2025年6月15日 今日の出来事

イランとイスラエル、「交戦状態」に 石油施設標的で世界経済に影響も

イランとイスラエル、「交戦状態」に 石油施設標的で世界経済に影響も

イラン当局は14日、南部ブシェール州にある世界最大のガス田がイスラエル軍の攻撃を受けたと明らかにした。イランメディアが報じた。イランによるミサイル攻撃で死傷者が出たことを受け、イスラエルが攻撃対象を軍事施設からエネルギー関連施設に広げた形だ。

これに対し、イランも14日夜、新たに石油関連施設を狙ったとみられるミサイル攻撃を実施した。事実上の交戦状態が続く中、こうした施設で被害が拡大すれば、世界経済にも影響する恐れがある。

自民の現金給付「反対」54% コメ増産賛成88%、共同調査

自民の現金給付「反対」54% コメ増産賛成88%、共同調査

共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査で、物価高対策として、自民党が参院選公約に盛り込む意向の現金給付に関し、賛成41.2%、反対54.9%だった。コメ生産を減らす政策から増産へと転換する政府方針について、賛成は88.5%に達し、反対7.6%を大きく上回った。石破内閣の支持率は37.0%、不支持率は48.4%だった。5月24、25両日の前回調査では支持率31.7%、不支持率52.6%だった。

野党による内閣不信任決議案提出を巡り「提出するべきではない」とする否定的な回答は51.6%だった。「提出するべきだ」は38.7%だった。

コメ価格高騰への政府対応に関し、56.9%が「不十分だ」と答えた。「十分だ」との回答は36.6%だった。

東・西日本で猛暑日予想 熱中症防止を…気象庁

東・西日本で猛暑日予想 熱中症防止を―気象庁

気象庁は15日、東日本では17日から19日にかけて、西日本では20日にかけて最高気温35度以上の猛暑日になる所があるとして、健康管理に注意し、熱中症を防ぐよう呼び掛けた。

週間天気予報によると、主要都市では東京都心(千代田区)が17日、名古屋が17~19日、大阪が19日に猛暑日になると予想される。東京都心で最も早い猛暑日の記録は2022年の6月25日で、更新する可能性がある。

ふるさと納税「悪いことばかりでない」と国は言うが…1都3県の78%が赤字 100億円オーバーの自治体も

ふるさと納税「悪いことばかりでない」と国は言うが…1都3県の78%が赤字 100億円オーバーの自治体も

2023年度に「ふるさと納税制度」で、各地方自治体が集めた寄付額から、返礼品の費用と、ほかの自治体に流れた住民税を差し引いた実質収支を東京新聞が調べたところ、1都3県(東京、千葉、埼玉、神奈川)の212市区町村のうち、78%に当たる165が赤字となっていた。東京に限ると95%に達しており、マイナスが大きい上位20自治体のうち、15がランクインした。

総務省が公表するふるさと納税関連のデータを基に東京新聞が集計した。自治体ごとに、寄付の受け入れ額から、返礼品の調達や配送、事務などにかかる費用に加え、住民がほかの市区町村にふるさと納税をしたことで失われた税額を差し引いた。その結果、東京が59、千葉31、埼玉52、神奈川は23の自治体が赤字だった。

空海の誕生日祝いパレード 高野山、青葉まつり

空海の誕生日祝いパレード 高野山、青葉まつり

和歌山県高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺で15日、宗祖・弘法大師空海の誕生日を祝う「青葉まつり」が行われた。メインイベントの「花御堂渡御」は正午に奥の院の参道入り口を出発。梅雨の晴れ間を縫い、約900人が約1キロ離れた金剛峯寺前広場までパレードし、県警音楽隊が演奏でにぎわいを添えた。

行列の中心は「稚児大師」と尊称される幼少期の空海の坐像を安置した「花御堂」の山車。別の山車には男児が演じる稚児大師と「青葉娘」4人が乗り込み、ハスの花びらをあしらった縁起物の紙絵札を、鈴なりになった見物客に振りまいた。