箱根駅伝、青学大が2年ぶり6回目の総合優勝
第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、神奈川・箱根町―東京・大手町の復路5区間109・6キロで行われ、青学大が10時間43分42秒の大会新記録で、2年ぶり6回目の総合優勝を果たした。
復路スタート時点で2位に2分37秒差を付けていた青学大は、リードをそのまま維持。7区で岸本大紀(3年)がチームで初めて区間賞を獲得すると、9区で中村唯翔(3年)が1時間7分15秒の区間新記録をマーク。アンカーが独走状態でフィニッシュテープを切った。
2位は順大。2年連続の総合優勝を狙った駒大は3位。東洋大、東京国際大が4、5位と続いた。中央大は6位に入った。(記録は速報値)
Uターンラッシュが各地でピーク 2年ぶりに新幹線や高速などが混雑
正月三が日の最終日となった3日、年末年始をふるさとや旅先で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた。新型コロナウイルス禍で多くの人が外出を控えた昨年と異なり、新幹線や高速道路は家路に向かう人たちで混雑した。
22年景気、84%が拡大予想 共同通信の主要106社調査
共同通信社は2日、主要企業106社に実施したアンケートをまとめた。2022年の国内景気を拡大傾向と見込んだ企業は84%となり、過去5年の年初まとめと比べて最も高かった。けん引役は個人消費とみており、コロナ禍からの回復が鈍かった内需が主導すると予想。ただ、感染再拡大に企業の警戒は解けていない。政府が示している再生可能エネルギー比率を上回る水準で導入を求めた企業は20%に上った。
コロナ、全国で新たに668人 東京大神宮でクラスター、参拝中止に
新型コロナウイルスの感染者は3日、全国で新たに668人確認された。600人を超えるのは10月14日以来。東京都で103人、沖縄県でも130人が感染しており、いずれも約3カ月ぶりに100人を超えた。新型コロナの変異株「オミクロン株」の感染確認も相次いだ。
東京都では20、30代の若い世代が計54人で過半数を占めた。オミクロン株の感染者は25人で、うち11人が市中感染とみられる。また、千代田区の東京大神宮では3日までに11人のクラスター(感染者集団)が発生し、参拝を中止した。
沖縄県で130人、山口県で56人が新たに感染 基地由来の見方も
新型コロナウイルスの感染者は3日、沖縄県で130人、山口県で56人が新たに確認された。両県とも、米軍基地内での感染拡大が、地域の感染者急増につながったとの見方を示している。
【1年前の今日の出来事】 2021年1月3日