トランプ氏演説76%支持 視聴者大半は共和党支持者
米CBSテレビは5日、共和党のトランプ大統領による4日の施政方針演説について、視聴者の76%が支持し、23%が支持しなかったとの世論調査を公表した。視聴者の51%は共和党支持者で、無党派が27%、民主党支持者は20%にとどまった。
感想では74%が「大統領にふさわしい」「面白い」と回答。71%が「感動的」、62%が「団結を促した」と評価する一方、46%は「分断をもたらした」と答えた。
アメリカとウクライナが会談へ ゼレンスキー氏「来週にも成果」期待
アメリカとウクライナが会談へ ゼレンスキー氏「来週にも成果」期待
ウクライナのゼレンスキー大統領は5日のビデオ演説で、ウクライナと米国が「近く行われる会談に向け動き始めた」と明かした。イエルマーク大統領府長官と米国のウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が電話で協議したという。
ゼレンスキー氏は「前向きな勢いが見られる」と述べ、米国との関係改善への期待をにじませた。「来週にも最初の成果を見られることを期待する」との展望も語った。
NY円上昇、148円台後半 トランプ関税見極め
5日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、トランプ米政権の高関税政策がもたらす景気への影響に注目が集まる中、1ドル=148円台後半に上昇した。午後5時現在は148円84~94銭と、前日同時刻比90銭の円高・ドル安。
トランプ政権はこの日、前日発動したカナダとメキシコに対する25%の関税について、自動車への適用を1カ月免除すると発表した。貿易戦争が激化するとの警戒感は幾分和らいだものの、先行きの不透明感は拭えず、相場の反応は限定的だった。
対ユーロは1ユーロ=160円63~73銭と、1円73銭の大幅な円安・ユーロ高。
マクロン大統領「仏の核で欧州防衛」議論 独前向き、ロシアけん制
マクロン大統領「仏の核で欧州防衛」議論 独前向き、ロシアけん制
フランスのマクロン大統領は5日、国民向けにテレビ演説し、自国の核抑止力で欧州の同盟国を防衛する議論を始めると述べた。欧州では、ウクライナ和平を強引に進めるトランプ米政権への不信感を背景に、ロシアの脅威に対する懸念が急速に拡大。核保有国の英仏が果たす役割にドイツなどが期待を示している。
マクロン氏は、フランスが核保有国となって以来「欧州の平和と安全を維持してきた」と主張。核のボタンを押す決定権は「仏大統領が握り続ける」とくぎを刺しつつも、次期独首相の座が確実視されるメルツ・キリスト教民主同盟(CDU)党首が「核安全保障の適用に関し、英仏両国と協議が必要だ」と表明したことを歓迎した。
ただ、英仏が核の傘を広げるには課題が山積しており、実現には長時間を要する見込み。
戦闘機が民家に爆弾誤投下 訓練中に8発、15人重軽傷…韓国
韓国空軍は6日、北朝鮮との南北軍事境界線に近い京畿道抱川市で、訓練中のKF16戦闘機2機が誤って民家がある地域に爆弾8発を投下したと発表した。消防によれば、現場は地方の農村で、住宅5棟や教会、車などが破損。2人が重傷、13人が軽傷を負った。
空軍によると、午前10時(日本時間同)すぎ、米韓両軍が陸上と空中で「合同火力実射撃訓練」を行っていたところ、韓国空軍の戦闘機が投下したMK82爆弾8発が射撃場の外に落ちた。空軍は「民間に被害が出て申し訳なく思う」と謝罪。「被害補償など必要なあらゆる措置を取る」と表明した。不発弾はなかった。
国民負担率46.2%に上昇 定額減税の反動…来年度見通し
財務省は、国民所得に占める税金と社会保険料の負担割合を示す「国民負担率」が2025年度に46.2%と、前年度比0.4ポイント上昇するとの見通しを6日までに示した。賃上げや企業収益の増加が見込まれるものの、24年度に実施された定額減税がなくなる影響が上回る。
長期金利、16年ぶり1.5%台 日銀の利上げ継続観測で
長期金利の上昇基調が鮮明となっている。6日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債(第377回債)の流通利回りが1.515%に上昇(債券価格は下落)し、2009年6月以来約15年9カ月ぶりに1.5%台に乗せた。財政悪化懸念が強まったドイツで長期金利が急騰したことに加え、日銀の利上げ継続観測も根強く、国債を売る動きに拍車が掛かっている。
ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ
ニセコで横行する「海賊スキースクール」…中国系インストラクターやりたい放題で認定校とはイタチごっこ
インバウンドバブルの象徴、北海道・ニセコアンヌプリのスキー場で中華系の外国人らが許可なく格安で訪日外国人相手にレッスンを行い、金儲けをしている。その神出鬼没さから、地元では「海賊スキースクール」と呼ばれている。
東大寺お水取り 練行衆が本尊の周囲を駆ける儀式「走り」で熱気
東大寺お水取り 練行衆が本尊の周囲を駆ける儀式「走り」で熱気
東大寺二月堂(奈良市)の修二会(しゅにえ)(お水取り)で6日未明、堂に籠もる練行衆(れんぎょうしゅう)が本尊・十一面観音像の周囲を駆け回る独特の儀式「走り」の行法があった。練行衆が歌うようにお経を唱えながら次々と差懸(さしかけ)(木製の履物)を脱いで走り始めると、真っ暗な堂内は異様な熱気に包まれた。
旧文通費使途「幅広く容認」 与野党、有識者から聴取
衆院の与野党各会派は6日、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)改革に関する協議会を国会内で開き、有識者から意見を聴取した。旧文通費の使途について「選挙費用など認められないものを除き、議員活動に関わるものは幅広く認める」との考えが示された。座長を務める村井英樹衆院議員(自民党)が記者団に明らかにした。