石破内閣支持率22% 発足以降最低 毎日新聞世論調査
毎日新聞は17、18日の両日、全国世論調査を実施した。石破内閣の支持率は22%で、発足以降、最低だった。4月12、13日実施の前回調査(24%)と比較すると2ポイント減の横ばい。不支持率は前回調査(61%)から1ポイント増の62%だった。
支持率が30%を切るのは3カ月連続。これまでの最低は3月調査の23%だった。
消費減税「食品だけ」33%「一律」25%、反対16% 世論調査
消費減税「食品だけ」33%「一律」25%、反対16% 世論調査
毎日新聞は17、18日の両日、全国世論調査を実施した。消費税の減税の望ましいやり方を尋ねると、「食料品だけ税率を下げる」が33%で最多となり、「一律に引き下げる」が25%だった。「消費税を廃止する」も14%あった。これに対し、「減税しない」は16%にとどまった。
消費減税は、物価高やトランプ米政権の高関税措置を受けた経済対策として浮上した。6割近くが減税を望み、廃止を含めると7割超が消費税への対応を求めていることになる。
財源なき消費減税に反対 自民・森山氏「財政余裕ない」
自民党の森山裕幹事長は18日、鹿児島県中種子町で講演し、野党や公明党などが主張する消費税減税に反対の立場を改めて示した。消費税は地方自治体の財源になっていると指摘し、「財源の伴わない減税は慎重であるべきだ」と強調。「赤字国債を出せるほど日本は余裕がない」と述べ、財政規律を守るよう訴えた。
これに先立ち、森山氏は同県西之表市で記者団の取材に応じ、国会提出が遅れた年金制度改革関連法案を念頭に「できるだけ成立を目指し、参院に今月末までに送れるよう努力する」と述べた。
食品消費税、5%が一案 斉藤公明代表、「恒久措置」主張
公明党の斉藤鉄夫代表は18日放送のTBS番組で、経済対策の策定に向けて同党が提唱する食料品の消費税減税について、税率を現在の8%から5%へ引き下げるのが一案だと主張した。理由に関し、5%を上回る程度が「世界標準」になっていると指摘。「恒久的措置として考えている」と述べ、無期限とする考えも示した。
自民党執行部が消費税減税に否定的であることに関しては、「(与党内で)一つの結論を得られると確信している。連立離脱は全く考えていない」と強調した。
年金改革、与野党本格攻防へ 消費税・企業献金も論点…参院選へ論戦に熱
年金改革、与野党本格攻防へ 消費税・企業献金も論点―参院選へ論戦に熱
国会では週明けから、年金改革を巡る与野党の論戦が本格化する。提出がずれ込んでいた年金制度改革関連法案は20日に衆院で審議入り。野党各党は集中審議や党首討論で低年金対策の「不備」を石破茂首相らにただす。残り会期が1カ月あまりとなる中、夏の参院選をにらみ、物価高対策や「政治とカネ」を巡る議論も熱を帯びそうだ。
「法案の早期提出を重視し、基礎年金の底上げ措置は規定していない」。福岡資麿厚生労働相は16日の記者会見で、基礎年金(国民年金)の底上げ策は2029年以降に先送りしたと説明した。底上げ策はもともと「就職氷河期世代」支援を視野に入れた法案の目玉だ。

「思った以上のハードさ」と見物客も驚いた三社祭の「宮出し」 1000人超す氏子が集結し朝から最高潮
「思った以上のハードさ」と見物客も驚いた三社祭の「宮出し」 1000人超す氏子が集結し朝から最高潮
東京・下町の恒例行事、三社祭は最終日の18日、3基の本社神輿(みこし)を浅草神社(台東区)から担ぎ出す「宮出し」で最高潮を迎えた。
前日の雨天と打って変わり好天となった午前7時、1000人以上の氏子が神社境内に集結。三之宮から順に鳥居をくぐり、担ぎ手らは「ワッショイ」と声を張り上げながら浅草寺の境内へと進んだ。雷門中部町会の中村洋平青年部長(44)は「昨日は雨で大変だったが、今日は良い天気で元気に担げた」と笑顔を見せた。
日光で春恒例の武者行列 1200人が練り歩く
栃木県日光市の日光東照宮で18日、江戸時代から続く恒例行事「百物揃千人武者行列」が催された。晴天の中、徳川家康を祭ったみこしを中心に、よろいかぶと姿の武者らに扮した市民約1200人が参道を練り歩いた。外国人観光客をはじめ、大勢の見物客が参道脇からカメラを向けたり、みこしにさい銭を投げたりして楽しんだ。
武者行列は家康が死去した翌年の1617年、遺言に従い静岡市の久能山から日光へ改葬した際の様子を再現したとされる。みこしは3基あり、源頼朝、豊臣秀吉、家康をそれぞれ祭っているという。