2026年3月21日 今日の出来事

ホルムズ海峡封鎖に20カ国非難 首脳共同声明、豪首相も参加表明

ホルムズ海峡封鎖に20カ国非難 首脳共同声明、豪首相も参加表明

英政府は日本やフランスなどの首脳とともに、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖やペルシャ湾岸諸国のエネルギー施設への攻撃を非難した19日の共同声明の参加国が20カ国に拡大したと明らかにした。オーストラリアのアルバニージー首相も21日に参加を表明し、支持が広がっている。

当初は日本や英仏独、カナダの7カ国が共同声明を発表。その後に韓国やニュージーランド、スウェーデンが加わった。

ホルムズ海峡で日本船の通過「認める用意」 イラン外相が明かす

ホルムズ海峡で日本船の通過「認める用意」 イラン外相が明かす

米イスラエルと交戦中のイランのアラグチ外相が20日、共同通信の電話インタビューに応じ、封鎖状態のエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について、日本側との協議を経て日本関連船舶の通過を認める用意があると明らかにした。封鎖の一時解除に向け既に日本側と協議に入ったと明言。戦闘終結を巡り「停戦は受け入れない。完全で包括的で永続的な終戦を望む」と述べた。

アラグチ氏は「われわれは海峡を封鎖していない。イランを攻撃する敵の船舶に対しては封鎖している」と主張。敵以外で通過を希望する国々の船舶通過は可能だとして、当該国と協議した上で通航の安全を提供する用意があると説明した。

イラン指導者「敵に打撃」 新年声明、姿は見せず

イラン指導者「敵に打撃」 新年声明、姿は見せず

イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は20日、イラン暦での新年入りに際して発表した声明で、米国とイスラエルとの戦闘で「敵が混乱するような打撃を与えている」と戦果を主張した。ただ、今回もモジタバ師は姿を見せず、声明は肉声ではなく国営メディアやSNSを通じて公表された。

声明では、「敵は体制指導者と有力な軍人を殺害すれば、国民に恐怖と絶望を与え、イランの支配・分断の夢を実現できると考えていた」と指摘。「宗教的、政治的な相違にもかかわらず、国民に信じ難いほどの結束が生まれて敵を敗北させた」とたたえた。

モルディブから空自機が帰国 邦人ら計1159人退避、活動終了

モルディブから空自機が帰国 邦人ら計1159人退避、活動終了

防衛省は21日、中東情勢の悪化を受けてインド洋のモルディブで待機していた航空自衛隊のKC767空中給油・輸送機と約30人の隊員が愛知県の小牧基地に帰国したと発表した。政府が新たに飛行機などで邦人を退避させる必要性は低くなったと判断した。

政府は7日、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、クウェート、バーレーンの4カ国からの邦人退避を開始。これまでに外務省が手配したチャーター機を6回派遣し、陸路も合わせ、邦人ら計1159人を退避させた。

ドイツ、安保で日本と連携強化 インド太平洋演習に部隊派遣拡大

ドイツ、安保で日本と連携強化 インド太平洋演習に部隊派遣拡大

ドイツのピストリウス国防相は、日本と安全保障政策の連携を強化し、防衛装備協力などを念頭に日本との新たな協定の締結に意欲を示した。21日からの訪日を前に共同通信の書面インタビューに応じた。インド太平洋地域での演習に過去最大規模の空軍部隊を派遣すると説明。22日の小泉進次郎防衛相との会談では、イラン情勢も集中的に協議する考えを示した。

ドイツではウクライナ侵攻を続けるロシアと中国や北朝鮮が連携を強化していることを受け、欧州とインド太平洋地域の安保は不可分との認識が強まった。ドイツは近年、日本を含むインド太平洋地域に艦船や戦闘機の派遣を続けてきたが、規模を拡大し、安保貢献への姿勢を鮮明にする。

島しょ防衛に海自新部隊を設置 「航空宇宙自衛隊」へ大幅拡充

島しょ防衛に海自新部隊を設置 「航空宇宙自衛隊」へ大幅拡充

自衛隊は23日に大規模な組織改編を実施する。海上自衛隊は護衛艦や機雷処理の掃海部隊などを束ねる「水上艦隊」を設け、その下に「水陸両用戦機雷戦群」を新設。この部隊は掃海艇や輸送艦などが入り、長崎県佐世保市に司令部を置く。同じ佐世保市にある陸上自衛隊の離島防衛専門部隊「水陸機動団」と連携し、中国を念頭に南西諸島の防衛力を強化する狙い。

航空自衛隊は、2026年度末の「航空宇宙自衛隊」への改称に向けたステップとして、宇宙専門部隊の人員規模を大幅に拡充する。

春の乾通り、一般公開始まる 皇居、29日まで

春の乾通り、一般公開始まる 皇居、29日まで

皇居・乾通りの春の一般公開が21日、始まった。年2回、桜や紅葉が見頃の時期に行われ、今回は29日まで。

一般公開は、上皇さまの傘寿を記念して2014年から実施。通り沿いにはソメイヨシノやサトザクラなどのサクラ類が約100本植えられている。宮内庁は、公開期間を開花の予想時期に合わせたとしている。

入場時間は午前9時~午後3時半。来場者は皇居・坂下門から入り、約750メートル離れた乾門から退出する。