2025年4月30日 今日の出来事

終戦50年で記念式典 ホーチミンで大規模パレード…ベトナム

終戦50年で記念式典 ホーチミンで大規模パレード―ベトナム

ベトナム戦争終結から50年を迎えた30日、ベトナム最大都市ホーチミンで記念式典が催された。最高指導者のトー・ラム共産党書記長、ルオン・クオン国家主席らが出席。軍や公安の要員らが参加する大規模パレードや、軍による編隊飛行も行われ、終戦から半世紀の節目を祝った。

1975年4月30日、当時の南ベトナム大統領官邸に北ベトナム軍が入り、サイゴン(現ホーチミン)が陥落。長く続いた戦争に終止符が打たれた。

正恩氏、戦勝記念日の訪ロ見送りか 北朝鮮兵4700人死傷…韓国情報機関

正恩氏、戦勝記念日の訪ロ見送りか 北朝鮮兵4700人死傷―韓国情報機関

韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は30日、国会で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が、5月9日の旧ソ連の対ドイツ戦勝80年記念日に合わせた訪ロを見送るとの見通しを示した。また、2回にわたりロシアに派遣された北朝鮮兵は約1万5000人に上り、死亡した約600人を含む約4700人が死傷したと推計した。

非公開で行われた報告の内容を、国会議員が記者団に説明した。ロシアのプーチン大統領が正恩氏をモスクワに招待しており、訪ロ時期が注目されていたが、国情院は、5月9日の戦勝記念日の行事には、崔竜海最高人民会議常任委員長といった代理が出席する可能性が高いと分析。正恩氏の訪ロに際して予想される警護の動きが見られないことを理由に挙げた。

フジHD社長・金光修氏が6月退任へ 中居正広氏問題で

フジHD社長・金光修氏が6月退任へ 中居正広氏問題で

元タレントの中居正広氏がフジテレビのアナウンサーだった女性に性暴力を加えた問題で、親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)は30日、金光修社長が6月に開催予定の株主総会をもって退任すると発表した。同社は3月27日、金光氏が代表権のない会長に就任する予定であることなどを発表していた。

茨城で米窃盗相次ぐ 4月は計8件 価格高騰背景、転売目的か

茨城で米窃盗相次ぐ 4月は計8件 価格高騰背景、転売目的か

茨城県内で米の窃盗が相次いでいる。4月に入り、農家から米が盗まれる被害が8件発生。そのうち6件が筑西市で起きている。米価の高騰が続いており、県警は転売目的の可能性があるとみて捜査している。

県警によると、1月1日~4月27日、県内の農家から米が盗まれる事件が14件(計約4・5トン)あった。前年同期(8件)の倍近い被害が発生している。米の窃盗は例年稲刈り後の9月から翌年3月に多い。ただ、今年は様相が異なり、4月に入っても筑西市や稲敷市、ひたちなか市で計8件発生している。

百日ぜき患者、4週連続で最多 10代多く、リンゴ病も増加

百日ぜき患者、4週連続で最多 10代多く、リンゴ病も増加

激しいせきが特徴の感染症「百日ぜき」の流行が続いている。国立健康危機管理研究機構が30日に発表した速報値によると、全国の医療機関から14~20日に報告された患者数は前週より600人ほど多い1884人で、4週連続で最多を更新した。今年の累計は9336人で、4054人だった昨年を既に上回っている。

機構によると、年齢別では10代が多く、今後、子どもを中心に患者が増加していく可能性がある。
 両頬などに赤い発疹が出る伝染性紅斑(リンゴ病)の患者も増えており、全国の定点医療機関から同じ1週間に報告された患者は2963人。1機関当たり1・25人で、直近10年間で最も多い。

京都の国道1号で冠水 古い配水管が破損か 道路陥没、けが人なし

京都の国道1号で冠水 古い配水管が破損か 道路陥没、けが人なし

30日午前3時半ごろ、京都市下京区の国道1号の交差点付近で「道路に水があふれている」と通行人から110番があった。道路が陥没して冠水しており、京都府警は午前4時35分ごろから付近の往来を規制している。古い配水管が破損した可能性があり、市上下水道局が詳しい原因を調べている。

水道局や府警によると、現場の地中には60年以上前に設置された直径約30センチの配水管があり、これが破損したとみられる。近く撤去予定だったという。周囲でけが人は確認されていない。

「青いカーネーション」出荷ピーク 千葉県芝山町

「青いカーネーション」出荷ピーク 千葉県芝山町〔地域〕

5月11日の「母の日」に向けてピークを迎えた「青いカーネーション」の出荷作業が30日、千葉県芝山町のサントリーホールディングスのグループ会社作業場で公開された。年間約100万本出荷されるうち半数がこの時期に集中するといい、担当者は「他にはない色なので、高級感を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

担当者らによると、青色系統のカーネーションは自然界に存在しないとされていたが、ペチュニアなどから採取した遺伝子を組み込むことで開発に成功。1997年から発売しており、現在、色の濃淡や咲き方が異なる8品種を提供している。