死者最大5万人、千葉の地震想定 津波12メートル超、房総半島沖
死者最大5万人、千葉の地震想定 津波12メートル超、房総半島沖
千葉県は26日、最新のデータに基づき見直した地震被害想定を公表した。房総半島東方沖でマグニチュード(M)8・5の巨大地震が発生した場合を初めて盛り込み、太平洋沿岸を最大12メートル超の津波が襲い、県内だけで死者が最大約5万7200人に上ると算出した。
房総半島沖で約千年前に大規模な津波をもたらす地震が起きた可能性があるとの調査結果を研究機関が示したため検討。早ければ20分程度で太平洋沿岸に広く津波が押し寄せ、いすみ市で最大12・8メートル、銚子市で同12・5メートル、勝浦市で同10・6メートルに達するとした。
ナウマンゾウ、1万年早く絶滅か 気候変動影響で新説
日本列島に生息していたナウマンゾウの絶滅は、これまで考えられてきた説より約1万年も早い、約3万3千~3万5千年前だとする化石の分析結果を、東海大などのチームが26日に発表した。人類の活動と重なる期間も限られることになり、絶滅の主要因は人類による狩猟ではなく、急激な温度上昇など繰り返す気候変動の影響が大きかった可能性が高いという。
これまでは約2万4千年前に絶滅したと推定されていた。チームは青森や島根、愛媛の各県で出土した化石から、コラーゲンだけを丁寧に取り出して不純物を除去する方法で、正確に年代を特定した。
教会の奴隷制関与「許し請う」 ローマ教皇が謝罪
ローマ教皇レオ14世は25日に公表した就任後初の重要文書「回勅」で、教皇庁が奴隷制の正当化に関与した過去の歴史を認め、謝罪した。「多くの人々が耐え忍んだ計り知れない苦しみと屈辱を思うと、深い悲しみを禁じ得ない。教会の名において心から許しを請う」としている。
教皇は、教会が中世に奴隷を所有し、教皇庁が近世に君主の求めに応じて異教徒を奴隷にするため介入したと指摘。そうした行為が19世紀に非難されるようになるまで長い時間を要したのは「キリスト教の記憶における傷」で、否定も軽視もできないと強調した。
日米豪印、エネルギー安保で新枠組み 重要鉱物協力も
日本と米国、オーストラリア、インドの連携枠組み「クアッド」の外相は26日、ニューデリーで会合を開き、エネルギー安全保障や重要鉱物協力での新枠組み創設を決めた。中東情勢緊迫化を受けたサプライチェーン(供給網)の混乱に対処する一方、重要鉱物市場を支配する中国への依存からの脱却を図る。
中国、民間AI人材に渡航制限 自国技術の保護狙い―報道
米ブルームバーグ通信は26日、中国が自国の民間企業に勤務する人工知能(AI)分野の主要人材に対し、国外への渡航制限を設けていると報じた。米国とのAI競争で優位に立つため、先端技術を保護する狙いがあるとみられる。
制限対象の企業には、中国電子商取引大手アリババ集団やAI新興企業ディープシーク(深度求索)などが含まれる。これまでも中国は、著名な大学の研究者や核関連の科学者、国有企業幹部といった重要人物に対して渡航制限を課してきた。

