高市内閣の支持率ほぼ横ばいの57%、簗・前農相の事実上更迭で首相の責任「否定派」46%…読売世論調査
高市内閣の支持率ほぼ横ばいの57%、簗・前農相の事実上更迭で首相の責任「否定派」46%…読売世論調査
読売新聞社は16~18日、全国世論調査を実施した。高市内閣の支持率は前回(9月17~18日、59%)からほぼ横ばいの57%で、不支持率は30%(同30%)だった。簗和生・前農相が14日に事実上更迭された直後の調査だが、支持率への影響は限定的だった。
自民の支持率は34%(同35%)で前回調査からほとんど変わらなかった。その他の政党の支持率は、参政党5%(同5%)、維新4%(同4%)、国民民主党3%(同4%)、公明党2%(同2%)、立憲民主党2%(同2%)などの順。無党派層は41%(同40%)だった。
内閣支持、最低49% 農相更迭「遅過ぎ」57%
共同通信社は17、18両日、全国電話世論調査を実施した。高市内閣の支持率は49・1%で、政権発足以来初めて50%を割り込み最低となった。
簗和生前農相を更迭した高市早苗首相の判断について「遅過ぎた」が57・7%。首相の後手対応が支持率下落に影響した可能性がある。
消費税減税とともに導入する所得連動型の給付制度に賛成は50・8%、反対は42・9%で評価が分かれた。減税が財政に与える影響に「不安を感じる」は「ある程度」を含めて65・1%となった。
横浜市長に原沢氏初当選 前職・山中氏ら6氏破る
前市長の辞職に伴う横浜市長選が18日投開票され、無所属新人で弁護士の原沢敦美氏(59)が、無所属で前職の山中竹春氏(54)と新人5人の計6人を破り、初当選を確実にした。投票率は45.56%で、前回(41.64%)を上回った。
市幹部職員へのパワハラにより辞職し、再出馬した山中氏への信任の是非が争点だった。原沢氏は選挙事務所で「市民目線を第一に考え、横浜を良い町にしたい」と述べた。一方、敗北した山中氏は「私の力不足で申し訳ない」と語った。
原沢氏は自民党、日本維新の会、国民民主党の各県組織の推薦に加え、公明党市議団の支持を得て組織戦を展開。災害対策の充実や財政基盤の強化を掲げ、弁護士の経験も生かし、市政の立て直しを訴えて支持を集めた。
暴徒が放火、破壊、略奪 55万人デモで混乱―仏
フランスで17日、学習環境の改善を求める高校生と、生活費の高騰に不満を募らせる労組関係者らが合同で政府に抗議するデモを行った。内務省によると、全国で推計55万人(主催者発表80万人)が参加。暴徒も紛れ込み、放火や破壊行為、当局との衝突を繰り返した。商店は略奪被害に遭った。18日までに約1800人が逮捕され、警察・消防は500人以上が負傷した。
首都パリでは11万人が数キロをデモ行進。9月に始まった高校生デモを支持する急進左派野党「不屈のフランス」からは幹部らが駆け付けた。一方、暴徒は路上で投石や放火を重ね、警官隊が放水車、催涙ガスで対応。混乱は17日深夜まで続いた。
中部リヨンでは観光案内所に火が放たれ、炎に包まれた。磁器で有名な中部リモージュでも市庁舎が炎上。南部マルセイユでは覆面集団が市庁舎の玄関をこじ開け侵入し、フランスを象徴する女性「マリアンヌ」の胸像を倒した。AFP通信によれば、暴徒は「革命だ」と叫んでいた。
極右ルペン氏、トップ独走続く 大統領選まで半年―フランス
来春のフランス大統領選まで18日で半年。世論調査では、社会不満の受け皿になっている極右野党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン前党首(58)が支持率でトップを独走し続ける。一方、マクロン大統領(48)を支える中道与党からは2人の元首相が出馬する意向で、一本化が急務だが動きは鈍い。
「政治的に(過去と)決別しなければ、フランスはデフォルト(債務不履行)だ」。ルペン氏は今月上旬、歴代政権が財政を悪化させたと非難し、立て直すには大統領選で自らに一票を投じる必要があると訴えた。
フランスは財政赤字が欧州連合(EU)基準を大幅に超過。2029年までに収支を改善させる計画だが、実現は容易でない。累積債務もマクロン政権下で増大。台所事情は逼迫(ひっぱく)しており、野党候補にとっては追い風と言える。
MMX探査機、20日に打ち上げ 火星衛星の砂、31年地球へ
火星の衛星フォボスに着陸して砂などを採取し、地球へのサンプルリターン(試料持ち帰り)に挑む火星衛星探査計画「MMX」の探査機打ち上げが20日に迫っている。地球への帰還は2031年7月の予定で、火星圏からの試料持ち帰りに成功すれば世界初。フォボスの起源解明や宇宙探査技術の獲得を目指す。
計画検討から関わった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川勝康弘プロジェクトマネージャは「打ち上げはゴールではなくスタート。ここからが本番だ」と意気込む。
MMXは、JAXAが主導する国際共同探査。米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)が参加する。搭載する機器の一部は海外機関の提供だ。

