東京都心で35.1℃を観測して8日連続の猛暑日 歴代1位記録に並ぶ
きょう2日(土)午後0時7分、東京都心で35.1℃を観測した。東京都心はこれで6月25日(土)から8日連続で35℃以上の猛暑日となり、猛暑日の過去最大継続日数だった8日(2015年7月31日~8月7日)に7年ぶりに並んで1位タイ記録となった。
関東は継続して高気圧に覆われて晴れていることに加えて、平年より暖かい空気が流れ込んでいる影響で気温は上昇。関東は東京を含めて5都県に熱中症に対する警報に値する熱中症警戒アラートが環境省と気象庁から発表されており、記録的で危険な暑さが続いている。
真夏日、全国517地点に 長野県上田市で38.8度を記録
日本列島は東日本から西日本を中心に2日も広く高気圧に覆われ、気象庁によると、真夏日の基準である30度以上になったのは全国で517地点(午後6時時点)に上った。
同庁によると、午後6時時点までに、長野県上田市で38.8度を記録したほか、京都市中京区で38.6度▽福島県伊達市で38.4度▽鳥取市で38.3度▽前橋市で38.2度――など134地点で猛暑日となった。
また、環境省などが熱中症の危険が高まった際に発表する熱中症警戒アラートは、東京や大阪、福岡など25都府県に及んだ。
au通信障害、原因は「音声通話システムのトラブル」
通信大手KDDI(au)の携帯電話サービスで2日未明に発生した大規模な通信障害で、KDDIは、障害の原因が音声通話用の交換機システムのトラブルだったと明らかにした。音声通話の交換機システムに大量のデータが集中したことでトラブルが生じ、データ量を規制したという。
KDDIの通信障害は2日午後5時になっても解消しておらず、auの携帯電話サービスのほか、格安ブランドの「UQモバイル」や「povo(ポヴォ)」などで通話やデータ通信がつながりにくい状態が続いている。
コロナ自宅療養者数が再び10万人超え 感染者数、上昇傾向に
厚生労働省は1日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が10万6266人(6月29日午前0時時点)だったと発表した。前週(6月22日)は9万人台。新規感染者数が上昇傾向に転じ、自宅で療養する人も約8000人増えた。
都道府県別で自宅療養者が最も多かった所は東京で1万3694人。次いで大阪9866人、沖縄8867人だった。
全国で新たに2万4903人感染確認 前週から8000人増
新型コロナウイルスの感染者は2日、全国で新たに2万4903人確認された。前週の土曜日から約8000人増えた。死者は11人、重症者は55人だった。
東京で新たに3616人感染 4日連続3000人超 新型コロナ
東京都は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3616人確認されたと発表した。前週の土曜日(2160人)から1400人以上増え、4日連続で3000人を超えた。新たに1人の死亡も確認された。
台風4号、2日夜に沖縄と奄美に最接近 4~5日に九州上陸の恐れも
台風4号は2日、那覇市の東の海上を北北西へ進んでいる。2日夜遅くに沖縄本島と鹿児島県・奄美に最接近した後、北上。4日から5日にかけて九州に接近し、上陸する恐れもある。
気象庁によると、2日午後6時現在、那覇市の東約110キロの海上を時速30キロで北西へ進んでいる。中心気圧994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルで、最大瞬間風速は35メートル。沖縄地方では3日午後6時までに24時間雨量が200ミリと予想されている。
福岡管区気象台によると、九州では3日から5日にかけて大雨になる恐れがあり、特に九州山地の東側斜面で雨量が多くなる見込み。4日午後6時までの雨量を、九州南部では100~200ミリ、九州北部では100~150ミリと予想している。気象庁は沖縄や奄美、九州で土砂災害や低地の浸水、河川の増水や氾濫に注意するよう呼びかけている。
【1年前の今日の出来事】 2021年7月2日