2025年7月13日 今日の出来事

生活保護は「受給権がない外国人ばかり」 参政党候補の発言は不正確

生活保護は「受給権がない外国人ばかり」 参政党候補の発言は不正確

「日本人ファースト」を掲げる参政党の候補者は参院選の街頭演説で「外国人は生活保護を受給する権利がない」と指摘した。その上で日本人は受給申請しても「門前払い」だとして「外国人ばっかりというのはおかしい」と不公平を訴えた。だが、発言には正確な部分と、間違っている部分が交ざっており、全体として正確性を欠いている。

演説したのは神奈川選挙区に立候補している初鹿野(はじかの)裕樹氏。

台風5号、14日に関東接近へ 北日本も、暴風や高波に警戒を

台風5号、14日に関東接近へ 北日本も、暴風や高波に警戒を

気象庁によると、台風5号は13日午後6時現在、父島の北北東約220キロを時速約35キロで北へ進んだ。発達しながら速度を上げて日本列島の太平洋側に向かって北上し、14日は関東、同日から15日にかけて東北や北海道に接近する見込み。上陸の恐れもある。気象庁は暴風や高波、大雨による土砂災害に警戒するよう求めた。

14日午後6時までの24時間降水量の予想は多い所で、小笠原諸島120ミリ、東北、関東甲信100ミリ。その後の24時間では関東甲信150ミリ、北海道120ミリ、東北80ミリ。低い土地の浸水や、河川の増水にも警戒が必要だ。

東海から九州、激しい雨の恐れ 日本海の低気圧で…気象庁

東海から九州、激しい雨の恐れ 日本海の低気圧で―気象庁

気象庁は13日、日本海西部で発生する低気圧の影響で、東海から九州では15日にかけて激しい雨が降る所があると発表した。低気圧に向かって流れ込む暖かい空気や上空の寒気により、大気の状態が不安定となり、落雷や突風にも注意が必要という。

14日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、四国200ミリ、九州南部120ミリ、近畿100ミリ、東海と中国80ミリ。その後、15日午後6時までの同雨量は、東海200ミリ、近畿120ミリ。

空自機への異常接近を正当化 「日本側偵察がリスクの根源」…中国

空自機への異常接近を正当化 「日本側偵察がリスクの根源」―中国

東シナ海で航空自衛隊機に中国軍機が異常接近したことを巡り、中国国防省の報道官は13日、中国側の行動は「完全に正当で合理的だ」とする談話を公表した。談話では、空自機が中国の防空識別圏に繰り返し入ったため監視したと主張。日本側による「偵察が中日の海空のリスクの根源だ」と非難した。

防衛省によると今月9、10両日、東シナ海の公海上空で警戒監視中だった空自の情報収集機に対し、中国軍の戦闘爆撃機が異常接近した。最接近時の距離は約30メートルだった。

「対抗措置の準備加速を」 米30%関税に欧州首脳ら反発

「対抗措置の準備加速を」 米30%関税に欧州首脳ら反発

トランプ米大統領が12日、欧州連合(EU)に8月1日から30%の関税を課すと発表したことを受け、EU加盟国の首脳らからは反発の声が上がった。フランスのマクロン大統領はX(旧ツイッター)への投稿で「極めて強い遺憾の意」を表明。合意が成立しない場合に備え、「あらゆる手段を動員し、実効性のある対抗措置の準備を加速させるべきだ」と訴えた。

スペインのサンチェス首相もXで「経済の開放性と貿易は繁栄をもたらす。不当な関税はそれを破壊する」と警告。「EUは世界最大の貿易圏を構成しており、その力を生かして公正な合意を目指すべきだ」と呼び掛けた。

金剛山が世界遺産に登録 北朝鮮で3番目

金剛山が世界遺産に登録 北朝鮮で3番目

パリで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は13日、北朝鮮の景勝地である金剛山を世界遺産に登録することを決めた。北朝鮮の世界遺産としては3番目。同委は「朝鮮半島における仏教や巡礼、山岳信仰の長い歴史と独特の地形が絡み合った文化的景観だ」と評価した。

金剛山は、標高1600メートルを超える毘盧峰を中心に数々の峰が連なり、深い谷や滝がなす複雑な地形が特徴。古くから仏教の聖地とされ、北朝鮮は2021年、文化と自然両方の要素を兼ね備えた複合遺産として登録を申請。

両陛下、モンゴルから帰国

両陛下、モンゴルから帰国

モンゴルを訪問していた天皇、皇后両陛下は13日夕、首都ウランバートルのチンギスハン空港から政府専用機で羽田空港に到着、帰国された。

12日に訪れた「ホスタイ国立公園」では、今年生まれた「タヒ」(モウコノウマ)の子馬2頭に、天皇陛下が「友」、皇后さまが「愛」と名付けた。

両陛下はモンゴル訪問を終え、「初めて二人でモンゴルを訪れ、とても思い出深い訪問となりました。日本とモンゴルの友好親善と協力関係がより一層進展することを心から願っています」などとする感想を宮内庁を通じて発表した。