韓国の文在寅元大統領を在宅起訴 LCCから2000万円収賄か
韓国の文在寅元大統領を在宅起訴 LCCから2000万円収賄か
韓国の検察当局は24日、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領(72)の娘夫婦に関連した不正疑惑を巡り、文氏を収賄罪で在宅起訴した。韓国メディアが伝えた。2月に検察が文氏に出頭を要請したが、文氏は応じていなかった。
文氏は2017~22年に大統領を務めた。韓国メディアによると、文政権時代の18年、当時の与党「共に民主党」の李相稷(イ・サンシク)元国会議員が実質的に所有する格安航空会社(LCC)に、文氏の娘ダヘ氏の元夫が役員待遇で採用された。元夫は航空業界の実務経験が無かった。李氏は、政府系公団の理事長に起用された。
トランプ氏高関税、6割が不支持 経済政策の信頼急落…米世論調査
トランプ氏高関税、6割が不支持 経済政策の信頼急落―米世論調査
米調査機関ピュー・リサーチ・センターが23日公表した世論調査によると、トランプ大統領の高関税政策に関し、59%が「支持しない」と答え、「支持する」の39%を上回った。トランプ氏の経済政策を「大いに」または「ある程度」信頼するとした回答の合計は昨年11月調査の59%から45%に急落し、政権発足3カ月余りで厳しい評価が突き付けられた。
中国、ケニアと関係「格上げ」 首脳会談、アフリカに秋波
中国の習近平国家主席は24日、ケニアのルト大統領と北京の人民大会堂で会談し、両国関係の「格上げ」を宣言した。中国企業によるケニアへの投資拡大や経済協力の強化を表明。関税を巡って争うトランプ米政権を念頭に、グローバルサウス(新興・途上国)の結束を訴え、アフリカに秋波を送った。
トランプ米政権との通商摩擦が激しさを増す中、習政権は各国への接近を強め、「対米共闘」を促している。習氏は今月、東南アジア3カ国を歴訪。23日には、共産党序列4位の王滬寧・全国政治協商会議主席が訪中した公明党の斉藤鉄夫代表に会い、「自由貿易の重要性」を確認した。