2025年9月14日 今日の出来事

65歳以上、3619万人 2年ぶり減、割合は過去最高…総務省

65歳以上、3619万人 2年ぶり減、割合は過去最高―総務省

総務省は14日、「敬老の日」に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口が15日時点で前年比5万人減の3619万人だったと発表した。2023年に初めて減少して以来2年ぶりに減ったが、総人口に占める割合は前年比0.1ポイント増の29.4%で、過去最高となった。

「ホームタウン」改称を検討 騒動収まらず、4市と協議へ…政府

「ホームタウン」改称を検討 騒動収まらず、4市と協議へ―政府

アフリカと日本の都市の人的交流を図る国際協力機構(JICA)の「ホームタウン」事業について、JICAと外務省が名称の変更を検討していることが13日、分かった。「移民が増える」との誤情報がSNS上で拡散し、事業発表から3週間が経過しても騒動は収まっていない。関係する4市と協議し、事態の収拾を急ぐ方針だ。

JICAは8月21日、アフリカ開発会議(TICAD)に合わせ、山形県長井市をタンザニア、新潟県三条市をガーナ、千葉県木更津市をナイジェリア、愛媛県今治市をモザンビークの「ホームタウン」に認定したと発表。これに対しナイジェリア政府は「日本政府が特別なビザ(査証)を発給する」との誤情報を発信し、SNS上で「移民の受け入れを促進する」などの投稿が広がった。

姿変える銀行店舗 運用相談に特化、デジタル融合…新規出店相次ぐ・大手行

姿変える銀行店舗 運用相談に特化、デジタル融合―新規出店相次ぐ・大手行

大手銀行が個人の運用相談や口座開設に特化した新型店舗を相次いで出店している。「金利ある世界」の到来や資産運用機運の高まりを受け、店舗網を縮小してきた従来方針を転換。顧客とのリアルな接点を再び追求する。デジタルとの融合も掲げており、銀行は姿を変えつつある。

超低金利が続いた1990年代後半以降、各行はコスト削減や合併後の重複解消のため店舗網を大きく縮小。ただ、近年の金利上昇で預金獲得の重要性が増し、個人顧客の取り込みが急務となった。存在感を増すインターネット専業銀行に対抗するためにも、対面接点の強みを生かす方向にかじを切った格好だ。日本大学の杉山敏啓教授は「銀行店舗の役割は『事務の場』から『相談・営業の場』が主になる」と指摘している。

優勝は千葉県の494キロ 小豆島で巨大カボチャ大会

優勝は千葉県の494キロ 小豆島で巨大カボチャ大会

全国から巨大なカボチャを持ち寄って重さを競う「日本一どでカボチャ大会」が14日、香川県の小豆島で開かれた。東京都や岡山県など10都府県から37人が参加し、千葉県山武市の農業鈴木貞一さん(81)が494・2キロで、昨年に続き優勝した。

2位は山梨県北杜市のアルバイト中島誠さん(74)で478・1キロ。3位は千葉県長生村の大工田辺憲明さん(68)で366・1キロ。大会は39回目。

インドの首都で大規模アニメイベント 「クレしん」「おぼっちゃまくん」も

インドの首都で大規模アニメイベント 「クレしん」「おぼっちゃまくん」も

インドの首都ニューデリーのショッピングモールで13日、日本アニメの魅力をアピールする大規模な展示イベント「メラ!メラ!アニメ・ジャパン!!」が始まった。「クレヨンしんちゃん」を放送するテレビ朝日などがブースを構え、多くのファンが詰め掛けた。

クレヨンしんちゃんはインドを舞台にした映画が同国でも上映予定。往年のギャグアニメ「おぼっちゃまくん」も人気が高く、現地で制作した新作の配信が始まったばかりだ。配信を担うアニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」の日本人担当者は、「ブースを訪れる人でおぼっちゃまくんを知らない人はいない。私たちより詳しい」と目を丸くした。

ロシア無人機 NATO加盟国ルーマニアでも領空侵犯

ロシア無人機 NATO加盟国ルーマニアでも領空侵犯

ルーマニア国防省は13日、同国東部のウクライナとの国境付近でロシアの無人機が領空を侵犯したため、F16戦闘機2機を緊急発進させたと明らかにした。ポーランドで9日夜から10日朝、ロシア無人機による領空侵犯があったばかりで、欧州各国が警戒を強化していた。

ルーマニアは北大西洋条約機構(NATO)加盟国。国防省の声明によると、ロシアがウクライナのインフラ施設を空爆した際、無人機による自国領空の侵犯を覚知。F16が追跡した。モシュテアヌ国防相は地元メディアに、無人機は撃墜寸前だったが、低空で飛行しウクライナ方面に進路を変えたと述べた。