2022年11月13日 今日の出来事

米中間選挙、民主が上院で優勢確実 バイデン政権「完敗」逃れる

米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で優勢を維持するのが確実になった。米CNNテレビが報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。

上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

ロシアから解放、喜びのウクライナ市民 ヘルソン、兵士を涙で歓迎

「ずっとみなさんを待っていました」。ウクライナが奪還した南部ヘルソン州の州都ヘルソンでは、市民が軍車両に乗った兵士を囲んだ。市近郊の村では、花束を渡して涙ながらに歓迎。人々は「ウクライナに栄光あれ」と叫び声を上げ、ロシアの支配から解放された喜びをかみしめた。11日、ネット交流サービス(SNS)に動画が多数投稿された。

ウクライナ軍はフェイスブックに市内の動画を投稿した。青と黄色のウクライナ国旗がはためく広場で、州特産のスイカを贈られた兵士が大勢の市民に敬礼。兵士はヘルメットに付けていた国旗柄のワッペンを外し「われわれの未来のために」と居合わせた赤ちゃんの胸に張り付けた。

ウクライナ・ヘルソンで11日、軍を歓迎し国旗を掲げる住民。車に「ウクライナ軍に栄光あれ」と書かれている。

岸田首相、中国が「主権侵害」と批判 東アジアサミット

岸田文雄首相は13日、カンボジアの首都プノンペンで開かれた東アジア首脳会議(EAS)に出席した。沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入する中国公船などを念頭に「東シナ海では中国による日本の主権を侵害する活動が継続・強化されている」と中国を批判した。ウクライナ侵攻を続けるロシアにも言及し「仮に核兵器が使用されることがあれば人類に対する敵対行為だ」とけん制した。

会議には中国の李克強首相、ロシアのラブロフ外相も出席した。岸田首相は両国に対し、日本の立場を鮮明に打ち出した形だ。

国会延長、法相交代で不可避、「1週間程度」軸 補正・新法成立に全力

葉梨康弘前法相の辞任を受け、12月10日までの今国会会期の延長は不可避との見方が政府・与党内で強まった。立憲民主党など野党が対決姿勢を見せ、審議日程が窮屈さを増しているためで、1週間程度延ばす案が軸になる。世論の逆風が強まる中、岸田文雄首相は2022年度第2次補正予算案と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の被害救済新法を確実に成立させ、信頼回復につなげたい考えだ。

首相は19日に東南アジア歴訪から帰国する。政府・与党は21日にも補正予算案を国会に提出し、同日中に審議入りした上で月内に成立させる段取りを描いてきた。これに対し、立民は「法相辞任の経緯や任命責任を首相に厳しくただす」(幹部)と勢いづいており、与党が想定する衆参2、3日ずつの審議日程で折り合えるか見通せなくなった。

10月に辞任した山際大志郎前経済再生担当相の例に倣い、野党が首相に衆参両院本会議での説明と質疑をまず求め、さらにずれ込むパターンもあり得る。 

米IT、大量解雇相次ぐ コロナで肥大化に大なた

米IT企業が大量解雇に踏み切り始めた。ツイッターは全従業員7500人の約半数、メタ(旧フェイスブック)は人員の1割強の1万1000人超を削減。各社はコロナ禍に伴うデジタル需要などを背景に組織を肥大化させてきたが、景気後退の懸念が強まる中、収益が圧迫されてきており、コスト削減で大なたを振るうことを余儀なくされている。

メタは、売り上げのほぼ全てを景気に左右されやすい広告収入に依存しており、足元の逆風をもろに受けた。本業のインターネット交流サイト(SNS)の業績は頭打ち傾向。次代の柱として期待するオンライン上の仮想空間「メタバース」事業に経営資源を投じてきたが、早期の収益化は見込みにくく、株主らからは不興を買っている。

米メタ本社前の看板、カリフォルニア州

ツイッターのリストラは、10月に同社を買収した実業家イーロン・マスク氏が主導。慢性化している赤字体質の改善を名目に、人員半減という大胆な策に踏み切った。

ツイッターの本社ビルにあるロゴマーク、米カリフォルニア州サンフランシスコ

このほかにも、配車大手リフトやオンライン決済大手ストライプが1割を超える人員削減を打ち出した。また、アマゾン・ドット・コムが数カ月採用を凍結するなど、さまざまな業態で景気減速の影響が広がっている。

朝日新聞元編集委員の早野透さん葬儀 田原総一朗さんら300人参列

東京都内で営まれた早野透さんの葬儀=2022年11月13日

元朝日新聞記者で編集委員やコラムニストを務め、5日に死去した早野透さん(享年77)の葬儀が13日、東京都内の葬儀場で営まれた。12日の通夜とあわせ、谷垣禎一元自民党総裁、海江田万里衆院副議長、山東昭子前参院議長、ジャーナリストの田原総一朗さんら約300人が出席した。

葬儀に参列した社民党の福島瑞穂党首は、早野さんと親交の深かった故・土井たか子元衆院議長の思いを代弁するかたちで弔辞を読み上げ、「優しく寛容な人だった。政党の大きさや立場にまったく関係なく、態度を変えない人だった」としのんだ。

早野さんとの複数の共著がある評論家の佐高信さんは「私にとってかけがえのない友であり、同志であり、相方だった」と遺影に語りかけた。

早野さんは1968年、朝日新聞社に入社。岐阜支局、政治部を経て編集委員などを務めた。96年4月から、退社する2010年3月まで政治コラム「ポリティカにっぽん」を担当した。政治部時代には田中角栄元首相の番記者を務め、著書に「田中角栄と『戦後』の精神」「日本政治の決算」などがある。退社後は桜美林大学教授などを務めた。

【関連記事】平野貞夫氏・佐高信氏・早野透氏による『3ジジ放談』 司会役の早野さん(元朝日新聞編集委員)死去

新型コロナ全国で6万8894人の感染 9日連続で前週同曜日を上回る

新型コロナウイルスについて、厚生労働省はきょう新たに全国で6万8894人の感染が報告されたと発表した。9日連続で前の週の同じ曜日を上回っていて、全国的に増加傾向となっている。東京都で新たに報告された感染者は6922人で、9日連続で前の週の同じ曜日を上回っている。

【1年前の今日の出来事】 2021年11月13日