豪邸はある。テーブルやシャンデリア、イスなど大半の家具が黄金。近くにはサウナ、プール、エステなど様々な施設があるという。

ロシアの独立系メディア『プロエクト』が2月28日に報じたのは、プーチン大統領が北西部ヴァルダイ湖畔に作ったという別荘の存在だ。『プロエクト』によると、プーチン大統領がこの大豪邸を「愛人」といわれる元新体操の金メダリスト・カバエワ氏に買い与え、2人の間に生まれた子どもたちと暮らしているという。

「プーチン大統領とカバエワ氏が親密であることは、ロシア最大のタブーです。’08年4月にはロシアのタブロイド紙『モスコフスキー・コレスポンデント』が、2人が男女関係にあると報道しました。しかし直後に同紙は資金難を理由に突如休刊。プーチン大統領の怒りをかい、潰されたと噂されているんです」(全国紙国際部記者)

では、なぜ今回プーチン大統領とカバエワ氏のプライベートな情報が表沙汰になったのだろうか。ロシア情勢に詳しい、筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が解説する。

「ロシア国内で内紛が起きているからですよ。カバエワ氏は’09年12月、父親を明らかにしないまま男児を出産しています。プーチン大統領の子どもではないかといわれているんです。プーチン大統領の寵愛を受けるカバエワ氏が、いずれは息子をロシアのリーダーにしたいと考えて当然でしょう。

これに反発しているのが、元夫人のリュドミラ氏と長女マリア氏、次女のカテリーナ氏です。2人の娘は30代後半になります。自分たちこそ、正当なプーチン大統領の後継者と考えているはずです。カバエワ氏への厚遇はおもしろくないでしょう」

豪邸の「暴露合戦」

2月には、元夫人リュドミラ氏がスペインに保有する豪邸の存在が明らかに。そして今回、ヴァルダイ湖畔に建つカバエワ氏の別荘について報じられた。中村氏によると、両勢力側からの「暴露合戦」になっているのだという。

「プーチン大統領に近しい人間が豪邸など莫大な資産を持っていることがわかれば、ロシアと対立する欧米諸国による経済制裁の対象となりますからね。相手の足を、お互いに引っ張っているんです」

プーチン大統領には、以前から健康不安説がささやかれている。長女と次女の2人の娘には、壮大な野望があるという。中村氏が続ける。

「プーチン大統領は3つの大きな問題を抱えています。健康不安説に泥沼化するウクライナ情勢、『愛人』と娘たちの内紛です。八方ふさがりの状態で、体調が優れないことから引退も視野に入れていると思います。そこで『女帝』として名乗りをあげようとしているのが娘たちでしょう。

ロシアにとって『女帝』とはエカチェリーナ2世を指します。ロマノフ王朝を勃興させ、ロシア帝国を築いた偉大な皇帝です。ロシア国内では、現在でも絶大な信仰と尊敬の念が持たれています。娘たちは、エカチェリーナ2世の再来になろうとしているんだと思います。ウクライナ紛争で行き詰まり国際社会から孤立しつつあるロシアを復活させるには、自分たちが『女帝』になるしかないと」

プーチン大統領の「次」を狙い、様々な人間が蠢くロシア。「偉大なる帝国」の再興は、一筋縄ではいかないようだ。