台湾国防部「海峡周辺に多数の中国軍機」、本島攻撃の訓練警戒…4日間の軍事演習は終了か
中国軍は7日午前、台湾周辺で「重要軍事演習」を引き続き実施した。同軍は演習期間を7日正午までと発表しており、4日間にわたる演習は終了した模様だ。
中国軍で台湾を担当する「東部戦区」は7日、台湾周辺の海空域で実戦化に向けた統合演習を実施し、対地攻撃や長距離対空攻撃の統合火力能力を検証したと発表した。早期警戒機や偵察機などを投入し、陸上や艦艇からの対地、対空攻撃の訓練を実施したとみられる。
台湾国防部(国防省)は7日、台湾海峡周辺で同日午前に中国軍の多数の軍用機や艦艇、無人機が活動しているのを確認したと発表した。台湾本島や台湾軍の艦艇への攻撃を想定し、統合演習を進めているとみて、警戒にあたった。
穀物輸出、さらに4隻出港 ウクライナから、17万トン
ウクライナ産穀物の輸出再開で7日、黒海に面する南部オデッサ州の港からさらに4隻の穀物輸出船が出港した。インフラ省がフェイスブックで発表した。4隻に積まれた穀物は計17万トン。航行を共同監視するため国連など4者が設置した「合同調整センター」によると、それぞれトルコやイタリア、中国に向かう。
輸出再開第1便は1日に出港し、5日にも3隻が出港した。クブラコフ・インフラ相は「近い将来少なくとも1カ月に100隻の船を出港させ、300万トンの穀物を出荷できるようになる」と強調した。
7日はオデッサ港から1隻、チョルノモルスク港から3隻が出港した。
海水浴場でイルカに襲われ2人搬送…福井で被害相次ぐ
7日午前11時45分頃、福井市鮎川町の鮎川海水浴場で「けがをした人がいる」と119番があった。消防隊員が駆けつけると、海水浴に来ていた30歳代の女性と50歳代の男性がけがをしており、病院に搬送されたが、命に別条はないという。福井県警や消防は、目撃情報から2人はイルカにかまれたとみている。
福井県内では今夏、海水浴客が野生のイルカにかまれてけがをするケースが相次いでいる。
大仏様、ああさっぱり 3年ぶりのお身拭い 奈良・東大寺
奈良市の東大寺大仏殿で7日、国宝の本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)(大仏)のほこりを払う「お身拭い」があった。寺の僧侶や職員ら約140人が、ほうきやはたきで丹念に汚れを落とした。
年に1度の恒例行事だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの実施となった。午前7時から大仏の魂をいったん抜く法要を営んだ後、作業を開始。高さ約15メートルの頭や顔の部分も3基のゴンドラを使いながらきれいにした。
橋村公英(こうえい)別当は「大仏様がきれいになるように、訪れた方の気持ちも清らかになればいい」と話した。三重県名張市から訪れた主婦、森川泰子さん(55)は「大仏様も喜んでいるよう」と作業に見入っていた。
国内感染、新たに20万6495人 前週比8761人増―新型コロナ
国内では7日、新たに20万6495人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの新規感染者は6日連続で20万人を超え、前週の日曜日と比べて8761人増えた。重症者は前日比16人減の551人、死者は152人だった。
東京の新規感染、前週より5200人減 2万6313人確認 新型コロナ
東京都は7日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2万6313人確認されたと発表した。前週日曜日(3万1541人)から約5200人減少した。新たに12人の死亡も確認された。
【1年前の今日の出来事】 2021年8月7日