- 石破内閣の支持率、発足以降最低31%…読売世論調査
- 北海道で大雪や暴風 気象庁
- 九州北部で大雪の恐れ 19日にかけて交通障害や積雪に注意
- コメ高騰、備蓄米放出は「不足分補うだけで値下がり期待できず」…生産量不足の見方も
- 賃金、昨年3.8%増 33年ぶり伸び、企業規模で格差…厚労省
- 長射程ミサイル、九州への先行配備を検討 「台湾有事」懸念 政府
- 歌手、俳優のいしだあゆみさん死去、76歳 「ブルー・ライト・ヨコハマ」
- 富士山入山料4000円に 規制時間も統一…任意の協力金は廃止・静岡、山梨
- 米ロ首脳、18日に対話 ウクライナ停戦協議へ
- ウクライナ製の新型ミサイル発射成功、射程1000キロでモスクワが攻撃圏内に…精密攻撃が可能
- 25年世界成長、3.1%に下げ 貿易戦争で減速へ…OECD予測
- 欧州EV市場が踊り場 販売失速、戦略見直し…自動車各社
石破内閣の支持率、発足以降最低31%…読売世論調査
読売新聞社が14~16日に実施した全国世論調査で、石破内閣の支持率は、昨年10月の内閣発足以降最低の31%となり、前回調査(2月14~16日)の39%から8ポイント下落した。不支持率は58%で、前回の43%より15ポイント上昇した。
政党支持率は自民党が26%(前回26%)、国民民主党が12%(同8%)、立憲民主党が6%(同8%)、日本維新の会が3%(同3%)、れいわ新選組が3%(同4%)、公明党が2%(同3%)、共産党が1%(同2%)、日本保守党が1%(同0%)などの順。無党派層は40%(同39%)だった。

北海道で大雪や暴風 気象庁
北海道では17日、発達中の低気圧が三陸沖を北東へ進んだ影響で大雪が降り、沿岸部などで風が吹き荒れた。低気圧は同日夜には千島近海へ進む見通し。雪の峠は越えたが、気象庁は引き続き大雪による交通への影響や高波に警戒するよう呼び掛けた。
午前9時40分ごろにえりも町・襟裳岬で最大瞬間風速40.8メートル、午後0時20分すぎに根室市で同32.9メートルを観測した。午後4時までの24時間降雪量は、中標津町で46センチ、広尾町で43センチ、えりも町で42センチ、白糠町で38センチだった。
九州北部で大雪の恐れ 19日にかけて交通障害や積雪に注意
九州北部地方では、18日から19日午前中にかけて強い寒気が流れ込み、山地を中心に大雪となる恐れがある。福岡管区気象台は積雪や路面凍結による交通障害、暴風などへの警戒を呼びかけている。
同気象台によると、19日にかけて低気圧が発達しながら日本海西部に進み、九州の上空約5500メートルに氷点下30度以下の寒気が流れ込む見通し。大気の状態が非常に不安定となり、雪雲が発達しやすくなるという。
コメ高騰、備蓄米放出は「不足分補うだけで値下がり期待できず」…生産量不足の見方も
コメ高騰、備蓄米放出は「不足分補うだけで値下がり期待できず」…生産量不足の見方も
コメの価格高騰が山形県内でも続いている。業者間取引価格の上昇で、スーパーの販売価格が1年前より8割値上がりした銘柄もある。放出が決まった政府備蓄米は今月下旬にも店頭に並ぶとみられるが、価格抑制の効果は一時的との見方もあり、先行きは不透明だ。
賃金、昨年3.8%増 33年ぶり伸び、企業規模で格差…厚労省
賃金、昨年3.8%増 33年ぶり伸び、企業規模で格差―厚労省
厚生労働省が17日発表した2024年の賃金構造基本統計調査によると、フルタイムで働く人の賃金(月額)は平均で33万400円と、前年比3.8%増加した。春闘を受けた賃上げ機運の高まりで伸び率は1991年以来、33年ぶりの高さを記録した。ただ、大企業に比べて小規模事業者は伸びが限定的で、今春闘は格差是正を実現できるかが焦点となる。
企業規模別に見ると、従業員数が1000人以上の大企業は5.3%増だった。人手不足を背景に正社員の雇用を拡大させたことが賃金の押し上げにつながった。一方、100~999人の中企業が3.8%増、10~99人の小企業は1.8%増にとどまった。
長射程ミサイル、九州への先行配備を検討 「台湾有事」懸念 政府
長射程ミサイル、九州への先行配備を検討 「台湾有事」懸念 政府
政府は、他国領域のミサイル基地などを破壊する反撃能力(敵基地攻撃能力)に活用する長射程ミサイルを巡り、地上発射型の先行配備先を九州とする方向で検討に入った。2025年度末の配備開始を想定している。中国が台湾に武力侵攻する事態への懸念が高まる中、南西地域の防衛体制強化を優先する必要があると判断した。具体的な配備先は地元の理解が得られるかどうかも含め、慎重に調整する。複数の政府関係者が15日、明らかにした。
長射程ミサイルの配備先は敵の攻撃対象となる不安から、地元住民の反発も予想される。政府は地元向けの説明会を開催し、理解を求める方針だ。
歌手、俳優のいしだあゆみさん死去、76歳 「ブルー・ライト・ヨコハマ」
歌手、俳優のいしだあゆみさん死去、76歳 「ブルー・ライト・ヨコハマ」
ヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」で知られる歌手で俳優のいしだあゆみ(本名石田良子=いしだ・よしこ)さんが11日午前4時48分、甲状腺機能低下症のため東京都内の病院で死去した。76歳だった。長崎県佐世保市で生まれ、大阪府池田市で育った。
作曲家の故いずみたくさんに師事し、1964年に本格的に歌手デビュー。68年に出した「ブルー・ライト・ヨコハマ」がミリオンセラーとなり、NHK紅白歌合戦には通算10回出場した。
富士山入山料4000円に 規制時間も統一…任意の協力金は廃止・静岡、山梨
富士山入山料4000円に 規制時間も統一―任意の協力金は廃止・静岡、山梨
富士山の混雑緩和や危険な登山を防止するため、今年の夏山シーズンから1人4000円の入山料(通行料)を徴収することが決まった。
両県とも登山口(計4ルート)5合目にゲートを設置。午後2時~翌日午前3時は閉鎖して、夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」を防止する。山梨側はゲートの閉鎖時間を2時間繰り上げる一方、1日の入山者数(山小屋宿泊者を除く)は昨年と同じ4000人までとした。静岡側に人数制限はない。
米ロ首脳、18日に対話 ウクライナ停戦協議へ
トランプ米大統領は16日、南部フロリダ州からワシントンに戻る機内で記者団に対し、ロシアのプーチン大統領と18日に対話すると明らかにした。米側が提案している30日間のウクライナとの一時停戦について議論し、プーチン氏に受諾するよう求める見通し。
トランプ氏は「戦争を終わらせることができるかどうか確認したい。非常に良いチャンスだと思う」と強調した。プーチン氏と「領土や発電所に関し話し合う」とも述べ、ロシアの占領地の扱いに加え、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発の管理を巡って協議する方針を示した。
ウクライナ製の新型ミサイル発射成功、射程1000キロでモスクワが攻撃圏内に…精密攻撃が可能
ウクライナ製の新型ミサイル発射成功、射程1000キロでモスクワが攻撃圏内に…精密攻撃が可能
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は15日、ウクライナ製の新型の長射程ミサイル「ロング・ネプチューン」の実戦での発射に成功したとSNSで発表した。射程は1000キロ・メートルとされ、ロシアの首都モスクワが攻撃圏内に入ることになる。
使用された日時や攻撃の内容は明らかにしなかった。ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は、露南部クラスノダール地方で14日、製油所で大規模火災が起きた攻撃に使われた可能性を指摘している。ウクライナメディア「ミリタルヌイ」によると、新型ミサイルは対艦巡航ミサイルを地上用に改良。射程を約360キロ・メートルから2倍以上に伸ばした。衛星の位置情報による精密攻撃が可能だという。
25年世界成長、3.1%に下げ 貿易戦争で減速へ…OECD予測
25年世界成長、3.1%に下げ 貿易戦争で減速へ―OECD予測
経済協力開発機構(OECD)は17日発表した最新の経済見通しで、2025年の世界全体の成長率を3.1%と、24年12月の前回予測から0.2ポイント引き下げた。トランプ米政権が仕掛ける貿易戦争が「世界成長に打撃を与える」と指摘。26年にかけて緩やかな成長の減速が続くと予想した。
米中間の関税引き上げ、米国による25%の鉄鋼、アルミニウム追加関税などが維持されることを前提に予測した。OECDは、大幅な政策の変化や先行き不透明感の強まりが「企業投資と貿易の足かせになる」と強調。貿易コストの上昇はインフレの高止まりを招き、「金融市場に混乱を生じさせる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
欧州EV市場が踊り場 販売失速、戦略見直し…自動車各社
欧州の電気自動車(EV)市場が踊り場に入っている。自動車各社は環境対策のため普及に力を入れたものの、販売が失速。エンジン車に注力する方針に転換するメーカーもあるなど、EV戦略を再考する動きが出ている。
各社は、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないEVのラインアップを増やしてきた。欧州連合(EU)も2035年に内燃機関車の新車販売の原則禁止を決め、EVシフトを促してきた。ところが、中国製の安価なEVとの競争激化や充電インフラ不足といった課題に直面。