2024年2月5日 今日の出来事

関東甲信で降雪、東京・千代田で6cm 23区にも大雪警報

関東甲信で降雪、東京・千代田で6cm 23区にも大雪警報

本州南岸の低気圧が発達しながら東へ進んだ影響で5日、関東甲信を中心に雪が降った。5日午後8時現在、各地の積雪量は、前橋市で9センチ▽さいたま市と甲府市で7センチ▽東京都千代田区で6センチ▽横浜市で4センチ▽宇都宮市で3センチ▽水戸市で1センチ――などとなっている。

5日午後6時から予想される24時間降雪量は、関東北部の山地で40センチ▽箱根から多摩や秩父にかけてと、甲信で30センチ▽関東北部や関東南部の平地で15センチ▽東京23区で8センチ――となっている。

東京23区東部全域に大雪警報

「政治とカネ」の透明性向上、首相が難色 裏金事件、再三問われ

「政治とカネ」の透明性向上、首相が難色 裏金事件、再三問われ

5日の衆院予算委員会では裏金事件に関し、政治資金規正法改正などについての基本姿勢をただした野党に対し、岸田文雄首相は政党から党幹部ら政治家個人に支出される「政策活動費」の使途公開に消極的な発言を繰り返すなど、透明性の向上に難色を示す場面が目立った。

自民、前橋・京都市長選で自民に逆風 保守王国・群馬に「地殻変動」

裏金事件「影響あった」 自民、前橋・京都市長選で逆風

4日投開票された前橋、京都両市長選は、自民党から推薦を受けた候補にとって厳しい選挙戦となった。

前橋市長選は、自民、公明両党が推薦した無所属現職の山本龍氏を、立憲民主党などの地方議員から支援を受けた元県議の新人、小川晶氏が破り、事実上の与野党対決を制した。

京都市長選は、自民、立憲、公明、国民民主の4党が推薦した元官房副長官で新人の松井孝治氏が、共産党が支援した弁護士の福山和人氏ら新人4氏に辛勝した。

外務省のシステムに中国がサイバー攻撃、公電含む大規模な情報漏えい

外務省のシステムに中国がサイバー攻撃、公電含む大規模な情報漏えい…主要な政府機関のシステム点検

外交上の機密情報を含む公電をやりとりする外務省のシステムが中国のサイバー攻撃を受け、大規模な情報漏えいが起きていたことがわかった。米政府は2020年に日本政府に警告して対応を求め、日本側は主要な政府機関のシステムを点検し、対策の強化を急いでいる。公文書の中でも、特に秘匿が求められる公電のシステムが破られるのは極めて異例だ。

デジタル政府指数、日本は35カ国中31位 コロナ禍の対応遅れ、5位から急落

デジタル政府指数、日本は31位 コロナ禍の対応遅れ、5位から急落

世界の先進国が加盟する経済協力開発機構(OECD)がこのほど発表した2023年版「デジタル政府指数」で、日本は調査対象の加盟33カ国中、31位に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大を教訓に、政府の電子化を強力に進める加盟国が目立つ半面、日本の対応は遅れ、前回順位の5位から急落した。

ロシアで夫の帰還訴える運動続く 軍に動員、政権の難題に

ロシアで夫の帰還訴える運動続く 軍に動員、政権の難題に

ウクライナ侵攻を続けるロシアで、軍に動員された夫の帰還を求める妻たちの運動が続いている。第2次大戦の戦死者の墓に花を手向ける活動には次第に参加者が増え、今月3日には取材した報道陣が警察に一時拘束された。国民の結束を重視する政権にとって難題になりつつある。

モスクワで動員兵の帰還訴え献花「早く夫を帰して」…当局が取材中の記者・カメラマン連行

対ハマス「取引に応ぜず」 イスラエル首相、ガザ南部進軍を強調

対ハマス「取引に応ぜず」 イスラエル首相、ガザ南部進軍を強調

イスラエルのネタニヤフ首相は4日、イスラム組織ハマスとの戦闘休止を巡る交渉に関し、「どんな犠牲を払っても、いかなる取引にも同意しない」と言明し、人質解放の手段としてハマスとの合意を求めない考えを強調した。パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止に向けた交渉は仲介役を交えて続いているが、イスラエル側が強硬姿勢を取り続ければ、合意が遠のく恐れがある。

24年の世界成長、2.9%に上げ 米経済好調で―OECD

24年の世界成長、2.9%に上げ 米経済好調で―OECD

経済協力開発機構(OECD)は5日発表した最新の経済見通しで、2024年の世界の成長率を2.9%と、昨年11月の前回予測から0.2ポイント引き上げた。低迷が続くドイツ中心のユーロ圏を引き下げ、個人消費が旺盛な米国を上方修正した。

スペイン北東部、水不足で非常事態宣言 「100年で最悪の干ばつ」

スペイン北東部、水不足で非常事態宣言 「100年で最悪の干ばつ」

スペイン北東部カタルーニャ自治州で水不足が深刻化し、市民に水の利用制限を求める非常事態宣言が発令された。発令は1日付。州政府は「過去100年で最悪の干ばつ」と危機感を強めている。

森林火災、死者100人超に 南米チリ

森林火災、死者100人超に 南米チリ

南米チリ中部バルパライソ州を中心に起きた森林火災は4日、乾燥や強風により火の勢いが増して家屋などへの被害が拡大し、死者は100人を超えた。南半球の夏場を迎えたチリは、折からのエルニーニョ現象の影響もあり、週末の気温が40度に到達して空気が乾燥。政府は軍も動員して、消火や救助を急いでいる。