2024年8月2日 今日の出来事

東京株、2216円安 米景気懸念で急落、史上2番目の下げ…87年ブラックマンデー以来

東京株、2216円安 米景気懸念で急落、史上2番目の下げ―87年ブラックマンデー以来

2日の東京株式市場は、米国の景気減速不安を背景に全面安となった。日経平均株価の終値は前日比2216円63銭安の3万5909円70銭で、米国など世界的株価大暴落「ブラックマンデー」を受けて1987年10月20日に3836円48銭安を記録して以来、史上2番目の大きな下げ幅となった。

敦賀2号機「不適合」決定へ 社長聴取も原電側主張認めず…再稼働、事実上不可能に・規制委

敦賀2号機「不適合」決定へ 社長聴取も原電側主張認めず―再稼働、事実上不可能に・規制委

日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の新規制基準への適合性審査で、原子力規制委員会は2日、「不適合」とする方針を決定した。審査継続を求める原電の村松衛社長から意見聴取したが、原電側の主張は認めなかった。山中伸介委員長が事務方の原子力規制庁に審査書案の作成を指示した。

東京電力福島第1原発事故後にできた新規制基準では、活断層の上に原子炉建屋など重要施設の設置を認めておらず、新基準不適合が正式決定されると2012年の規制委発足後初のケースとなる。9年近くにわたった審査の結果、敦賀2号機の再稼働は事実上不可能となり、原電は廃炉を含む厳しい選択を迫られる。

米国とロシアが大規模身柄交換 トルコ仲介、米記者ら26人

米国とロシアが大規模身柄交換 トルコ仲介、米記者ら26人

トルコ大統領府は1日、情報機関、国家情報機構(MIT)の仲介で、米国とロシアなどで拘束されていた計26人の大規模な身柄交換が首都アンカラで実施されたと発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナルは1日、ロシアでスパイ罪に問われ収監中だった同紙のエバン・ゲルシコビッチ記者が解放されたと発表した。冷戦時代を含めて最大規模の身柄交換が行われたもようだ。

大統領府によると、26人は7カ国の刑務所に収監されていたという。対象者には、ゲルシコビッチ氏のほか、ロシアで収監中だったポール・ウィラン元米海兵隊員らが含まれるとした。

「冷戦後最大規模」 欧米側8人、ロシア側16人の収監者を身柄交換

奈良・十津川村で39.9度 各地で猛暑日、熱中症警戒…気象庁

奈良・十津川村で39.9度 各地で猛暑日、熱中症警戒―気象庁

東北から九州は2日も晴れて気温が上昇し、西日本を中心に35度以上の猛暑日を観測した地点が相次いだ。気象庁によると、奈良県十津川村(風屋)で39.9度、福岡県太宰府市で39.3度と、両地点の観測史上最高を更新した。

全国240以上の地点で猛暑日を観測し、高知県四万十市と大阪府枚方市が39.1度、愛知県豊田市が38.8度となった。主要都市の最高気温は名古屋38.5度、大阪37.8度、福岡36.3度、東京都心(千代田区)33.9度だった。

夏休み、34%が1日2食以下 ひとり親家庭の子、貧困で

夏休み、34%が1日2食以下 ひとり親家庭の子、貧困で

ひとり親家庭の34%で、子どもが夏休み中に1日2食以下で過ごしていることが2日、民間団体の調査で分かった。コメをおかゆにしてかさ増ししたり、親が1日1食に減らしたりする例もあった。ひとり親家庭は貧困率が高く、物価高の中、給食がない夏休みは食費など家計の負担が増えることが背景にある。

調査はNPO法人「ひとり親家庭サポート団体全国協議会」が7月下旬にインターネットで実施。全国の約2100世帯が回答した。ほとんどが母子家庭で、7割が小中学生のいる世帯だった。

新型コロナ感染者、12週連続増 お盆明けに流行ピークか

新型コロナ感染者、12週連続増 お盆明けに流行ピークか

厚生労働省は2日、全国約5千の定点医療機関から7月22~28日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は7万2003人だったと発表した。12週連続の増加。1医療機関当たりの感染者数は14・58人で、前週比1・07倍だった。

厚労省担当者は「例年お盆明けに感染拡大のピークを迎えている。帰省などで高齢の方に会ったり、大人数で集まったりする際は体調に留意して換気などの基本的な感染対策をしてほしい」と話している。 感染者数は39都道府県で前週より増えた。1医療機関当たりの人数が多かったのは佐賀31・38人、宮崎25・98人、熊本25・46人と九州に集中。

ふるさと納税、総額1兆1千億円 23年度、返礼品充実で過去最高

ふるさと納税、総額1兆1千億円 23年度、返礼品充実で過去最高

総務省は2日、ふるさと納税制度による2023年度の寄付総額は1兆1175億円だったと発表した。1兆円を超えるのは初めて。返礼品の品目充実や仲介サイトによる特典ポイント付与に加え、物価高騰下の節約志向で利用が伸びた。寄付で居住自治体の住民税が軽減される利用者は約100万人増え、初めて1千万人に達した。住民税納付義務者のおおむね6人に1人が利用している計算だ。最も寄付を集めたのは宮崎県都城市で194億円だった。

電車で荷物発火、2人けが モバイルバッテリーか

電車で荷物発火、2人けが モバイルバッテリーか

2日午後1時半ごろ、大阪府泉佐野市上町3丁目の南海電鉄泉佐野駅で、難波発関西空港行き急行電車に乗っていた男子中学生のリュックサックから火が出た。府警などによると、入っていたモバイルバッテリーが発火したとみられ、近くにいた70代女性が背中に、30代女性が左腕にやけどを負い搬送された。いずれも軽傷とみられる。