2024年7月30日 今日の出来事

広瀬めぐみ参院議員の事務所捜索 特捜部 公設秘書の給与詐取疑い

広瀬めぐみ参院議員の事務所捜索 特捜部 公設秘書の給与詐取疑い

公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は30日、東京・永田町にある自民党の広瀬めぐみ参院議員(岩手選挙区)の議員会館事務所をはじめ、関係先に詐欺容疑で家宅捜索に入った。

広瀬氏を巡っては3月、週刊新潮が広瀬氏の公設第2秘書の給与詐取疑惑を報道。2022~23年に公設第2秘書として公設第1秘書の妻を届け出ていたが、勤務実態はなかった疑いがあると指摘していた。

体操男子が団体総合「金」、スケボー堀米V2 馬術は92年ぶりメダル

体操男子が団体総合「金」、スケボー堀米V2 馬術は92年ぶりメダル パリ五輪第4日

パリ五輪第4日の29日、体操男子の団体総合で日本が2大会ぶりの優勝を果たした。スケートボード男子ストリートでは堀米雄斗=三井住友DSアセットマネジメント=が2大会連続の金メダルに輝いた。白井空良(そら)=ムラサキスポーツ=は4位で、14歳の小野寺吟雲(ぎんう)は予選落ちだった。

マイナ保険証の普及にまたカネ投入、それでも利用率は低迷したまま

マイナ保険証の普及にまたカネ投入…「上限倍増」の次は「期間延長」 それでも利用率は低迷したまま

厚生労働省は30日、マイナ保険証の利用が増えた病院や薬局に支援金を支給する利用促進キャンペーンの期間を、8月末まで1カ月延長すると発表した。当初は5~7月の3カ月間だった。マイナ保険証の利用率は6月時点でも1割に届いておらず、厚労省は期間延長について「医療機関や薬局において引き続き利用促進の取り組みを進めていただく」としている。

厚労省は、利用促進のため、217億円を予算に計上。支援金は、利用を増やした病院や薬局へのいわば報奨金だ。昨年10月に比べてマイナ保険証の利用が増えた場合、増加人数に応じて支給する。当初、支援金の上限は、病院で20万円、薬局や診療所で10万円だった。6月になって上限を倍増し、病院は最大40万円、薬局や診療所は20万円に引き上げた。

サンマ、来遊量は昨年並み低水準 小ぶり、水産庁が漁期の見通し

サンマ、来遊量は昨年並み低水準 小ぶり、水産庁が漁期の見通し

水産庁は30日、サンマに関して、今年の漁期(8~12月)に、日本の漁船が操業する北海道から千葉県沖にかけての漁場に来る来遊量の見通しを発表した。来遊量は昨年並みの低水準で、大きさは小ぶりになると予想した。8~9月の漁場は公海が中心になるとの見方を示した。

来遊量が低水準で漁場が遠く、漁のコストが膨らめば、サンマの価格は下がらず今年も食卓から遠のきそうだ。

コメ在庫が過去最少、高値の懸念 156万トン、前年比2割減

コメ在庫が過去最少、高値の懸念 156万トン、前年比2割減

農林水産省が30日発表した2024年6月末時点の主食用米の民間在庫量(速報値)は前年から約2割(41万トン)減の156万トンで、統計を取り始めた1999年以降で過去最少となった。23年産米の高温障害の影響や消費回復が背景にある。今年も昨夏同様の猛暑が続けば、品質の低下で流通量が落ち込む懸念もあり、在庫減少が続くと高値につながる可能性もある。需要はインバウンド消費がけん引し10年ぶりに増加に転じた。

電気ガス代、8月は全社値下がり 前月比 政府の補助金復活で

電気ガス代、8月は全社値下がり 前月比 政府の補助金復活で

電力10社と都市ガス4社が30日発表した8月使用分(9月請求)の家庭向け電気・ガス料金は、全社で前月に比べ値下がりした。政府がいったん終了した価格抑制を目的とした補助金を8月使用分から復活させることで大幅な負担減となる。

各電力の標準家庭向け料金で前月に比べ下落幅が最も大きいのは中部の1063円(電気料金7550円)。最小は北海道の899円(同8624円)だった。ガスの標準家庭向けは東京ガスが552円、大阪ガスが551円、東邦ガスが533円、西部ガスが423円それぞれ下がる。

6月の完全失業率2.5%、5カ月ぶり改善 有効求人倍率は1.23倍

6月の完全失業率2.5%、5カ月ぶり改善 有効求人倍率は1.23倍

厚生労働省が30日発表した6月の有効求人倍率は、前月から0・01ポイント低下し1・23倍だった。低下は3カ月連続。2022年3月以来、27カ月ぶりの低水準を記録した。物価高や円安の影響で、新規採用を見合わせる動きが出ているのが要因だ。

一方、総務省は30日、6月の完全失業率(同)が前月に比べて0・1ポイント低い2・5%だったと発表。5カ月ぶりに改善した。新たに求職する人が減ったことなどから、改善につながったと説明している。