今日の出来事(2022年7月1日) サハリン2、ロシア主体の新会社へ プーチン氏が大統領令に署名

サハリン2、ロシア主体の新会社へ プーチン氏が大統領令に署名

ロシアのプーチン大統領は6月30日、日本企業も出資する極東サハリンの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権益や資産を引き継ぐ新たな運営会社をロシアに設立する大統領令に署名した。露政府が認めた場合は外国の出資者は新会社の株式を維持できるが、詳しい条件は不明で、日本企業が撤退を余儀なくされる可能性がある。

新会社は露国営ガス大手ガスプロムの関連会社が事業主体となり、すべての事業や従業員が移されるとされ、事実上、政府の管理下に置かれるとみられる。大統領令では、今回の決定を米国やそれに味方する外国の「非友好的で国際法に違反する活動に関してロシアの国益を守るため」と説明。一部の法人や個人がサハリン2に関する合意に違反してきたことで「ロシアの国益や経済安全保障、人々の生命や安全に脅威が生じている」と主張している。

サハリン2には、ガスプロムが約50%、英シェルが約27・5%、日本の三井物産と三菱商事がそれぞれ12.5%と10%を出資している。シェルはウクライナ侵攻後に事業からの撤退の意向を示したが、日本の2社は権益を維持する方針だった。

サハリン2の液化天然ガス(LNG)の生産能力は年間1000万トン。日本が輸入するLNGの8.8%(2021年)はロシアに依存しており、その大部分がサハリン2からの供給とされている。

気温40度超え史上初6地点 桐生・伊勢崎・鳩山・熊谷・甲州・多治見

日本列島は1日も高気圧に覆われ、群馬県桐生市で最高気温が今年最高となる40.4度を観測するなど午後4時半現在、全国6地点で40度に達した。気象庁によると、1日に6地点で40度に達するのは観測史上初めて。他の5地点は、同県伊勢崎市40.3度▽山梨県甲州市40.2度▽埼玉県鳩山町40.1度▽同県熊谷市と岐阜県多治見市40度――となっている。

6月の熱中症救急搬送、前年の6倍 過去最多の1517件 東京

東京都の小池百合子知事は1日の定例記者会見で、都内の熱中症による救急搬送件数が6月27~30日に計929件に上ったことを明らかにした。東京消防庁によると、6月全体では計1517件で前年同月(計250件)の約6倍に上り、統計を取り始めた2010年以降、6月としては過去最多となった。

「国民の生活が第一。原点に返れ」 小沢一郎氏が都内で演説

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は30日、同党の参院選候補応援のため、東京都内の会合で演説した。自公政権を批判し「国民の生活が第一。この原点に我々は返らなければいけない」と訴えた。与党に対し「小泉政権以来、安倍政権、岸田政権になっても新自由主義が政治の根幹をなしている。私どもと全く相反する」と対決色を鮮明にした。

青木愛候補の個人演説会応援演説する小沢一郎氏、東京都北区6月30日

習主席、式典で演説へ 形骸化した1国2制度 香港返還25年

香港は1日、1997年に英国から中国に返還されて25年を迎えた。記念式典が開かれ、習近平国家主席が出席した。

憲法に当たる香港基本法は、香港に高度な自治を認めた「1国2制度」を返還から50年間、維持すると明記。今年は折り返しの節目に当たる。だが反政府的な言動を犯罪として取り締まる香港国家安全維持法や、民主派を事実上排除する選挙制度の導入で、1国2制度は形骸化している。

ロシア軍が黒海沿岸のズメイヌイ島から撤退

ウクライナ軍は6月30日、ロシア軍が占領していた黒海沿岸の要衝ズメイヌイ島をミサイルで攻撃し、露軍の部隊が撤退したと発表した。「ミサイルと砲撃で島が炎上し、敵は慌てて逃げ出した」としている。一方、ロシア国防省は30日の発表で撤退を認めた上で、ウクライナ産穀物の輸出に向けた国連の活動に協力するためだと主張した。

ロシア軍は侵攻開始直後の2月24日にズメイヌイ島を占拠したが、両軍にとって黒海の制海権を握るための重要な拠点で、激しい攻防が続いていた。

オデッサ沖のズメイヌイ島

全国の新規感染者、前週から7300人増 新型コロナ

新型コロナウイルスの感染者は1日、全国で新たに2万3156人確認された。1週間前の金曜日から約7300人増えた。死者は21人。重症者は前日と同じ52人だった。

東京の新規感染者、3日連続3000人超え 3546人確認 新型コロナ
東京都は1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3546人確認されたと発表した。前週の金曜日(2181人)から1300人以上増え、3日連続で3000人超となった。新たに2人の死亡も確認された。

アクセス集中でつながりにくく マイナンバーカードの個人サイト

マイナンバーカードの個人向けサイト「マイナポータル」がつながりにくい状態になっていることが1日、デジタル庁への取材で分かった。6月30日からカード取得者に買い物などで使えるポイントを付与する「マイナポイント」第2弾のキャンペーンが本格的に始まったのを受け、アクセスが集中したためとみられる。

【1年前の今日の出来事】 2021年7月1日