政治・経済

自公政権の12年で暮らしはどう変わった? 「デフレではない状況」になったが… 「負の遺産は格差拡大」

だが、非正規労働者の割合は4割弱でほぼ固定化。企業の利益が賃上げや設備投資に十分回っていない。給料アップを上回る物価上昇の影響で実質賃金はマイナス傾向が続く。国民所得に占める税や社会保障負担の割合を示す国民負担率は5割弱に迫る。
社会

石破茂首相、持論の「核共有」どうするの? 被爆者団体にノーベル平和賞…でも関係者の不安は消えない

11日夕、ノーベル平和賞に日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が選ばれた。日本では今月、「核共有」を持論とする石破茂氏が首相に就任した。今回の平和賞を踏まえてもなお、核抑止力への依存を強める考えだろうか。
政治・経済

昔の自分から鉄砲を撃たれる石破首相 党内にも政府にも実権なし、カラーもなし 高橋洋一

「自民党を変える」と意気込む石破首相だが、その前に自分が変わってしまった。かつて石破首相は「後ろから鉄砲を撃つ」と党内で言われたが、今の石破首相は過去の石破氏から鉄砲を撃たれ、ブーメランが刺さっている状況だ。
社会

監禁された旧統一教会信者たち インタビュア・福田ますみ(ノンフィクション作家)

12年5カ月にわたって行動の自由を奪われながら信仰を捨てなかった信者は最高裁で勝訴。逆に、脱会した元信者の多くは教団を相手に献金の返還などを求める訴訟を起こしました。
政治・経済

橋下徹氏「これが日本の政治にとっての最善策…自民党が割れて高市さんグループと日本保守党が合流」

3つのグループに再編すればスッキリする。自民党が割れて高市さんグループと日本保守党が合流。立憲も割れて野田さんグループと石破さんグループが合流。立憲のいわゆる左派は共産党と合流。維新、国民なども割れて3つのグループに別れていけばいい。
政治・経済

「平気で嘘をつく」公明党の手のひら返し…“非公認”西村康稔氏ら推薦表明、裏金議員と“票交換”の新代表に批判殺到

10月9日、公明党は10月27日投開票でおこなわれる衆議院議員総選挙で、自民党が公認した候補者のうち174人を推薦すると発表。また、それに加えて、派閥パーティーの裏金問題で、自民党が非公認とした旧安倍派の三ッ林裕巳氏と西村康稔氏の2人を推薦することを決めた。
政治・経済

エンゲル係数は42年前に逆戻り…物価高にあえぐ家計 石破政権の対症療法「巨額の税金投入」出口はいつ?

第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは「給付金や補助金は『やっている感』は出せるが、効果は限定的」と指摘。物価高の食料、エネルギーの大半は、円安により割高となる輸入品のため「根本的な解決策は(円安を是正する)日銀の利上げとなる」と話した。
政治・経済

石破自民は反省ゼロ!「非公認」逃れた“裏金議員”34選挙区はココだ【一覧付き】

「非公認を追加したのは、裏金問題に対する処分ではなく、すべては選挙対策目的。選挙情勢が厳しいため、やった感を出しただけです。非公認の線引きも曖昧。本来なら、裏金議員は全員非公認だっておかしくありません」(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
政治・経済

<社説>衆院解散、総選挙へ 信頼回復が喫緊の課題だ…北海道新聞

解散前には十分な国会論戦が必要だと言っていたのは首相自身だ。総裁選で熱を込めて訴えた持論も次々と封印してしまった。これでは新政権が何を目指し、どんな政治を行おうとしているのか皆目分からない。有権者に判断材料が示されていないではないか。
政治・経済

<社説>衆院解散 政権選択に資する論戦を…西日本新聞

新内閣発足からわずか8日のきのう、石破茂首相が衆院を解散した。27日の衆院選投開票まで18日間の短期決戦となる。有権者にとっては3年ぶりの政権選択の機会だ。各党は具体的な公約で選択肢を示し、活発な論戦を展開してほしい。
政治・経済

物価高、対策問われる各党 景気浮揚の焦点、賃上げ必須…衆院解散

前回の衆院選が行われた2021年からの3年間で、株価は大幅に上昇したが、物価高に苦しむ家計は消費に勢いが出ず景気回復の実感は乏しい。選挙戦では、当面の経済対策に加え、賃上げの継続や先行きを見据えた議論も求められる。
政治・経済

「茶番劇だ」「ぶれすぎ」…裏金が響いて「非公認」の議員ら不満顔 萩生田光一氏、下村博文氏の胸中は

自民党は9日、派閥政治資金パーティー裏金問題に絡み、今回の衆院選に選挙区で立候補予定の12人を非公認とすることを決めた。対象となった議員らは報道陣の取材に「党が決めたことだから従う」「初心にかえって出直す」と口をそろえた一方、党執行部への不満や怒りの声も漏れた。
政治・経済

参院岩手補選「広瀬ショック」やまず 衆院選は裏金やダンサー問題も

「県民のみなさんにもう一度『やり直し』をしていただき、岩手の政治を立て直す」。再起を図る立憲元職、木戸口英司氏(61)が言う「やり直し」とは、広瀬氏が初当選した2年前の参院選のことに他ならない。
政治・経済

「筋通した」「後手」 裏金議員の非公認、首相表明に街の人は

東京都世田谷区の会社員の女性(45)は「党内の意見を聞いていたが、さすがに世論を見て選挙で戦えないと思ったのではないか。後手に回っている印象だ」とあきれた様子。「非公認といっても裏金議員全体の一部にとどまるようでは、結局は理解を得られないだろう」と話した。
政治・経済

「高市、用意しとけ」次の総裁選に向けた麻生氏の助言 高市早苗氏が目指す総理の座 石破政権の次を見据え課題払しょくに動き

その場で麻生氏は高市氏に対して以下のように助言した。「自民党の歴史の中で3年以上総理を務めた例は7人しかいねえ。俺も菅も一年で終わった。石破はもっと短いかもしれねえ。だから高市、用意しとけ。議員は仲間作りが大事だから、これから半年くらい飲み会に行け」