2021年10月16日

首相、被災地で「車座」 枝野氏は都心で「街頭」… 衆院選向け活動
衆院解散後、初の週末となった16日、与野党幹部は各地で衆院選に向けた動きを活発化させた。岸田文雄首相(自民党総裁)は東日本大震災の被災地で、車座対話を開いて「聞く力」をアピール。

立憲民主党の枝野幸男代表は東京・新宿の街頭演説で政権交代を訴えた。持ち味の異なる両党首は対照的な活動を展開した。共産党は田村智子政策委員長ら幹部が新潟、長野、和歌山の各県などに入り、動画も配信する「ハイブリッド街頭演説」で支持を訴えた。日本維新の会は松井一郎代表らが、公約について国民から意見を聞くオンライン対話を開いたほか、国民民主党の玉木雄一郎代表が茨城県日立市で街頭演説して、政策を訴えた。

れいわ・山本氏 比例東京ブロックで出馬「全国の応援に回る」
れいわ新選組の山本太郎代表は16日、次期衆院選で比例代表東京ブロックから立候補すると表明した。東京・JR池袋駅前で街頭演説し、「東京で中心となり、全国の候補者の応援に回る」と述べた。既に発表していた8選挙区の公認候補を取り下げ、うち4人を比例代表の単独候補に回す方針も示した。

212選挙区で野党系一本化 与党と1対1の構図
立憲民主党の福山哲郎幹事長は16日、東京都内で記者会見し、衆院選で同党と共産、国民民主、れいわ新選組、社民の各党などが候補者調整を行った結果、212の小選挙区で一本化できたと発表した。れいわは同日、新たに小選挙区候補7人を降ろすことを公表したため、「野党統一候補」で臨む選挙区は拡大する。

福山氏は「それぞれの政党がお互いの事情に鑑みながら最大限の形で一本化し、1対1の構図をつくることができた」と強調。「何も変わらない自民党か、支え合い、まっとうな、多様性を大切にする野党候補か選択してほしい」と語った。

中国、有人宇宙船打ち上げ 独自ステーションにドッキング
中国は16日午前0時23分(日本時間同午前1時23分)、有人宇宙船「神舟13号」を打ち上げ、約6時間半後に中国が独自に建設中の宇宙ステーションにドッキングした。宇宙飛行士3人が中核部分の「天和」に乗り移って半年間滞在し、来年の完成に向け作業する。習近平指導部が目指す「宇宙強国」の実現に向け、着実な前進となった。