ドリフの仲本工事さんが死去 81歳、車にはねられ入院中
横浜市で18日に車にはねられて入院していたザ・ドリフターズのメンバー、仲本工事（なかもと・こうじ、本名仲本興喜〈こうき〉）さんが19日午後10時22分、急性硬膜下血腫で死去した。81歳だった。
仲本さんは1941年、東京生まれ。64年に故いかりや長介さんが結成したザ・ドリフターズでギターを担当。69年に始まり、最高視聴率50.5%をたたき出した生放送番組「8時だョ！全員集合」（TBS系）では、メンバーの加藤茶さん、高木ブーさん、故志村けんさんらとコントを披露。仲本さんは中学高校で打ち込んだ器械体操の経験を生かし、体操着姿のコントで「体操の仲本」と親しまれた。
神奈川県警戸部署によると、仲本さんは18日午前9時10分ごろ、横浜市西区浅間町5丁目の市道で、パート男性（73）=同市南区=運転のワゴン車にはねられた。現場は信号機がない交差点で、横断禁止となっている道路上を1人で歩いて横断していたという。頭を打つなどしており、病院で手術を受けたという。
全国新規感染者数が前週比1.35倍に 新型コロナ、専門家組織提示
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」（座長＝脇田隆字・国立感染症研究所長）で20日、直近1週間の全国の新規感染者数が前週比で1.35倍となったことが示された。8月下旬以来、感染者数は減少傾向が続いていたが、加藤勝信厚労相は会合で「新規感染者数は増加に転じている」と述べ、今後の感染状況を注視する考えを示した。
厚労省によると、19日までの1週間の新規感染者数は沖縄以外の46都道府県で前週比で増加した。増加幅が大きいのは和歌山1.75倍▽香川と北海道1.60倍▽山形1.56倍――だった。都市部では、大阪1.40倍▽福岡1.38倍▽愛知1.28倍▽東京1.25倍――だった。
東京都で3489人のコロナ感染を確認、30～80代の男女6人死亡
東京都は20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3489人確認したと発表した。前週の同じ曜日（13日）より849人少なかった。30～80代の男女6人の死亡も発表された。
20日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日あたり3277.4人で前週（2838.1人）の115.5%となった。
東京でも全国旅行支援がスタート「感染対策しながら魅力触れて」
政府の国内旅行向け観光振興策の全国旅行支援が20日、東京都で始まった。東京以外の46道府県は11日からスタートしており、対象地域は全都道府県となる。都内を目的地とする旅行に割引が適用され、観光需要の回復が期待される。
旅行支援は宿泊代などの割引とクーポンの配布で1人1泊当たり最大1万1000円を補助。費用は国が負担し、事業主体の都道府県が実施期間などを決める。利用は新型コロナウイルスワクチン3回接種か陰性証明が条件となる。
奈良の秋楽しむなら「もみじ回廊」へ 壺阪寺・岡寺・長谷寺
奈良県内の西国三十三所観音巡礼（日本遺産）の霊場、壺阪寺（高取町壺阪）▽岡寺（明日香村岡）▽長谷寺（桜井市初瀬）――の3カ寺で、紅葉を楽しむイベント「大和三大観音もみじ回廊」が開かれている。各寺で秋らしい特製の切り絵御朱印を授与するほか、特別拝観などが実施される。紅葉は11月中旬～12月上旬が見ごろで、イベントは12月11日まで。
県中南和地域を盛り上げようと、今夏の「あぢさゐ回廊」に続いて3カ寺が合同で企画。「紅葉の宝塔」がテーマで、壺阪寺では三重塔と多宝塔を囲むモミジが楽しめる。岡寺では三重塔が紅葉で彩られ、参道に「モミジのトンネル」が登場。長谷寺では、一面に色づいた周辺の山々と境内のモミジが五重塔を引き立てる。切り絵御朱印は各1000円で、特製台紙（300円）も用意する。
【1年前の今日の出来事】 2021年10月20日
