長嶋茂雄さん告別式 王貞治さん「存在そのものが日本人の誇り」
長嶋茂雄さん告別式 王貞治さん「存在そのものが日本人の誇り」
プロ野球・巨人で活躍し、3日に89歳で亡くなった長嶋茂雄さんの告別式が8日、東京都品川区内でしめやかに営まれた。喪主で次女の三奈さん(57)をはじめ、現役時代にともに9年連続日本一(V9)を達成した王貞治さん(85)=ソフトバンク球団会長=ら当時のチームメートや、監督時代の選手・コーチら96人が参列し、「ミスタープロ野球」の死を悼んだ。
長嶋さんとの「ON」コンビで巨人の黄金期を支えた王さんが弔辞を読んだ。「あなたへの弔辞を読む日がこんなに早く来るとは思っていませんでした。存在そのものが日本人の誇りでした。私にとっては、長嶋さんは超普通の人で、私に普通人として接してくれました。頭が上がりませんでした。そんな大恩人の長嶋さんとのこんなお別れは、到底受け入れられません。『長島茂雄』に戻ってゆっくりとお眠りください。さようなら」と盟友との別れを惜しんだ。
九州北部、四国で梅雨入り 沖縄は全国最速で梅雨明け 気象庁
気象庁は8日、九州北部地方(山口県を含む)と四国地方が梅雨入りしたとみられると発表した。九州北部は平年より4日遅く、昨年より9日早かった。四国は平年より3日遅く、昨年より9日早い。
一方、気象庁は8日、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表。平年より13日、昨年より12日早かった。梅雨明けは全国で今年初めて。
「開放的な中国」猛アピール 対米念頭、ビザ免除急拡大…恣意的運用も・習政権
「開放的な中国」猛アピール 対米念頭、ビザ免除急拡大―恣意的運用も・習政権
中国の習近平政権が、入国時のビザ(査証)免除対象国を急拡大している。「米国第一主義」の下、排外的な政策を連発するトランプ米政権とは対照的に「開放的な中国」を猛アピール。対中投資の促進や外国人観光客の受け入れ体制整備を加速させている。
「中国は高水準の対外開放を進める。人的往来の円滑化により、オープンな世界経済構築に尽くす」。中国外務省の林剣副報道局長は3日の記者会見でこう述べ、中国が一方的にビザを免除している国が欧州など43カ国に達したと胸を張った。
中国はコロナ禍前、相互に免除している国以外では、日本など3カ国のみにビザなしでの短期滞在を認めていた。
中国、レアアース輸出を緩和 米中首脳会談受け、一部許可
中国商務省は7日夜、レアアース輸出を一部許可したとの報道官談話を発表した。対象となる企業名は明らかにしていないが、5日の米中両首脳の電話会談などを受けて輸出管理を緩め始めたとみられる。
談話では「ロボットや新エネルギー車といった産業の発展に伴い、各国で民生用レアアースの需要は拡大している」と指摘。「責任ある大国として法に基づいて輸出審査を行う」と述べた。他国からは手続き処理が滞っているとの不満が出ており、審査体制を増強する方針も明らかにした。
トランプ氏、テスラ車売却へ マスク氏との関係決裂で…米
米ニューヨーク・タイムズ紙は6日、トランプ大統領が3月に購入した米電気自動車大手テスラの車を売却する意向だと報じた。テスラを経営するイーロン・マスク氏との関係が5日、決定的に悪化したため。
購入当時、政府の予算・人員削減を強引に進めたマスク氏への反発が強まり、テスラ車に対する不買運動が拡大していた。トランプ氏は「過激な左翼がテスラをボイコットしている」と非難し、マスク氏への「信頼と支持を示す」ため、赤色のテスラ「モデルS」を購入した。