ガーシー氏にすり寄る音喜多議員に、N党立花党首は「音喜多くんみたいな人がすり寄っていくわけですよ。あれこそ汚い〝ザ・政治家〟」

維新・音喜多氏 対談で終始ガーシー氏に同調 政治・経済

N党立花党首、ガーシー氏にすり寄る音喜多議員をバッサリ「暴露されたくない人が近づく典型」

N党立花党首、ガーシー氏にすり寄る音喜多議員をバッサリ「暴露されたくない人が近づく典型」(よろず~ 2022.08.26)

NHK党の立花孝志党首(55)が26日、都内で党の定例会見に出席。同党のガーシー参院議員(50)が、日本維新の会の音喜多駿参院議員(38)とのYou Tubeでの対談で「岡田以蔵になる」と自身を幕末土佐藩の剣士になぞらえ、自民党の小泉進次郎元環境相(41)など与野党の若手議員に共闘を呼びかけたことを評価した。

立花氏は「岡田以蔵ってぶった斬っている人ですよね? ガーシーらしい例えなのかな。ガーシーは常日頃、新しい勢力が一緒になったほうがいいということを言っている」とコメント。

ガーシー氏が「坂本龍馬になってくれ」と呼びかけた進次郎氏をはじめ、れいわ新選組の水道橋博士参院議員(60)や参政党の神谷宗幣副代表(44)らにも共闘を呼びかけていることについては「れいわ新選組であっても参政党であってもという考えなので、そこは僕とちょっと違うところはあるのしても、新しい勢力を集めたいということについてはいいことなんじゃないかな」と話した。

ガーシー氏と音喜多氏は、編集者の箕輪厚介氏(37)のYou Tube上でコラボした。立花氏は「一番びっくりしているのは一番(国会で)寝てる音喜多さんがガーシーにすり寄ったのが面白いな。国会で一番、居眠り王ですからね。相変わらずそこは攻められないように。暴露されたくない人がガーシーに近づくっていう典型的な人だなと思ってますけどね」と、過去国会審議中に居眠りした〝居眠り議員〟の音喜多氏をバッサリ。

さらに「発信力が政治力なんですよ。それを一番持っているのがガーシーでしょ? 音喜多くんみたいな人がすり寄っていくわけですよ。あれこそ汚い〝ザ・政治家〟。本当に言われたくないんやなと。通常そんなんありえへん。別の政党の人で、国会に来ないっていう人にベターってすり寄っていってるんでしょ。『うわー、出たー!』と思って」と手厳しかった。

維新・音喜多氏 対談で終始ガーシー氏に同調…当選は「革命的」「ダークヒーロー」と絶賛する場面も

維新・音喜多氏 対談で終始ガーシー氏に同調…当選は「革命的」「ダークヒーロー」と絶賛する場面も(『女性自身』編集部 記事投稿日:2022/08/19 06:00 最終更新日:2022/08/19 06:00)

8月18日、NHK党の“ガーシー”こと東谷義和議員(50)と日本維新の会の音喜多駿議員(38)のオンライン対談が、編集者の箕輪厚介氏のYouTubeチャンネルで生配信された。音喜多氏にとって、この対談がガーシー氏との初対面となった。

箕輪氏も進行役として参加し、ガーシー氏の著書『死なばもろとも』(幻冬舎)の発売記念として、「国会出席は絶対か?」をテーマに議論が交わされた。しかし、音喜多氏のガーシー氏に対する“同調ぶり”が目立っていたようだ。

冒頭、箕輪氏は音喜多氏に「参院選でガーシーさんが当選したことに対する率直な印象は?」と質問。すると音喜多氏は、「ガーシーさんが当選されて、すごく個人的にも興味があって、本も読ませていただきましたし。ぜひガーシーさんには国会に来ていただきたいなと、お会いしたいなという気持ちを伝えに来ました」とコメント。

その上で、「僕は受かるとは思っていたんですね。(NHK党が)1議席は確保するだろうと。ただ、ガーシーさん個人であれだけの票数を1人で集めるとは正直思ってなくて。(中略)僕も東京都民ですが、衝撃でしたね」と感嘆したのだった。

今年7月の参院選でNHK党の比例代表から出馬し、287,714票を獲得し初当選を果たしたガーシー氏。出馬するまでは“暴露系YouTuber”として活動していたことから、音喜多氏は、「選挙の常識では本当に考えられない」とインパクトの強さを語った。

「ガーシーさんが国会の絨毯を踏むことは革命的なこと」

昨年1月には、国会で居眠りをする様子がワイドショーなどで取り上げられた音喜多氏。一方で、ガーシー氏は不当逮捕の可能性があることを理由に、滞在先のドバイから帰国することを拒否している。

箕輪氏はそのことに触れ、「国会に出席すること自体が大事なのか? 国会に来れないガーシーさんについてどう思います?」と音喜多氏に質問。すると、音喜多氏はこう考えを述べた。

「今の法律のルールが出席しなきゃいけないことになっているから、出席しなければいけないと思います。ただ、その上で、ガーシーさんが問題提起していることは正しいと思っていて。オンラインで今できることって、沢山あるんですよ。(中略)それがなぜ(国会で)できないのかとか、切り替えるべきじゃないのかっていうのは、積極的に議論しなきゃいけないと思います」

対談が進むなか、ガーシー氏が音喜多氏について「あまりリスクをとらないようにしゃべってるなと思う時がある。もっと攻撃的にいっていいと思うんですよ。若い奴らはそれが一番の力でしょ」とアドバイスする一幕も。すると音喜多氏は、「ガーシーさんが言うとめちゃくちゃ説得力がありますね」と納得の表情を見せていた。

また音喜多氏は、「ガーシーさんが潰されても、この国では政治に不満がある限り第二、第三のガーシーさんが現れると(ガーシー氏の著書に)書いてあって。これは本当、僕は真理だと思っていて」とも発言。日本の政治家に対する不満が根本的に解決しない限り、解消されることはないと主張した。

すると、ガーシー氏が「人間は寿命があるんで、絶対いつか死ぬんで」と指摘。日本における世襲議員の多さに触れ、「ジジイが死ぬまでじっと待つんじゃなくて、早く引退する花道を作ってあげるべきやと思ってるから。だから、『もういいやろ、お前ら』っていうのを国民も含めてみんなが言わなきゃいけないんです」と持論を述べた。

“日本の政界から高齢者を排除すべき”と主張するガーシー氏は、こうも語った。

「年寄りの人を保護することは良いと思うんですよね。ちゃんと施設とかも作ってね。でも、老人の議員さんたちが老人のために何か政治をやっているかと言えば、やってないですからね。私腹を肥やすことしかやってないし、自分らに都合のいい法案だけ通そうとしているから。

そんな奴らを俺はホンマに老害やと思ってるから、叩き潰すべきやと。僕らがやったらいいじゃないですか、老人の保護も。これから不満や不安を持っている老人の方々をどうするかを、僕ら若い奴らが考えてやったらいいだけの話だけやから」

ここで箕輪氏が「全くその通り」と頷き、ガーシー氏の存在の必要性を音喜多氏に投げかけた。すると音喜多氏も「必要だ」と述べ、「ダークヒーローというか、こういうガーシーさんが国会の絨毯を踏み、(議員)バッチをつけるというのは革命的なことなんですよね」と絶賛したのだった。

1時間以上にわたって行われた議員対談。一部で釘を刺す場面はあったものの、終始ガーシー氏に同調する姿勢を見せた音喜多氏に、視聴者からは懐疑的な声も上がっていた。

《おときたさんは何が言いたいの?》
《結局音喜多さんは何を言いたいのかわからんのだよ。現状の解説は不要です》
《音喜多君はいつも人の話やな、君の考え方を言えや》

配信直後は、すぐさまアーカイブ動画が削除されてしまう事態に。ガーシー氏と音喜多氏によるタッグは再び見られるのだろうか。

出典元:WEB女性自身