オリンピックでは無症状者に毎日PCR検査、国民には有症状者のみ。オリンピックは全てにおいて特別待遇 !!

ツイッター_小沢一郎衆議院議員 社会

なぜ昨年から市中の無料検査を徹底し、陰性者でしっかりと経済社会を回すという策をとらなかったのか

それなら、なぜ昨年から市中の無料検査を徹底し、陰性者でしっかりと経済社会を回すという策をとらなかったのか。五輪だから特別にやるというのはあまりに国民を馬鹿にした話ではないか。メンツと利権の木を見て、国民や国という森を見ていない。全てが根本から間違っている。

オリンピックでは無症状者にPCRだと言っているのに、国民には有症状者に抗原検査。いまだにダブルスタンダードです。こんなバカなことを言っても、誰も批判しないので、医系技官はやりたい放題です。そして、国民がコロナで死んでいきます。

1日あたり20万円を請求しながら、実際には日給1万2千円でスタッフを募集、お友達が中間搾取で大儲け

①膨らみ続ける五輪経費。大会準備業務人件費では 1日単価35万円。どんな業務なのか。大会運営業務委託では、組織委員会に1日あたり20万円を請求しながら、実際には日給1万2千円でスタッフを募集。持続化給付金と同様にお友達が中間搾取で大儲け。国民が怒らないと、どんどん国民のお金が消えていく。

②五輪のチケット代。種類によっては、開会式だけで30万円。セット販売特典付きで数百万円のチケットも。スポーツ観戦のチケットをなぜここまで高くする必要があるのか。まともな価格設定なのか。国民に夢と希望を与えられるのか。コロナ禍で一段と顕著になった五輪の異常な商業主義は見直されるべき。

③感染拡大が止まらない中、五輪中止論も取り沙汰されている。希薄なコスト意識の中、既に兆円単位とも言われる経費が使われてきた。運が悪かった、仕方なかったで簡単に済まされる問題ではない。最悪の事態になれば、菅総理だけでなく、招致を推進してきた安倍氏を含めて責任を取らなければならない。

異様な商業主義、大会史上最高額との試算、正に負のレガシー

①コンパクトな東京五輪も結局、嘘。前回リオ五輪の開催経費は約1.3兆円。東京五輪は、組織委員会発表の直接経費だけで既に1.6兆円。関連経費を加えれば、優に3兆円は超えてくる。大会史上最高額との試算さえある。当然、国民の負担。ここまで開催経費が膨大になった理由を、政府は説明すべきである。

②新国立競技場に1,500億円。ボート競技場に300億円…。まともなコスト意識を持たぬまま、ハコモノに数千億円以上かけてきた。お得意の利権で、必要以上に作られてはいまいか。正に負のレガシーとなり得る。今や完全無観客の可能性が取り沙汰されており、このような投資全般に関する説明が求められる。

③スポーツを通した「人間育成」と「世界平和」が究極の目的の五輪。果たして今、この基本理念は生きているか。異様な商業主義にどっぷり浸かってはいないか。通常の世界選手権は数十億円程度で開催できる。いくら種目数が多いとはいえ、五輪の経費は膨らみすぎ。今一度、世界は冷静に考え直すべき。