2025年6月20日 今日の出来事

与野党、参院選へ 来月3日公示、20日投開票…通常国会、22日閉幕

与野党、参院選へ 来月3日公示、20日投開票―通常国会、22日閉幕

第217通常国会は22日、閉幕する。与野党は「7月3日公示、20日投開票」の日程で行われる見通しの参院選へ臨戦態勢に入る。昨年の衆院選に敗れた石破茂首相(自民党総裁)は政権維持が懸かる。野党は衆院に続き、参院でも与党の過半数割れを目指す。

消費税減税や現金給付など物価高対策が最大の争点。「政治とカネ」の問題や選択的夫婦別姓制度も含め、与野党の激しい論戦が交わされそうだ。

自衛隊機、21日にも出発 ジブチへ、邦人退避に備え

自衛隊機、21日にも出発 ジブチへ、邦人退避に備え

防衛省の安居院公仁報道官は20日の記者会見で、イスラエルとイランからの邦人退避に備えてジブチに派遣する航空自衛隊のC2輸送機2機について、早ければ21日午後に美保基地(鳥取県)を出発する予定だと明らかにした。隊員約120人とともに自衛隊の活動拠点があるジブチに向かい、待機する。

外務省は20日、イスラエル、イラン両国に滞在する邦人ら87人をバスで隣国に退避させたと明らかにした。同省によると、イスラエルに約1000人、イランに約220人の邦人が残っている。

サイバー統括室、7月1日発足 NISC改組、能動防御の司令塔

サイバー統括室、7月1日発足 NISC改組、能動防御の司令塔

平将明サイバー安全保障担当相は20日の記者会見で、「能動的サイバー防御」の司令塔機能を担う「国家サイバー統括室」を7月1日に発足させると発表した。「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」を改組する。統括室のトップには次官級の内閣サイバー官を新設する。

政府は7月1日付で、「サイバーセキュリティ戦略本部」のトップを官房長官から首相に格上げし、構成員を関係閣僚から全閣僚に見直す。

京都賞に甘利俊一帝京大特任教授ら 人工知能の理論構築に貢献…稲盛財団

京都賞に甘利俊一帝京大特任教授ら 人工知能の理論構築に貢献―稲盛財団

稲盛財団(金沢しのぶ理事長)は20日、科学や文明の発展に貢献した人に贈る第40回京都賞の受賞者を、人工知能(AI)の理論的基盤構築への先駆的貢献と情報幾何学を確立した帝京大の甘利俊一特任教授(89)ら3氏に決めたと発表した。

先端技術部門の甘利氏は、機械学習における基礎的な枠組みを確立したほか、情報幾何学と名付けた新たな学問分野を確立した。

国分太一さんが無期限の活動休止を発表 コンプライアンス違反で

国分太一さんが無期限の活動休止を発表 コンプライアンス違反で

「TOKIO」は20日、国分さんのコンプライアンス違反が判明したとして、公式ホームページで「(国分さんの)猛省を促すべく、無期限で全ての活動を休止する」と発表した。国分さんも「多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫(わ)び申し上げます」とコメントを出した。活動休止は20日付。

国分さんは「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です」とし、「期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。改めて、ご迷惑おかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。