2024年12月30日 今日の出来事

カーター元米大統領死去、100歳 平和貢献でノーベル賞…ピーナツ農園主から政界に

カーター元米大統領死去、100歳 平和貢献でノーベル賞―ピーナツ農園主から政界に

ピーナツ農園主から政界に転身して大統領の座に上り詰め、退任後の平和・人権擁護活動でノーベル平和賞を受賞したジミー・カーター元米大統領が29日、南部ジョージア州の自宅で死去した。100歳で、歴代最高齢の大統領経験者だった。非営利団体「カーター・センター」が明らかにした。

1924年10月1日、ジョージア州で生まれた。海軍士官学校などを経て海軍に入り、大尉にまで昇進したが、53年に父親が他界したのを受け、家業のピーナツ農園経営を引き継いだ。

62年のジョージア州上院選に当選して地方政界入りし、71年同州知事に就任。76年11月の大統領選に民主党から立候補し、共和党現職のフォード大統領を破って77年1月に第39代大統領に就任した。

東証大納会、終値は3万9894円54銭 最高値、35年ぶり更新

東証大納会、終値は3万9894円54銭 最高値、35年ぶり更新

年末最後の取引となる大納会を迎えた30日、東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、終値は前営業日比386円62銭安の3万9894円54銭だった。前年末と比べると、6430円値上がりした。2年連続で前年を上回り、年末の株価としては、バブル期の1989年に付けた3万8915円を超え、35年ぶりに史上最高値を更新した。

円安のもとで企業業績は堅調さを維持し、日本経済がデフレから脱却できるとの期待の高まりが、今年の相場を押し上げた。

年末年始の新習慣? 「さい銭もキャッシュレスで」神社仏閣が急増中

年末年始の新習慣? 「さい銭もキャッシュレスで」神社仏閣が急増中836文字

年末年始を迎え、初詣や合格祈願で神社仏閣を参拝する機会が増えるが、さい銭にキャッシュレスサービスを導入するケースが急増中だ。さい銭は神や仏に対し感謝の気持ちを伝える行為。御利益が薄れるのではとの心配もあるが、神社仏閣側は「現金でもデジタルでも、気持ちを込めることが大切です」と説明している。

さい銭の起源は諸説あるが、中世以降の貨幣経済の進展に伴い、コメの代わりに金銭を供えるようになったのがはじまりとされる。増上寺の武智公英・参拝部長は「(デジタルさい銭は)思い立ったらすぐにできる利便性がある。さい銭は季節に関わらない供養の形であり、欲を捨てる修行の側面もある。その気持ちは現金でなくても変わらない」と話している。

24年は「最も暑い年」 気温上昇続く見通し…世界気象機関

24年は「最も暑い年」 気温上昇続く見通し―世界気象機関

世界気象機関(WMO)は30日、2024年は観測史上最も気温が高い年になると発表した。温室効果ガスの濃度が高まっており、「この先さらに熱が閉じ込められる」と指摘。25年以降も気温が上昇しやすい状態にあると説明した。