埼玉で38.1度 猛暑日120地点…気象庁
東・西日本は1日も高気圧に覆われて晴れた所が多く、日中の気温が大幅に上がった。気象庁によると、埼玉県鳩山町で38.1度、愛知県豊田市と高松市で37.6度を観測。35度以上の猛暑日になった所は全国914地点中の120地点で、今年の最多記録を更新した。
関東甲信では午後に大気の状態が不安定となり、1時間雨量が100~120ミリの記録的短時間大雨情報が各地で発表された。
富士山で山開き 入山料2000→4000円、入山規制も オーバーツーリズム悩む自治体
富士山で山開き 入山料2000→4000円、入山規制も オーバーツーリズム悩む自治体
富士山(3776メートル)の山梨県側の登山道「吉田ルート」が1日、山開きした。静岡県側の3登山道(須走、御殿場、富士宮の3ルート)は10日に山開きを迎える予定。訪日客の増加を背景に山頂付近の深刻な混雑やマナー違反が問題となる中、今シーズンからは全ルートを対象に1人1回の登山につき4千円の負担を求めるとともに、午後2時~翌午前3時の入山を規制。山梨、静岡両県で足並みがそろう。
「コメを買おうとしない」 トランプ氏、日本に不満
トランプ米大統領は30日、日本は「われわれのコメを買おうとしない」とSNSで不満を示した。トランプ氏はコメの高関税を非難し、日本に輸入拡大を求めてきた。自動車貿易に続き、日本に対する市場開放の圧力を強めている。
トランプ氏は「大規模なコメ不足が生じているにもかかわらず」輸入しないと指摘。価格高騰とコメ不足が続く中でも日本が米国産のコメを受け入れないことをやゆした。
欧州で記録的熱波 各地で警報、山火事も発生
南欧や英国は6月30日、熱波に見舞われ、各地で異常高温警報が相次ぎ出された。高温による山火事も発生。今週も酷暑が続く見通しで、当局が警戒を呼び掛けている。
フランスではパリと15県で7月1日の最高気温が41度に達すると予想され、気象庁が警報を発令。専門家は今後も頻繁に熱波が襲来すると予想しており、観光地付近では救急隊が待機を余儀なくされている。スペイン気象庁によれば、同国南部では28日、気温が46度まで上昇し、6月の最高記録を更新した。
トルコでは西部イズミル県を中心に相次いだ山火事が折からの強風で燃え広がり、5万人以上が避難した。イタリアでも29日に火災が発生し、消火作業が続いている。