2025年8月21日 今日の出来事

東京都心で36.8℃、4日連続の「猛暑日」に… 週末から来週にかけても関東各地で厳しい暑さが続く

東京都心で36.8℃、4日連続の「猛暑日」に… 週末から来週にかけても関東各地で厳しい暑さが続く

関東地方は21日、勢力の強い高気圧の影響で、広い範囲で体温を超えるような危険な暑さとなった。茨城県筑西市と埼玉県鳩山町では、全国でこの日最も高い39.3度を観測。東京都心も36.8度に達し、4日連続で35度以上の「猛暑日」となった。都心の猛暑日は今年17回目で、一昨年の22回、昨年の20回に続き、過去3番目の多さとなった。

各地の最高気温は、埼玉県熊谷市で39度、千葉県市原市で38.8度、群馬県館林市で38.5度、東京都八王子市と府中市で38.3度、栃木県佐野市で37.8度、横浜市で37.2度など。関東1都6県にある気象庁の観測点77カ所(島を除く)のうち、7割を超す55地点で猛暑日となった。

台風12号、鹿児島・宮崎横断へ 線状降水帯の恐れ…気象庁

台風12号、鹿児島・宮崎横断へ 線状降水帯の恐れ―気象庁

気象庁は21日、鹿児島県西方沖で午前9時に熱帯低気圧が台風12号に変わり、午後5時すぎに同県日置市付近に上陸したと発表した。22日にかけて鹿児島、宮崎両県を横断する見込み。同日午後までに最大風速が台風の基準(約17メートル)を下回って熱帯低気圧に戻るが、大雨が長引くと予想され、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に厳重な警戒が必要という。鹿児島県(奄美除く)では22日夕方にかけ、線状降水帯が発生する恐れがある。

国連事務総長「日本のリーダーシップが重要に」 TICADで来日中

国連事務総長「日本のリーダーシップが重要に」 TICADで来日中

アフリカ開発会議(TICAD)に出席している国連のグテレス事務総長が21日、横浜市で記者会見を開いた。世界各地で自国の利益を優先し、国際協調を軽視する風潮が広がっていることを念頭に「今まで以上に開発協力のチャンピオンである日本のリーダーシップが重要になっている。グローバルな課題に向き合うには、団結した行動が必要だ」と呼びかけた。

NATO軍事委が会合 ウクライナ支援を確認

NATO軍事委が会合 ウクライナ支援を確認

北大西洋条約機構(NATO)軍事委員会は20日、加盟32カ国の制服組トップによるオンライン会合を開いた。カボドラゴーネ議長(イタリア海軍大将)は会合後、X(旧ツイッター)に「(ロシアの侵攻下にある)ウクライナに関し、われわれの支援を確認した。最優先事項は、公正で信頼できる持続可能な和平の実現だ」と投稿した。

ウクライナでの戦闘終結後の「安全の保証」の在り方も協議し、加盟国間の役割分担などについて意見が交わされたもようだ。「保証」を巡っては、欧州の有志国が現地に部隊を派遣する案が浮上。トランプ米大統領は米軍地上部隊の派遣を否定する一方、防空支援の可能性に言及している。

台湾、来年の防衛予算案はGDP比3%超 中国の統一圧力に対応

台湾、来年の防衛予算案はGDP比3%超 中国の統一圧力に対応

台湾の行政院(内閣に相当)は21日、2026年予算案を発表した。防衛費総額は25年比22・9%増となる9495億台湾ドル(約4兆6000億円)で過去最高を更新し、域内総生産(GDP)比では3・32%と25年比0・5ポイント上昇した。

中台統一を目指す中国の圧力を受け、かねて頼氏は防衛費をGDP比3%以上に引き上げると明言していた。安全保障上の後ろ盾となる米国のトランプ政権もたびたび台湾の防衛予算拡大を促している。

長嶋茂雄少年野球教室、今年は11月に開催 出身の千葉・佐倉市で

長嶋茂雄少年野球教室、今年は11月に開催 出身の千葉・佐倉市で

プロ野球・巨人の元監督で6月に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの出身地である千葉県佐倉市は21日、「長嶋茂雄少年野球教室」(同市など主催)を今年は11月1日に開くと発表した。中畑清さんや篠塚和典さん、槙原寛己さんら巨人の往年の名選手10人が、地元の小学4~6年生約330人に指導する予定だ。