2025年5月15日 今日の出来事

青森、岩手で今年初の真夏日 北海道・北見も迫る…気象庁

青森、岩手で今年初の真夏日 北海道・北見も迫る―気象庁

北海道と東北地方では15日、日中に晴れた地域で大幅に気温が上がる所があった。気象庁によると、青森県三戸町で30.5度、岩手県岩泉町で30.1度を観測し、両県で今年初めて30度以上の真夏日となった。

北海道の東方沖に位置する高気圧に覆われ、日射が強かったほか、暖かい南風が吹いたのが要因。北海道北見市・常呂も真夏日に迫る29.7度となった。

京都・葵祭の見どころ「路頭の儀」 500人の王朝行列、都大路彩る

京都・葵祭の見どころ「路頭の儀」 500人の王朝行列、都大路彩る

京都三大祭りの一つ、葵祭(あおいまつり)のハイライト「路頭の儀」が15日、京都市内であった。平安時代の宮廷装束をまとった約500人の王朝行列が初夏の都大路を彩った。

葵祭は下鴨神社(左京区)と上賀茂神社(北区)の例祭で、6世紀に始まったとされる。この日、京都御所を出発した行列は下鴨神社を経て、上賀茂神社までの約8キロを進んだ。

外国人材の特定技能を拡大へ 倉庫、リネン、資源循環…政府

外国人材の特定技能を拡大へ 倉庫、リネン、資源循環―政府

政府は人手不足を解消するため、外国人労働者の在留資格「特定技能」の対象分野に「物流倉庫」「リネンサプライ(供給)」「資源循環」の3分野を追加する方向で調整に入った。15日に開かれた自民党会合に分野別運用方針案を示した。政府の有識者会議でも近く検討に入り、12月の閣議決定を目指す。

物流倉庫の管理、ホテルなどの宿泊施設にシーツやタオルを供給するリネンサプライ、廃棄物処理などを行う資源循環の業界はいずれも人材確保が困難となっている。経済活動を継続させるために外国人労働者の受け入れが不可欠だと判断した。

安倍氏銃撃、10月初公判か 奈良地裁が検察、弁護側に提示

安倍氏銃撃、10月初公判か 奈良地裁が検察、弁護側に提示

安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などで起訴された山上徹也被告(44)に関し、奈良地裁が10月下旬に初公判を開く案を検察側、弁護側双方に提示したことが15日、関係者への取材で分かった。裁判員裁判で審理される見通し。

事件は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の近しい関係や教団による高額献金問題、要人警護の在り方や「宗教2世」が置かれた厳しい環境などを浮き彫りにした。こうした問題に対し、被告が法廷でどのような発言をするのか注目される。

米大統領、核合意「近づいている」 イラン高官、核開発放棄の用意

米大統領、核合意「近づいている」 イラン高官、核開発放棄の用意

トランプ米大統領は15日、訪問先のカタールの首都ドーハで記者団に対し、イランとの核合意に「近づいている」との認識を示した。「彼ら(イラン)には偉大な国になってほしいが、核兵器は持つべきではない」とも述べ、イランに核計画放棄を迫った。

米NBCニュースは15日、イランの最高指導者ハメネイ師の顧問を務めるアリ・シャムハニ氏とのインタビューを報じた。シャムハニ氏はこの中で、対イラン制裁解除の見返りに核兵器開発の放棄を確約する用意があると表明。イラン側の条件が満たされれば直ちに合意すると強調した。

トランプ氏とネタニヤフ氏にズレ 中東外交で「イスラエル外し」

トランプ氏とネタニヤフ氏にズレ 中東外交で「イスラエル外し」

トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相の間に、不協和音が漂い始めている。「蜜月関係」とみられた両者だが、イランの核開発問題やパレスチナ自治区ガザ地区の戦闘を巡り、立場の違いが次第に鮮明になった。中東歴訪中のトランプ氏は今回、湾岸諸国との軍事・経済関係の強化を優先し、域内で最も重要な同盟国であるイスラエルを訪問先から外した。

両者の関係は当初、順風満帆だった。今年2月の首脳会談では、トランプ氏がガザ地区の住民を域外に移住させたうえで再開発を進める構想を披露し、ネタニヤフ氏も「傾聴に値する」と歓迎の意向を示した。さらに3月、イスラエルがガザでの戦闘を再開した際もトランプ氏は明確に反対せず、第1次政権と同様の蜜月関係が続くとみられた。だが、その後はズレが目立ち始める。

インドネシア大統領、豪首相と会談 安保面などの協力強化で一致

インドネシア大統領、豪首相と会談 安保面などの協力強化で一致

インドネシアのプラボウォ大統領は15日、オーストラリアのアルバニージー首相とジャカルタで会談し、安全保障面を含め各分野で協力関係を強化していくことで一致したと明らかにした。

アルバニージー氏にとって、インドネシアは政権2期目最初の外遊先。会談後の記者会見では冒頭、プラボウォ氏が総選挙で勝利したアルバニージー氏に祝意を述べた。経済面でもさらに協力していくといい、アルバニージー氏は「インドネシアはとても重要なパートナーだ」と強調した。