2024年8月31日 今日の出来事

石破、小泉、高市氏が上位 「ポスト岸田」各社調査

石破、小泉、高市氏が上位 「ポスト岸田」各社調査

報道各社が岸田文雄首相の自民党総裁選不出馬表明を受け、8月後半に実施した「ポスト岸田」として次の総裁に誰がふさわしいかを問う世論調査で、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障担当相がいずれもトップ3を占めた。河野太郎デジタル相、上川陽子外相、小林鷹之前経済安保相の3人が追い、茂木敏充幹事長らが7位以下となる傾向も同じだった。

東京新聞 2024年8月31日 19時23分 (共同通信)
日経新聞 2024年8月26日 19:00

線状降水帯、川氾濫、緊急安全確保…台風10号で大荒れの東海地方

線状降水帯、川氾濫、緊急安全確保…台風10号で大荒れの東海地方

台風10号の接近に伴い、東海地方は31日、各地で大雨となった。岐阜県大垣市で警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」が発令されたほか、3県の自治体で避難指示が相次いだ。三重県では線状降水帯が発生し、猛烈な雨となった。台風は今後さらに東海地方に近づく見込みで、名古屋地方気象台などは土砂災害や河川の氾濫に警戒を呼びかけている。

同気象台などによると31日午後6時現在、24時間降水量の最大値は、三重県大紀町268・5ミリ▽岐阜県揖斐川町197・5ミリ▽同県大垣市186ミリ▽愛知県新城市157・5ミリ――など。新城市で記録した1時間降水量63ミリは8月の観測史上最大。

東海道新幹線、1日も運休 東京-名古屋、終電繰り上げも…台風10号

東海道新幹線、1日も運休 東京-名古屋、終電繰り上げも―台風10号

台風10号の接近に伴う大雨の影響で、東海道新幹線は31日、東京―名古屋間で始発から運転を見合わせた。このうち東京―三島間は同日午後から運転を再開したが、激しい雨が予想されるため終電を午後8時前に繰り上げた。

JR東海によると、9月1日も三島―名古屋間は終日、東京―三島間は朝から当面の間、運転を取りやめる。東京―三島間のその後の運転については1日午前に発表する。

自衛隊、最後の入浴支援 災害派遣終了、住民ら感謝…能登地震

自衛隊、最後の入浴支援 災害派遣終了、住民ら感謝―能登地震

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市で31日、自衛隊の入浴支援が最終日を迎えた。利用した住民らは「本当にありがたかった」と話し、災害派遣を終えて9月2日に被災地を離れる自衛隊への感謝を口にした。

県内では元日の地震で最大約11万戸が断水し、自衛隊は1月6日から入浴支援を始めた。珠洲市では現在まで3カ所で続けていたが、民間入浴施設の再開などを受け、終了が決まった。

宮崎監督にマグサイサイ賞 「人間性への理解表現」

宮崎監督にマグサイサイ賞 「人間性への理解表現」

フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は31日、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞をアニメ映画監督の宮崎駿さん(83)に授与すると発表した。「作品は商業的に成功しただけでなく、人間の在り方への深い理解を表現し、見る人に自省と思いやりを促している」と称賛した。

財団は宮崎さんが作品の筋書きを単純化せず「環境保護や平和、女性の権利といった問題を芸術を通して子どもに理解させている」と評価。「子どもの心を開き、根本的な問題を投げかけ、楽しませながら教育している」と強調した。

脱炭素化でアンモニアに脚光 水素の輸送・貯蔵手段…海外で製造、日本へ

脱炭素化でアンモニアに脚光 水素の輸送・貯蔵手段―海外で製造、日本へ

脱炭素エネルギーとして期待される水素の活用拡大に向け、輸送や貯蔵の手段となるアンモニアが脚光を浴びている。北米などで日本の商社や企業が携わる製造プロジェクトが進み、日本を含む世界各地に輸出される見通しだ。

水素は気体の状態ではエネルギー密度が非常に小さいほか、液化にはマイナス253度まで冷やす必要があり、大量輸送や貯蔵が難しい。一方、水素に窒素を合成したアンモニアは比較的液化しやすく、水素の運び役として期待されている。

「グレーアンモニア」「ブルーアンモニア」「グリーンアンモニア」

フィリピンとベトナム、防衛協力強化で合意 南シナ海念頭、国防相会談で

フィリピンとベトナム、防衛協力強化で合意 南シナ海念頭、国防相会談で

フィリピンのテオドロ国防相は30日、ベトナムのファン・バン・ザン国防相とマニラで会談し、海洋安全保障を含む防衛面で協力を強化していく方針で一致した。両国は南シナ海の権益を巡り対立しているものの、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に合意に至ったものとみられる。