2025年7月27日 今日の出来事

「次の首相」石破氏トップ 内閣支持率29%…毎日新聞世論調査

「次の首相」石破氏トップ 内閣支持率29% 毎日新聞世論調査

毎日新聞は26、27の両日、全国世論調査を実施した。石破茂内閣の支持率は29%で前回(6月28、29日実施)から5ポイント上昇した。不支持率は59%で前回(61%)と比べてほぼ横ばいだった。次の首相にふさわしい人を尋ねたところ、トップは石破首相で20%を占めた。参院選で与党が大敗した責任を問う意見がある一方で、調査の自由記述には「他に人がいない」「今は米国の関税問題で大変な時だ」などとして首相を支持する声も少なくなかった。

日米関税合意「評価しない」40% 「評価する」上回る…世論調査

日米関税合意「評価しない」40% 「評価する」上回る 世論調査

毎日新聞は26、27の両日、全国世論調査を実施し、トランプ米大統領による高関税措置を巡る日米関税交渉が合意したことについて尋ねたところ、「評価しない」が40%で「評価する」(28%)を上回った。「わからない」も31%あった。

GMなど大手3社「ビッグスリー」を代表する米自動車貿易政策評議会(AAPC)のマット・ブラント会長は、日本からの輸入車の方が、米国産部品の割合が高い北米製自動車よりも関税率が低いのは「米国の産業と自動車労働者にとって不利益だ」と非難した。3社がメキシコとカナダで生産している車の多くは、米国製のエンジンや部品を搭載する。

15%関税、日本車に有利? 米業界「悪い合意」と批判

15%関税、日本車に有利? 米業界「悪い合意」と批判

日米が自動車関税の15%への引き下げで合意したことで、米市場で日本車が有利になるとの見方が出ている。現状で25%の関税がかけられているメキシコやカナダからの輸入割合が高い米ゼネラル・モーターズ(GM)などへの打撃が相対的に大きくなる恐れがあるためだ。米業界団体からは「悪い合意だ」と批判の声が上がっている。

都内は7日連続の「猛暑日」 28日も関東各地で危険な暑さ…「熱中症警戒アラート」を発表

都内は7日連続の「猛暑日」 28日も関東各地で危険な暑さ…「熱中症警戒アラート」を発表

関東地方は27日も高気圧による暖気と強い日射で気温が上昇し、群馬県桐生市で38.2度に達するなど、内陸部を中心に体温超えの暑さとなった。東京都内も練馬区や青梅市などで7日連続の猛暑日(最高気温35度以上)を記録した。

各地の最高気温は、前橋市と埼玉県熊谷市、鳩山町で37.8度、茨城県筑西市で37.6度、栃木県佐野市で36.7度、東京都青梅市で36.4度、練馬区で36度、都心(千代田区)で34.1度、千葉県市原市で35.4度、神奈川県小田原市で35.1度など。

奄美と沖縄、大雨に警戒 熱帯低気圧影響で大気不安定

奄美と沖縄、大雨に警戒 熱帯低気圧影響で大気不安定

台風8号から変わった熱帯低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定になり大雨となる恐れがあるとして、気象庁は27日、奄美と沖縄で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒を呼びかけた。大東島地方では28日明け方にかけ、線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。

御嶽山噴火遺族ら慰霊登山 11年を前に発生時刻黙とう

御嶽山噴火遺族ら慰霊登山 11年を前に発生時刻黙とう

58人が死亡、5人が行方不明となった2014年の御嶽山(長野、岐阜両県、3067メートル)の噴火で、遺族ら15人が27日、慰霊登山をした。被災者家族会「山びこの会」が毎年この時期に慰霊登山に訪れており、9月27日で11年となるのを前に、発生時刻の午前11時52分に合わせ、山頂で黙とうし、犠牲者を悼んだ。

青空がのぞく中、山頂で献花したり、シャボン玉を飛ばしたりした。

岩崎俊一さん死去 HDDの小型化に貢献

岩崎俊一さん死去 HDDの小型化に貢献

ハードディスクドライブ(HDD)の小型化や大容量化に貢献した東北工業大名誉理事長で、東北大特別栄誉教授の岩崎俊一(いわさき・しゅんいち)さんが25日未明、肺炎のため仙台市の病院で死去した。98歳。福島県出身。葬儀・告別式は30日午前11時から仙台市青葉区木町通2の2の13、仙台迎賓館斎苑で。喪主は長男俊樹(としき)さん。

1949年に東北大を卒業し、東京通信工業(現ソニー)に入社。東北大に戻り研究を重ね、データを磁気媒体に記録する「垂直磁気記録方式」を開発した。以前の水平方式に比べて記録容量が飛躍的に向上し、HDDの小型化を実現。2013年、文化勲章を受章した。

NASA、4000人が退職 全体の20%超、予算削減に反発か…米

NASA、4000人が退職 全体の20%超、予算削減に反発か―米

米主要メディアは26日までに、航空宇宙局(NASA)で全職員の20%超に当たる約4000人が退職を届け出たと一斉に報じた。トランプ政権の予算削減に対する反発などが背景にあるとみられ、将来の宇宙開発に影を落とす可能性がある。

政治専門紙ポリティコは「米国で最も優秀な頭脳の大量離職は、米国が宇宙で果たす将来の役割を妨げる可能性がある」と強調。さらに「退職の波はまだまだ続くかもしれない」と指摘した。

金正恩氏「中国の功績忘れず」 朝鮮戦争休戦72年で

金正恩氏「中国の功績忘れず」 朝鮮戦争休戦72年で

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は26日、朝鮮戦争(1950~53年)の休戦協定締結から27日で72年となるのを前に、中国人民義勇軍の参戦をたたえる友誼塔を訪れて「戦闘での功績は永遠に忘れない」と述べた。北朝鮮メディアが27日報じた。

塔は平壌市内にあり、崔善姫外相らが同行した。昨年の訪問時には言及があった中朝の「血盟」や友好関係には触れなかった。北朝鮮は休戦協定が締結された27日を米軍の侵攻を退けた戦勝記念日と位置付けている。