7月訪日客、月間最多329万人 前年比41%増、中国2・5倍
7月訪日客、月間最多329万人 前年比41%増、中国2・5倍
政府観光局は21日、7月に日本を訪れた外国人客は推計329万2500人だったと発表した。前年同月比では41・9%増加し、月間での最多を更新した。300万人超えは5カ月連続。円安が引き続き追い風で、夏休みシーズンとなったことも押し上げ要因となった。主な国・地域別では中国が約2・5倍の77万6500人で、前年最も多かった韓国を抜いてトップとなった。
7月の訪日客数を主な国・地域別に見ると、中国の次に多かったのは韓国で前年同月比20・9%増の75万7700人。次いで台湾が35・4%増の57万1700人、香港が29・0%増の27万9100人、米国が26・3%増の25万1200人の順だった。
都内で大雨、帰宅時間直撃 新宿駅では水漏れ、構内で傘差す姿も
都内で大雨、帰宅時間直撃 新宿駅では水漏れ、構内で傘差す姿も
東京都内は21日夜、大雨の影響で交通が乱れ、通勤客らの帰宅を直撃した。気象庁は同日午後7時、港区付近で1時間に100ミリの雨を観測したとして東京都に記録的短時間大雨情報を出した。
JR東海によると、東京都内で雨量が規制値に達したため、東海道新幹線は東京―新横浜駅間で、21日午後6時40分ごろから約50分間、運転を見合わせた。JR東日本によると、JR山手線も内・外回りで一時運転を見合わせ、中央線や京浜東北線、東海道線でも上下線の一部に遅れが発生した。
23日は北海道で大雨 週明けは台風が本州に接近か 前線停滞で接近前から大雨の恐れ
23日は北海道で大雨 週明けは台風が本州に接近か 前線停滞で接近前から大雨の恐れ
台風9号から変わった低気圧の影響で、北海道は23日(金)にかけて大雨。週明けは新たに発生する台風が本州に接近する可能性。日本付近は前線が停滞するため、台風が接近する前から雨量が多くなる恐れも。
「11月衆院選」の見方広がる 自民、新総裁「鮮度」に懸念
自民党総裁選の投開票が9月27日に決まったことで、早期解散が取り沙汰される衆院選の日程に注目が集まる。新総裁は召集された臨時国会で首相指名選挙や組閣などを行い、国会審議にも応じる必要があるため、衆院解散までには一定期間を要する。ただ、総裁選から間を置けば、自民が期待する「選挙の顔」としての「鮮度」が落ちる可能性もある。新総裁は世論の動向を見極めて判断することになる。
かつて麻生政権は発足直後の解散を見送ったことで衆院議員任期満了間際の総選挙に追い込まれ、下野を余儀なくされた。今回も衆院選がずれ込むと、「刷新」イメージを保てるかどうかは不透明だ。政府関係者は「歯車が一つ狂えば、来年の任期満了選挙もあり得る」と話す。
「大規模取り出しへの一歩」 福島第1のデブリ試験採取…規制委員長
「大規模取り出しへの一歩」 福島第1のデブリ試験採取―規制委員長
原子力規制委員会の山中伸介委員長は21日の定例記者会見で、東京電力が22日から始める東京電力福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しについて、「(将来の)大規模な取り出しに向けた技術開発の第一歩だ」との認識を示した。
試験的取り出しを巡っては、装置の準備が難航するなどして、当初2021年中としていた着手時期が3回延期された。これについて山中委員長は「廃炉を着実に安全に進めていくことが一番の目的だ」と強調。「(東電には)慎重にやっていただいたと理解している。今回の取り出しを機に(技術などの)蓄積をしてほしい」と述べた。
「ハリス氏勝利へ全員で戦う」 オバマ氏が基調演説…米民主党大会2日目
「ハリス氏勝利へ全員で戦う」 オバマ氏が基調演説―米民主党大会2日目
11月の米大統領選に向けた民主党全国大会は20日、2日目を迎え、オバマ元大統領が基調演説を行い同党候補のハリス副大統領(59)と副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事(60)の必勝を誓って団結を呼び掛けた。「私たちが信じる米国のために全員で戦わなければならない」と訴えた。
オバマ氏は、自身の副大統領を務めたバイデン大統領(81)について「大きな危機の中で民主主義を守り抜いた」と称賛。その上で、「ハリス氏にバトンは手渡された。米国はより良い物語を求める準備が、『カマラ・ハリス大統領』を迎える準備ができている」と強調した。