2024年2月9日 今日の出来事

小沢征爾さん死去、88歳…ボストン交響楽団などで日本人初の音楽監督

小沢征爾さん死去、88歳…ボストン交響楽団などで日本人初の音楽監督

世界的指揮者で、ボストン交響楽団やウィーン国立歌劇場の音楽監督を日本人で初めて務めた小沢征爾(おざわ・せいじ)さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。

旧満州(現中国東北部)生まれ。10代から指揮を斎藤秀雄に学び、1959年、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。20世紀を代表する指揮者シャルル・ミュンシュやヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタインに師事した。楽譜の深い読み込みに支えられた綿密な解釈と全身を使った力強い指揮で評価を確立した。

自民・二階俊博氏、3年間で書籍代3500万円の不思議

自民・二階俊博氏、3年間で書籍代3500万円の不思議「家1軒分」「読書家ぶりに驚き」

政策活動費のあり方が今国会の争点に浮上する中、自民党の二階俊博元幹事長が代表を務める政治団体が3年間で約3500万円の書籍代を支出していたとして「図書館を丸々買ったのか」などとSNS上で波紋が広がっている。

政策活動費は政党が政治家個人に支出する政治資金で、使途公開の必要がない。自民は二階氏に5年間で約50億円を支出している。

新型コロナ「第10波」に 11週連続増、石川が最多

型コロナ「第10波」に 11週連続増、石川が最多

厚生労働省は9日、全国約5千の定点医療機関から1月29日~2月4日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計7万9605人で、1医療機関当たり16・15人だったと発表した。前週比は1・08倍で、11週連続増加。専門家は流行「第10波」との見方を示した。

インフル患者が4週連続増 警報級8府県、福岡最多

インフル患者が4週連続増 警報級8府県、福岡最多

厚生労働省は9日、全国約5千の定点医療機関から1月29日~2月4日に報告されたインフルエンザの新規患者数は11万1501人で、1機関当たり22・62人だったと発表した。前週比1・18倍で4週連続の増加となった。

国立感染症研究所によると、1週間に全国の医療機関を受診した推計患者数は約73万8千人だった。直近5週間で検出されたウイルスはA香港型と呼ばれるAH3型が51%に対し、これまで少なかったB型が29%と増加傾向にある。

石川県の住宅被害、6万棟超に 能登半島地震

石川県の住宅被害、6万棟超に 能登半島地震

石川県は9日、能登半島地震による住宅被害が6万236棟になったと発表した。全壊、半壊、一部破損を合わせて珠洲市で8864棟、輪島市で6343棟。9日午後2時現在の避難者は1万3463人。災害関連死15人を含む死者数は241人、負傷者は1182人で変動はなかった。安否不明者は輪島市9人、珠洲市2人の計11人。

東証続伸、34年ぶり高値更新 午前終値は3万7029円

東証続伸、34年ぶり高値更新 午前終値は3万7029円

9日午前の東京株式市場で日経平均株価(225種)が続伸し、一時3万7000円台を付けた。取引時間中として、バブル経済期の1990年2月以来約34年ぶりの高値を更新した。日本企業の堅調な業績や、外国為替相場の円安ドル高傾向を好感した。前日の米国株上昇も支えとなり、上げ幅は400円を超える場面があった。

韓国「主敵」規定を正当化 金正恩氏、軍記念日に演説

韓国「主敵」規定を正当化 金正恩氏、軍記念日に演説

北朝鮮の朝鮮中央通信は9日、金正恩朝鮮労働党総書記が朝鮮人民軍創建76年の記念日となった8日に国防省を訪れ、将校らを前に演説したと報じた。金氏は韓国を「主敵」と定めることは、北朝鮮の「永遠の安全と将来の平和」に向けた当然の措置だと正当化した。「平和は物乞いや話し合いによって得られるものではない」と指摘。軍事力を高めることで戦争を抑止する考えを強調した。

正恩氏娘は後継者の可能性、韓国統一相「儀典のレベルが上がり続けている」…妹・与正氏は役割縮小

バイデン氏の記憶力「著しく低下」 機密持ちだし疑惑捜査の検察官

バイデン氏の記憶力「著しく低下」 機密持ちだし疑惑捜査の検察官

バイデン米大統領の機密文書持ち出し疑惑を捜査していたハー特別検察官の報告書は8日、任意聴取の際に「バイデン氏の記憶力は著しく低下しているようだった」と指摘し、訴追を見送った理由の一つに挙げた。バイデン氏は8日夜、記者団に「私の記憶力は良好だ」と強調。だが、その直後に中東情勢に関連してエジプトを「メキシコ」と言い間違え、高齢不安が逆に浮き彫りになった。