2021年12月6日

オミクロン株、国内3例目は30代男性 同乗の41人を健康観察
政府は6日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」について、3例目の国内感染が確認されたと発表した。イタリアに滞在歴のある30代男性で、1日に羽田空港に到着した。男性は無症状で、7~8月に米モデルナ製ワクチンを2回接種していた

オミクロン株、45カ国・地域以上に拡大 韓国では24人感染
新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株は新規感染が相次ぎ、6日時点で45カ国・地域以上に広がったことが判明。韓国では市中感染が続き、政府は6日、感染者が計24人になったと発表した。米ABCテレビによると、米国では全50州のうち少なくとも16州で確認。タイやネパール、ロシアでは6日、初の感染例が発表された。

ジャワ島東部噴火、22人死亡・27人不明 2000人が避難
インドネシア・ジャワ島東部のスメル山で4日起きた噴火で、国家災害対策庁は6日、少なくとも22人が死亡し、27人が行方不明だと明らかにした。避難者は約2000人で被災家屋は少なくとも約3000軒に上った。56人がやけどなどで重軽傷を負った。

スーチー氏に禁錮4年 初の判決、刑期長期化必至 ミャンマー
ミャンマーでクーデターを強行した国軍が設置した首都ネピドーの特別法廷は6日、アウンサンスーチー氏(76)に対し、社会不安をあおったなどとして禁錮4年の有罪判決を言い渡した。クーデターで拘束されたスーチー氏への判決は初めて。10件以上の罪で訴追されているスーチー氏に対しては今後、判決が順次出る予定で、刑期が長期に及ぶ可能性が高い。

「原発はグリーンか」EU論戦過熱 反対の独VS推進の仏・中東欧
原子力はサステナブルなエネルギーか否か。欧州連合(EU)で、環境に配慮した持続可能な経済活動を定義する「タクソノミー(分類)」と呼ばれる規則をめぐり、加盟国の対立が先鋭化している。国際的なルール形成を主導するEUでの議論のゆくえ次第では、国際的な原発マネーの流れや日本のエネルギー政策にも影響を及ぼす可能性がある。

タクソノミーの具体的なリストは、科学的な根拠に基づき、細則で定められる。二酸化炭素(CO2)排出量の多い石炭火力は除外されたが、発電時にCO2を排出しない原子力については、天然ガスと共に加盟国の意見が分かれている。このため、タクソノミーに含めるかどうかの判断は先送りされてきた。

前澤友作氏、宇宙出発を前に「ワクワク、ドキドキ。遠足前の小学生みたいな感じ」
今月8日に打ち上げられるソユーズ宇宙船「MS―20」に搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、20日に地球に戻る予定となっている実業家の前澤友作氏(46)が5日、日本テレビ「行列のできる相談所」(日曜後9:00)に緊急生出演。念願の“宇宙旅行”を前にした心境について「ワクワク、ドキドキ。もう遠足前の小学生みたいな感じです」と表現した。