万博初日の入場者数は11万9000人 悪天候や交通の混雑影響か
万博初日の入場者数は11万9000人 悪天候や交通の混雑影響か
大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は14日、開幕初日(13日)の入場者数が11万9000人だったと明らかにした。14万人以上が事前予約し、当日券も販売したが、悪天候に加え、会場や交通の混雑などが影響した可能性がある。
万博協会は「並ばない万博」を掲げ、デジタル化を推進。インターネットによる入場券の販売や事前予約制を導入した。前売り券の販売枚数が目標を下回り、当日券も販売することになり、13日は午後5時から入場可能な夜間券などを売り出した。
13日は風雨が強かったが、会場には長い列ができた。東ゲート付近では通信障害も起き、入場やパビリオンの当日予約などに支障が出た。一部のターミナル駅や主要駅発着のシャトルバスは混雑した。
岸本周平・和歌山県知事が心肺停止 公舎で倒れ病院に搬送
和歌山県の岸本周平知事(68)が14日午前、和歌山市内の公舎で倒れ、救急搬送された。複数の関係者によると、心肺停止の状態という。
県によると、午前10時15分ごろ、秘書が公舎で倒れている岸本氏を発見した。岸本氏は現在、集中治療室で治療を受けているという。県は午後に予定されていた知事公務をキャンセルした。
韓国・尹前大統領「民主主義守るため」 内乱罪を全否認 地裁初公判
韓国・尹前大統領「民主主義守るため」 内乱罪を全否認 地裁初公判
韓国前大統領の尹錫悦(ユン・ソンニョル)被告に対する初公判が14日、ソウル中央地裁であった。尹被告は昨年12月に「非常戒厳」を宣布したことで内乱首謀罪で起訴された。朝鮮日報によると、尹被告は法廷で「戒厳令は民主主義を守るために行ったもので、内乱ではない」と起訴内容を全面否認した。
起訴状によると、尹被告は昨年12月に戒厳令を宣布後、国会が戒厳令の解除要求決議案を可決するのを防ぐために国会に軍や警察を投入するなど、憲法秩序を乱す目的で暴動を起こしたとしている。
北朝鮮、中国景観づくりに対抗心 鴨緑江沿い家屋、高層住宅に一新
北朝鮮、中国景観づくりに対抗心 鴨緑江沿い家屋、高層住宅に一新
北朝鮮が、昨年7月に大規模な洪水が発生した北西部新義州周辺の景観づくりで中国への対抗心を示している。鴨緑江を挟んで対岸にある中国遼寧省丹東の高層ビル街と競うように、一時浸水した川沿いの老朽家屋を短期間で高層住宅に一新。14日も大勢の労働者たちが作業を続けていた。
北朝鮮の朴泰成首相は2月上旬、この地域で同国最大規模の温室農場の着工式を開いた際に「鴨緑江の対岸(中国側)に社会主義の真の姿を示す」と宣言。金正恩朝鮮労働党総書記が注力する地方振興政策の実現だけでなく、国境沿いの開発を巡り中国と張り合う姿勢を見せた。
ロシアが弾道ミサイル攻撃、34人死亡 ウクライナ北東部、攻防激化
ロシアが弾道ミサイル攻撃、34人死亡 ウクライナ北東部、攻防激化
ウクライナ北東部スムイの中心部に13日、ロシア軍による2発の弾道ミサイル攻撃があり、ウクライナ当局によると、子ども2人を含む少なくとも34人が死亡し、117人が負傷した。スムイ市の軍当局者は同日、2発目のミサイルで被害が拡大したとの見方を明らかにした。
当局者によると、2発目のミサイルは住宅や教育施設、商店が立ち並ぶ地域の上空で爆発。中に詰められた破片が広範囲に広がり、多数が死傷したという。ウメロフ国防相は13日、日曜日に教会に向かう途中の市民を意図的に狙ったとし、「これは事故ではなく、テロだ」と非難した。