中村逸郎教授「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言 国内は崩壊!?「復興に失敗すれば分裂も」

戦勝記念日の式典でのロシアの兵士 国際

中村逸郎教授「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言 国内は崩壊!?「復興に失敗すれば分裂も」

中村逸郎教授「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言  国内は崩壊!?「復興に失敗すれば分裂も」(スポニチ 2022年5月28日 11:26)

ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が28日放送のABCテレビ「教えて! ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について語った。

中村教授は24日のクアッド首脳会合でロシアを名指しで批判しなかったことを取り上げて、「ロシアの危険度が高ければ、(親ロシアの)インドに徹底的に協力を要請したはず。それはしなかったのは、バイデン大統領にはロシアの終わりが見えているから」と指摘した。

また、ロシア軍が地上勢力の3分の1を失い、高額報酬で兵士を集めているように兵士不足が深刻なことを紹介し、「ロシアのウクライナ侵攻は限界」と断言。ウクライナに派遣されているロシア兵について、「金もうけに走り、ウクライナ人を拉致して、家族に身代金を要求している」と明かし、士気が低下していることを告げた。

さらに、戦争終結後について、「その先に見えるのはロシアの崩壊」とキッパリ。国際社会から孤立、国内で政府批判が増大、財政がガタガタなどの問題点を挙げて、「復興は全盛期のプーチン大統領でも困難。後継者のコバリョフ氏が復興に失敗すれば分裂もある」と予想した。

中村逸郎教授 ロシア兵の若年化が加速!? 「17~18歳の若者がウクライナに派遣される」と指摘

中村逸郎教授 ロシア兵の若年化が加速!? 「17~18歳の若者がウクライナに派遣される」と指摘(スポニチ 5/27(金) 18:59配信)

ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が20日、MBSの情報生番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。ロシアのウクライナ侵攻について、ロシアの若者が戦場に送られる可能性があると語った。

中村教授はロシアの愛国心を育成する目的で16年6月にロシア国防省が設立した愛国青少年集団「ユナルミヤ」に触れ、「17~18歳の若者がウクライナに派遣されるとの情報がある」と口に。「今、ロシア人兵士は最低でも2~3万人、戦っている人の2割、3割が犠牲者になっているわけです。だから兵士不足になっていて、それを若い人たちで補おうとしている」と説明した。

さらには、この動きに対するロシア国内の反応にも言及。「『兵士の母の会』がありますよね。こういうことをやると、余計に反戦機運が高まっていくんです」と述べて、プーチン大統領にとって苦しい状況が続いていると解説した。