2021年7月29日

東京オリンピック・パラリンピック 日本 メダル獲得数

金メダル  15
銀メダル   4
銅メダル   6
合計    25

【 7月29日(木)】

柔道 男子100キロ級  金メダル
ウルフ アロン(うるふ あろん)
父は米国出身で大学講師。幼少期にベイカー茉秋と同じ講道館の柔道クラブに通った。豊富なスタミナが持ち味。

柔道 女子78キロ級  金メダル
浜田 尚里(はまだ しょうり)
寝技に絶対的な自信を持つ。ロシア発祥の格闘技、サンボで世界選手権を制した経歴も。

卓球 女子シングルス  銅メダル
伊藤 美誠(いとう みま) 金×1、銅×1
強いメンタルとさまざまなスピンを駆使した多彩な攻撃で急成長。18年のスウェーデンOPでは中国選手を次々と撃破して優勝し、中国メディアから「大魔王」と称された。

益川敏英さん死去 晩年まで護憲と平和訴え続け 学術会議問題でも声
素粒子物理学の分野で、クォークに関する「小林・益川理論」で2008年のノーベル物理学賞を受賞した京都大名誉教授の益川敏英さんが23日、上顎歯肉がんのため死去した。

5歳だった1945年3月に名古屋市で空襲を体験した益川さんは、「九条科学者の会」や「安全保障関連法に反対する学者の会」の呼びかけ人に名を連ね、晩年まで護憲と平和を訴え精力的に発言し続けた。核兵器と戦争の廃絶を目指す科学者らの国際組織「パグウォッシュ会議」の活動にも長年関わり、2015年11月に被爆地・長崎市での世界大会開催にも尽力。08年のノーベル化学賞受賞者で、16歳の時に爆心地から約12キロ離れた長崎県諫早市で原爆を体験した下村脩さん(18年に90歳で死去)とともに核廃絶を訴えた。

20年10月、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否したことが発覚した際には、安保関連法に反対する学者の会が同月開いた記者会見にメッセージを寄せ「戦争の反省の上に作られた学術会議に汚点を残す」と菅首相を厳しく批判していた。

国内の感染者1万人超える 2日連続で過去最多更新 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者は29日、毎日新聞の集計で新たに1万人超が確認され、1日当たりの感染者数の過去最多を更新した。過去最多を更新したのは2日連続となる。

東京で新たに3865人の感染確認 3日連続で過去最多更新
東京都は29日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに3865人確認されたと発表した。28日の3177人を大きく上回り、3日連続で過去最多を更新した。直近7日間の平均は2224.1人となり、前週比は161.9%と感染拡大のスピードがさらに上がっている。

尾身氏、感染急拡大「大変な危機感」 医療逼迫の深刻化懸念
参院内閣委員会は29日午前、新型コロナウイルス対応をめぐって閉会中審査を行った。政府のコロナ対策分科会の尾身茂会長は、首都圏を中心に全国で感染が拡大している状況について「大変な危機感を感じている。ワクチン以外にあまり感染を下げる要素がない」と述べた。立憲民主党の杉尾秀哉氏への答弁。

一方で尾身氏は「上げる要素はたくさんある」と指摘し、一般市民の「コロナ慣れ」や感染力が強いデルタ株、夏休み、お盆、東京五輪を挙げた。「危機感が共有されなければ早晩、医療の逼迫はさらに深刻になる」と強調。自宅療養者が重症化し亡くなる事態も想定した対策の必要性を訴えた。