与野党議席、過半数競る 参院選序盤調査、共同通信
共同通信社は第27回参院選について3、4両日、全国の有権者に電話情勢調査を実施した。
自民は、改選1人区の勝敗次第で40議席前半となる可能性がある。
立民は、比例で前回獲得した7議席を超え、改選22議席から上積み、20議席台後半をうかがう。
公明党は、兵庫で苦戦するなど公示前の14議席維持が困難な情勢だ。
日本維新の会は12議席を獲得した前回に比べ、伸び悩む。
共産は改選7議席を割り込む恐れがある。
国民は、複数区の千葉や神奈川などで当選圏内。改選4議席から大きく伸ばす可能性が出てきた。
れいわ新選組は比例で3議席が視野に入る。
参政は東京で選挙区の初議席獲得が見込まれる。

鹿児島・十島村で震度5強 第2陣、6日島外避難へ…気象庁課長「うわさの日、全くの偶然」
鹿児島・十島村で震度5強 第2陣、6日島外避難へ―気象庁課長「うわさの日、全くの偶然」
トカラ列島近海を震源とする群発地震は5日も活発に続き、午前6時29分ごろに鹿児島県十島村・悪石島で震度5強の揺れを観測した。気象庁によると、地震の規模(マグニチュード=M)は5.4。震源の位置は悪石島の南西で、2日明け方の震度5弱の地震(M5.1)とほぼ同じ。深さは19キロと推定される。
十島村によると、村営船で6日朝に出発する島外避難の第2陣には悪石島の31人が乗船する見通し。2日に震度5弱を観測した小宝島からも14人が乗り、鹿児島市内へ避難する。4日の第1陣では悪石島の13人が避難した。
トカラ列島の地震が1300回超に 同海域で観測史上最多 気象庁
トカラ列島の地震が1300回超に 同海域で観測史上最多 気象庁
トカラ列島近海では6月21日以降に地震が頻発している。7月5日午前7時までに観測された震度1以上の地震は1303回(震度6弱が1回、5強が1回、5弱が3回、4が30回、3が95回、2が313回、1が860回)。この海域では過去にも数週間で数百回の地震が起きたが、今回は観測史上最多となっている。
平山郁夫さんと土田ヒロミさんの「広島」 原爆投下80年で展覧会
平山郁夫さんと土田ヒロミさんの「広島」 原爆投下80年で展覧会
日本画家の平山郁夫さん(1930~2009年)が描いた原爆画や紛争地の日常の風景と、写真家の土田ヒロミさん(85)が被爆者の遺品などを撮影した写真を通じ、平和の尊さを考える「原爆投下80年 日常とその破壊」が広島県尾道市の平山郁夫美術館で開催されている。
広島原爆で被爆した平山さんは、原爆の残酷さを告発するのではなく、復活や再生を前面に押し出した「広島生変図」を残した。原爆投下から80年の節目で開催される今回の展示では、破壊された被爆者の日常を客観的に記録し続ける土田さんとの共同展覧会が実現した。
ゼロゼロ融資倒産、2000件超 5年間、収益回復せず
新型コロナウイルス対策で実施された実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)を受けた企業の倒産(負債額1千万円以上)が、今年6月までの約5年間で計2272件となったことが帝国データバンクの調べで5日までに分かった。支援により経営を維持したものの収益の回復に至らず、資金繰りに行き詰まったことなどが理由とみられる。
米南部で洪水、24人死亡 キャンプの少女20人超不明
米南部テキサス州で4日早朝(日本時間同日夕)、集中豪雨に伴う洪水が発生し、州中部のカー郡では少なくとも24人が死亡した。米メディアが郡当局の話として伝えた。サマーキャンプに参加していた20人を超える少女が行方不明となっており、犠牲者は今後さらに増える恐れがある。

セーヌ川で100年ぶり一般遊泳解禁 水質向上で成果「パリの誇りだ」
セーヌ川で100年ぶり一般遊泳解禁 水質向上で成果「パリの誇りだ」
パリ市の中心を流れるセーヌ川に設けられた遊泳場で5日、一般市民の遊泳が解禁された。水質悪化などで1923年に禁止になって以来、約100年ぶり。昨年のパリ五輪・パラリンピックではトライアスロンを実施。水質向上への国や市の努力が結実した。五輪・パラのレガシー(遺産)の一つとなりそうだ。
遊泳場はサンルイ島付近など計3カ所。それぞれ川岸に幅60~70メートルの区切りを設け、8月末まで毎日無料で開放する。安全のため監視員を置き、3カ所以外では今後も遊泳は厳禁だ。
「オアシス」再結成ツアー開幕 16年ぶり公演、会場は歓喜
英国の伝説的ロックバンド「オアシス」は4日、西部ウェールズの中心都市カーディフでコンサートを開き、再結成ツアーが開幕した。バンド解散後、公演は約16年ぶりとなる。