2023年5月4日 今日の出来事

子どもの人口、42年連続で減少 15歳未満が1435万人 過去最低

「こどもの日」を前に、総務省が4日公表した集計によると、外国人を含む15歳未満の子どもの数(4月1日時点)は前年より30万人少ない1435万人で、42年続けて減少した。人口推計から算出した。総人口に占める割合は0.2ポイント低下して11.5%。人数、割合とも比較可能な1950年以降の最低を更新した。

岸田文雄首相は「異次元の少子化対策」を掲げ、4月にはこども家庭庁を新設。子育て世帯支援などの財源確保について検討を進めているが、子ども人口減少の流れを反転させられるかどうか実行力が問われる。

子どもの人口、42年連続で減少 15歳未満が1435万人

FRB議長「利上げ、終わりに近い」 年内の利下げの可能性は否定

米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、政策金利を0.25%引き上げると決めた。急激な金融引き締めの影響で中堅銀行の経営破綻が相次いでいるが、米国の金融システムは安定を保っていると判断し、インフレ抑制を優先させた。一方、発表した声明文は一部の表記を前回会合から修正し、早ければ次回6月会合で利上げを停止する可能性を示唆した。

2、3日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、追加利上げを全会一致で決定した。22年3月以来、10会合連続の利上げで政策金利の誘導目標は5~5.25%になる。

NY円、134円台後半 利上げ停止の可能性示唆で円買い広がる

3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比1円87銭円高ドル安の1ドル=134円63~73銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・1057~67ドル、149円41~51銭。

米連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表した声明が、利上げを停止する可能性を示唆したと受け止められ、日米金利差の将来的な縮小が意識されてドル売り円買いが広がった。

ルワンダ、豪雨で127人死亡 ウガンダでも6人犠牲

アフリカ東部ルワンダの大統領府は3日、洪水や地滑りが2日から3日にかけて発生し、少なくとも127人が死亡したと発表した。被害は西部、北部、南部の州など各地に広がっているほか、大雨が降り続いていることから、政府は人々の避難を急いでいる。

AFP通信によると、死者の多くはキブ湖のある同国西部に集中している。住宅や建物が押し流されたほか、道路も封鎖されているという。ルワンダを含む東アフリカ地域は雨期に入っており、この時期の洪水被害は珍しくない。同国では2020年5月にも大雨によって65人が死亡したという。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

東アフリカの他の地域も雨や洪水に見舞われており、ウガンダでは地滑りにより6人が死亡。そのうち5人は同じ家族だったという。

全国で7343人の感染確認 新型コロナ、前週より4500人減

厚生労働省は4日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で7343人確認されたと発表した。前週の木曜日より約4500人減った。死者は18人だった。

主な都道府県の新規感染者数は、北海道474人▽東京都994人▽愛知県221人▽大阪府500人▽福岡県189人。

<新型コロナ・4日>東京都で新たに994人が感染、3人死亡

東京都は4日、新型コロナウイルスの新たな感染者994人と3人の死亡を確認したと発表した。1週間平均の新規感染者数は、4日時点で1589.4人で、前の週に比べて111.9%。

<新型コロナ・4日>東京都で新たに994人が感染

【1年前の今日の出来事】 2022年5月4日